福留300号&藤浪好投も惜敗

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どんなに強いチームだって3試合やれば1試合以上のペースで負けるのだから、いろんな負け試合がある。この負けも決してひきずるような負けではなかった。
でも、サバサバとしながらも、「勝ちたかったなあ」「悔しいなあ」という感情がジワジワと湧いてくる試合だった。

9回に飛び出した福留の同点ツーラン。ヤクルト先発のブキャナンは、強い球と動く球で阪神打線を完全に手玉に取っていた。疲れもあったのか、わずかにうわずった直球をものの見事にとらえて右中間スタンドへ。完封負け目前のあそこであと1本に迫っていた日米通算300号を打つ。さすが千両役者。
この記念すべき1本を、チームみんなの力を合わせて、なんとか勝利で祝福してあげたかった。

やってきたことは間違いじゃない――そう自分に言い聞かせ、健気と感じられるほど、つとめて明るく振る舞っている藤浪が、状態の力みをなくすことだけを考えていい結果を出した。
大丈夫、オレはできる。1球1球から藤浪が自分を鼓舞する声が聞こえてきた。
だからこそ、なんで勝たせてあげられないんだという思いが募った。もちろん試合に出ていた野手たちも、苦しむ藤浪を見ていて、なんとかしてあげたかったのだろう。みんないい守備で盛り立てていた。それは伝わった。
負けを消してあげられたけど、やっぱり勝ちたかった。勝たせたかった。

コメント

  1. こうさん  より:

    昨日の藤浪に細かいことは言えない。やっと「力みがとれた」オープン戦初登板(だったかな?)の時の藤浪。けど次の試合からスピードに拘る(か?)いつもの藤浪が顔を出し「力みがない藤浪はどこ行った⁉」状態。本当に昨日は勝たせたかった。…いや、勝ってほしかった。まだまだ神様は試練を与える。

    「また一緒にしやがって❗」と思われるだろうが大谷の大活躍が、逆に藤浪から力みを取ったように思えてならない。「あれは争えんわ」と思い目の前の試合だけに集中したのではないだろうか?「下での調整を望む」と思っていたが、上で光が見えたのがデカイ。

    鳥谷が最終打席。神様は、こちらにも試練を与える。上本の「俺を使え❗」というピッチャーライナー。キャッチされたことよりもベンチへの怒りに感じた。いい顔だったよ上本。今日スタメンじゃなかったら…頼むよ金本監督。

  2. 虎番地 より:

    勝ち負けは付かなかった。けどチームは負けた。
    1番悔しいのは藤浪本人でしょうが、こーいうマウンドで楽しむ、躍動する藤浪が見たかったです。
    勝ち負けは時の運もありますが、先ずは本人が楽しかった。そして勝てなくて悔しかったと純粋に思えてこそ復活への第一歩かなと思います。
    次回が非常に大事ですが、楽しむ事を忘れずに!

    福留はもうさすが!としか言いようがありません。

  3. 虎轍 より:

    昨日は現地でした。
    福留の同点ツーランが出た時には隣の席のオバサマは涙してました。
    勝ててたら良かったのにね…
    昨日の藤浪は四球を出した時に笑顔を見せてましたね。
    野球は楽しいモンやと感じてくれたんかな?いつもの四球を出した後の悲壮感は無かったですね。
    次回は勝たせてやりたいですね。
    試合が終わった後に甲子園の近所で飲んでましたが、そこに「晋太郎を嫌いにならんといてください。迷惑をかけておりますが、嫌いにならんといてください。」って声をかけてきた方が居ました。
    話を聞けば藤浪の親族やと言うてはりました。
    「誰も嫌ってませんよ。今日みたいな投球をすれば勝てますからね。あとは野球を好きで、楽しんで投げるように伝えといてくださいね。」と言うたら、「言うときます。ありがとうございます。」って返してくれはりました。
    藤浪の回りには心配してくれる親族、ファンがいっぱい居る事を感じて、これからも頑張って欲しいですね。
    今日は秋山がタイガースを勝たせてくれると信じよう!
    勝とうぜタイガース!

  4. トラ11 より:

    藤浪の好投は胸が一杯になりながら観てました。
    「野手には、打ってくれ~!」「藤浪を勝たせてやって~!」という思いで、つい力が入りました。
    チームが負けたのは残念でしたが、藤浪の好投は、これからの活躍を予感できるような素晴らしいものだったと思います。
    同じ大阪桐蔭の先輩福留、300号本塁打達成、おめでとうございます!

    ロサリオには右の大砲としてのホームランが欲しいですね。

    鳥谷は痩せて細くなっている。力のない様子にとても心配。
    ただ、調子が悪いのか、疲れているのか…少し休んで様子をみてはどうかなあと思っています。

    秋山、カード勝ち越しの為にも今日は頑張って欲しい。
    野手も老練な石川を攻略できる筈!

  5. 熊虎 より:

    藤浪ナイスピッチ! ホント、これを待ってました。

    新しいフォームはグラブを持つリードの腕を、これまでの右腕の出所を隠すための水平振りから、グラブを体の近くで下から回してキャッチャーミットの目標線上にピタッと止めて一気に体も腕も縦回転にのせるモノとなっていました。
    これによって腕が前で振れてコントロールがつけやすく、以前の悪癖である横振りの腕に抗しきれず指先から外側に抜けることによって生まれていたシュート回転が解消されていました。

    開幕から2試合もずっと下からグラブを回してくる新フォームで投げようとしてたけど、3割くらい、元の横ぶりのリードになって乱れていたし、全力投球しようとすればするほどまだ安定してないフォームが余計ぶれていました。頑張ってるなぁ、もうあと少しだ!と応援してました。
    前2回の登板と昨日が違ったのは、元々藤浪自身のチェックポイントは腕の縦ぶりを気にしていたようでイニング間などによくグラブを左小脇に顔の前で肘から先を振る仕草をしていました。それが昨日の藤浪はさかんに弓を引くようなポーズをして左手が伸び切ったところで伸ばした左手の先に狙いを定め同時に一気に左腕連動の縦回転を開始することを意識した仕草をしていました。
    本当に去年から見ていて苦しみも伝わるし努力や思考過程も見えた気がしていました。そしてそのなかでも全力投球ができない投手としての最悪の苦悩を昨日の投球でやっと振り払ってくれました。

    これまでの試合の結果なんていいんです!彼が全力投球できれば一人で20くらい貯金できますから。

  6. 西田辺 より:

    勝たせてあげたかった・・・・
    昨日も立ち上がりは暴れる球はないものの、勝負球が甘くなったり、
    とっ散らかったりで不安定な印象は拭えなかった。
    昨日のターニングポイントは2回。
    坂口のタイムリーの後、満塁になったブキャナンのピッチャーゴロ。
    あそこはヤクルトもブキャナンに打たせずに、山田に回してくると
    藤浪も相当厳しかったと思う。
    グラブに入った後もキョロキョロ周りを見て(グラブから弾いたと
    思ったのかな?)グラブにあるのを確認して、梅野に完璧なスローイング。
    梅野も一塁に矢のような送球で併殺完成。
    やれば出来るやん!
    多分頭の中真っ白で梅野へ送球したんでしょう。
    余計な事をあれこれ考えながら送球するから、あらぬ方向に投げてしまう。
    長年野球をやって来て、ちゃんと投げる動作を体が覚えてるんだから
    マイナス思考にならない方がいいんですよ。
    相手先発ブキャナンも良かったけど、打線も酷いですわな。
    名指しで悪いけど、1・2番が10回打席が回って来て鳥谷の四球1個しか
    出塁が無いのは、ハッキリ言って役割を全く果たしてません。

    昨日のピッチングで藤浪完全復活!なんて言うつもりもないけれど、今朝の
    各紙に乗っていた記事で気になる事が。
    今回悪ければ藤浪を2軍に落とすつもりと通告してたと言うもの。
    この首脳陣は、どうしてこう言う余計な重圧をかけるのが好きなんでしょうね。
    それが「厳しい野球」なんて勘違いしてませんか?
    いや、調整させるならさせるで事前にゴチャゴチャ言わずスパッと落とせばいい。
    登板を控えた先発投手に余計な事を言うな、試合に集中させてやれって事ですよ。
    恐らく監督の頭の中には「俺が広島時代、常にこう言う事を言われてた」って
    記憶があるんでしょうけど、だからお前らもそれに耐えろと言うのは指導者として
    一番やってはいけない事。
    チーム作りの方針としては支持できるんですが、こういった勘違いした厳しさは
    萎縮を生むだけで余り支持できません。

    今日は夕方から雨の予報。
    相手先発石川を早めに打ち崩して、不測の事態に備えよう。
    今日こそ勝ちたいんや!

  7. kazu3750 より:

    藤浪にはとってキッカケになる試合になりました。ここからですね。彼には堂々としたピッチングを期待します。

    「追いついたのに」との意見もあるでしょうが、昨日の試合は完封負けの内容です。福留の300号は余りにも素晴らしく、味方の一撃だったが、投手として抑える事の厳しさを目の当たりにしてドリスは慎重になり過ぎました。先日の中日戦で逆転した後のマテオの投球といい、ブルペンでの準備の甘さは金村コーチの管理能力の低さとも言えますが。

    とは言え、これまでの戦いは昨年までの内容とは明らかに違います。開幕シリーズでは菅野と田口を攻略し、相手のミスに助けられたとは言え広島にも勝ち越しました。心配していた糸原・高山の守備ですが、糸原には成長の後が見られますし、高山には守備への意欲を感じます。これだけ打線が低調の中、五割の戦いはこれからのシーズンへの期待が高まります。あとは打撃が上向くのを、今少し待ちたいと思っています。

  8. なかっち より:

    昨日は現地観戦してました。正直藤浪があそこまで好投してくれるとは思いませんでした。次回の登板がもっとも重要になると思いますが、ひとまずホッとしました。藤浪が帰って来れば大きな戦力アップですから。

    打線は相変わらずですね。機能してるのは福留と糸原のみ。全員が不調と言っても過言ではありません。今日はロサリオの爆発に期待したいと思います。

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