メサイア



前回は日本の年末の風物詩「第九」を取り上げましたので、今回はこちらで12月によく演奏される曲がテーマです。

ヘンデル作曲 メサイア

メサイアとは「メシア」(救世主)の英語読みです。
この曲は、イエス・キリストの生涯を描いたもので、

第1部:イエス・キリストの降誕の予言とその成就
第2部:受難と贖罪
第3部:復活と永遠の生命

の3部で出来ています。
作曲者ヘンデルは 1685年ドイツ生まれですが、1727年イギリスに帰化し、イギリスでの活動が圧倒的に長いため、この曲の歌詞(聖書が元になっています)も英語です。
(1685年にはJ.S.バッハとドメニコ・スカルラッティも生まれています。同じ年に偉大な作曲家が揃って生まれるなんて、まるで松坂世代や88年会みたいで面白いですね)

宗教曲で、演奏時間が約2時間半・・・こう書くと「とっつきにくい」と思われるかもしれませんが、それぞれの部はいくつかの短い曲から出来ていて、どの曲も大変親しみやすく、また曲によってソロ、デュオ、コーラスそれぞれの魅力を堪能出来ます。

「ハーレルヤ!」と言えば皆さんもよくご存知だと思います。
これはメサイア第2部、受難と贖罪の最後の曲です。



ハレルヤは、演奏会で聴衆も立ち上がって一緒に歌うことが多いです。
ロンドンでの初演の際に、当時の国王ジョージ2世が「ハレルヤ」の途中に起立したからだと言われていますが(最近では史実ではないとの説が有力)、思わず立ち上がる気持ちもよく理解出来る曲です。

私はハレルヤももちろん好きですが、一番好きなのは第1部の「For unto us a Child is born…(ひとりのみどりごがわれわれのために生れた…)」 です。



特に”Wonderful, Counsellor, the Mighty God, the Everylasting Father, the Prince of Peace.”のところ、いいと思いませんか?

この曲はたくさんの優れた演奏がありますが、私はピノック盤をお薦めします。

ヘンデル:メサイア Handel Messaiah
トレヴァー・ピノック指揮 Trevor Pinnock
イングリッシュ・コンサート English Concert
ASIN: B000065E7O
EAN: 4988005301765

ここまで一切野球の話が出ていませんが、さてここからが本題です。
この曲は「救世主」を描いた曲です。
では虎の救世主は一体誰なのでしょう?
藤浪君? それとも北條君?

いえいえ、ちょっと待って下さい。
ヘンデルのメサイアはHWV.56です。
(HWVとはドイツ語でHändel-Werke-Verzeichnis、つまりヘンデル作品主題目録番号のことです)

56番といえば松田遼馬!
来年は2年目、飛躍の年。
彼が虎の救世主となってくれそうな気がします。

皆さんの予想する「救世主」はどの選手ですか?

 


週刊虎バカクラブ
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