サンデー藤浪君大活躍ですね!
高卒ルーキー初の4月3勝だそうで、めでたいこっちゃ!
ヒーローインタヴューも落ち着いているし、「必死のパッチ」をすっかり自分のものにしているし、これからどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。
陽の当たる道を堂々と歩みだしたルーキーがいるかと思えば、防御率1位という好成績を残しながらもなかなか勝てないピッチャーもいます。
4試合で自責点2、防御率0.61やのに2敗してるってどういうことなん?
おいおい野手、しっかり打ったれよ~!
榎田君ごめんな~!
ほんまにもう、ため息しか出ぇへんわ!
というわけで今日は榎田君に捧げる曲、リストの3つの演奏会用練習曲より「ため息」(Un Sospiro)です。
これは1849年、リスト38歳の時に出版されました。
練習曲とはいっても技術の練習ではなく、表現力を高めるための練習曲で、演奏会で取り上げられることも多く、とりわけアンコールとしてよく演奏されます。
「ため息」は、華麗なアルペジオに甘く美しいメロディがのった名曲です。
私のお薦めはホルヘ・ボレット(Jorge Bolet)ASIN: B000V2RWL2
録音を聴くだけではわかりませんが、実はこの曲、メロディを左右の手で交互に弾くんです。
こちらの動画をご覧下さい↓
メロディが途切れないように、左右の手の響きに差が出ないように弾くのはとても難しいことです。
相手に打たせないで防御率を1点以下に抑えるのも難しいことです。
その難しいことを飄々とやってのける榎田君。
次は感嘆のため息をつけるよう野手の皆さん頑張って~~!
リストの3つの演奏会用練習曲は今日ご紹介した「ため息」の他に「悲しみ」(Il lamento)と「軽やかさ」(La leggierezza)があり、どの曲も本当に素敵なので是非全曲聴いてみて下さい。
ため息
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