小野好投で貧打戦制す

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技巧派投手となった松坂を打ちあぐねた。おそらく「凡戦」という範疇に入る試合なのだろう。相手はビシエドがおらず、こちらも相変わらず迫力に欠ける打線。投手戦と言っていいものか、貧打戦と言うべきか。ま、後者だわな。どちらも四死球やエラーが絡んで、1点取るのがやっと。

だけれども、この日の小野が強力打線を相手にしたらボコボコにされたかというと、そうでもないんじゃないか。確かに制球がまとまらず、不安定な感じはするのだが、相手打者が高めのボール球に手を出すのは、ボールの伸びだとか、視覚的な印象とのギャップとか、何か理由があるはずだ。まとまっていないようで、意外といいコースに変化球を配してカウントを整えたりできていた。
小野の魅力は「鈍さ」。いちいちモノゴトに反応したり動揺したりしない。内心は知らないが、少なくとも心の動きに対して体が過剰反応をしない。だから、まとまらないのに安定している。なかなか稀少な投手だ。
攻撃との兼ね合いで6回までとなったが、あと1回くらいは楽にいけそうだった。

守りはよかったね。梅野のクイックスローで大島の盗塁を刺し(タッチが不細工だったけど)、俊介が後方ダイブ、ドリスがナイス牽制でピンチ脱出。
俊介のは難しかっただろうね。大島が遅い球に崩されながら拾うように打つと、超前身体制のセンター俊介の正面へ。前か後ろか一瞬判断が遅れて、あやうく頭を越されそうになったが、半身の形でバックして最後は斜め後ろへジャンプ。グラブのネットの先から白球がチラッと見えるくらいギリギリのキャッチで、倒れても球を離さなかった。危ねえ……でも、ナイスキャッチ!

今日は移動ゲーム、甲子園で読売戦。菅野と藤浪。本拠地で、伸び伸び、元気な試合をしてほしいな。

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6月23日(土)夜
「虎バカ秘密基地@大阪ミナミ」
ただいまゴソゴソ計画中!
今回は初の「持ち寄り形式」に?
予定を空けて続報を待て!
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コメント

  1. 虎ジジィ より:

    松坂が良かったのか?
    ウチの打線が悪いのか?
    素人の私にはよく分かりませんが、往年のスピードが全く無い松坂はコントロール重視にモデルチェンジし、結果的には これも往年なら軽く捌いていた投手ゴロを自分のエラーからの自滅で決勝点を頂いた感じでした。

    小野は安定感抜群で安心して見ていられましたが、打順の関係で7回から継投に入ってからはドキドキでした。
    何しろ、誰か一人が不調なら小野の好投が一瞬にして台無しになる訳ですから、首脳陣も「石橋を叩く」ような、ベストなチョイスをしていましたね。

    正直、9回ドリスが出てきて先頭打者に「全球スッポ抜け」のストレート四球を出した時は「(不調な)誰か一人がここ?!」と覚悟しましたが、直後 代走工藤のヤラかし(飛び出し)には本当に助かりました。
    あれが逆の立場なら、リモコンを投げるぐらいの大チョンボだったと思います。

    小野同等のヒーローは、超美技の俊介であり、試合後の金本監督もドヤ顔で「その為に出してますから」とコメントしたようですが、鳥谷の記録継投の為に高山を引っ込めていなかったら、センターを守備固めしていたかどうかは??です。

    もうひとつケチをつけるなら、7回ヘロヘロでストライクが入らなくなった松坂に、小野の代打に上本のとこ!
    あそこで選球眼のいい鳥谷を使わぬなら、もはや一軍に置いておく意味がないような気がします。
    これは結果論じゃなく「場面」「適所」を考慮すれば代打 上本のとこと鳥谷のとこは逆だったと思います。

    昨夜は勝たせて貰ったけど、失礼ながら「相手がドラゴンズだったから感」は否めません。
    toraoさんも仰るように「凡戦」。
    上位チームは自滅してくれないので、気を引き締めて欲しい!

  2. 西田辺 より:

    また「ベテランと新人に優しいタイガース」かと思ってたけど(笑)、よくぞ
    勝ってくれた!
    小野は、変化球の制球に苦しんでたけど何とかボールの強さで中日打線を
    抑え込んでくれた。
    ナゴドのマウンドが合わなかったのか、投げた後何度か一塁側へよろけるような
    仕草が見られた。
    おそらく松坂仕様で、全体的に硬いマウンドに仕上げたのかも知れない。
    その松坂も、後半足が攣ったような仕草が見られましたが。
    ビシエド、また市民権獲得でアメリカへ渡ったとか。
    まぁ、選手の都合も色々あるけれど、どうなんでしょうね。
    得点は、無死一・三塁での糸原の犠牲フライ。
    無死満塁からの福留の併殺の間のものの2点という「最低限」での得点。
    松坂の投球を見ると、もう少し獲れたんじゃないのか、と思ってしまう。
    要所要所を上手く締められた感も否めませんが。
    7回の二死満塁での上本への最後のスライダーは、夏の甲子園決勝で京都成章を
    ノーヒットノーランに仕留めたあのボールを彷彿とさせた。
    8回裏、大島の打球を好捕した俊介の守備はシビレた!
    真正面の低い打球だけに、前後の判断が非常に難しいものですが、ギリギリまで
    判断を遅らせ一直線に落下地点に走り込んでドンピシャの飛び込み。
    グローブの先端から白いボールが覗いていたけど、それだけギリギリのプレー
    だった証拠。
    小野を継いだ中継ぎ陣も所々危ない場面はあったけど、良い守りだったり自らの
    牽制で凌いでくれました。
    久々の「必死のパッチゲーム」。
    セリーグの混戦状態を見たら、形はどうあれ一つの勝ちに大きな意味が出てきます。

    今日から甲子園で読売3連戦。
    開幕同様、菅野-田口-野上の先発でしょう。
    どんな不細工な形でもいいから、とにかく勝つ事に集中して欲しい。
    藤浪、読売打線を上から見下ろせ!

  3. 虎轍 より:

    かなりの凡戦でしたが、俊介の守備では活躍したるって執念がタイガースを勝たせてくれた試合でしたね。
    今年はまだ無安打ですが、昨日の1プレーは代打逆転満塁ホームラン級の活躍やったと思いますね。
    崩れそうで崩れへん松坂の執念もあったかも知れませんが、見極めが肝心やのにボール球を振って松坂を助けてたら駄目ですね。
    上本の代打の場面も選球眼のええ鳥谷を使った方が良かったと思いますが、世論もあり上本を出したと思いますね。
    上本もあの打席で執念を見せてくれたら、世論をもっと味方に出来た筈なんやがなぁ…
    ドリスもストレートの四球で、投球練習してたんか?って思いましたが、ナイス牽制でしたね。
    山崎憲晴も落ち着いての挟殺プレーでしたね。
    今日は藤浪が執念の投球をみせてくれて、打撃陣も執念を見せて勝ちましょう!
    今日も勝ちたいんや!

  4. こうさん  より:

    一言だけ。対戦が一周して思う。相手の実力に合わせた試合をしてる感じ。じわじわと成長してるんかな。

  5. ジュビロタイガース より:

    ウチの打線が悪かったんでしょうね。制球が良かったとは思えませんので。守備力重視でも無いのにスタメンの打率が低すぎる。
    小野は今年は勝ち運もありそうで、大山が覚醒すれば、一昨年のドラフトが時代を築く事になるのに。
    中継ぎ陣には申し訳ないが、昨日のようにイニング途中でも積極的に使って行くことが、勝ちを拾って、逆に負担をかけないような気もします。

  6. とらかっぱ より:

    懐かしの松坂でしたが往年のその姿でなく、変化球を駆使しなんとか抑えるスタイルには少し寂しい感もありました。その昔交流戦の甲子園で杉山がジャイアントキリングかました頃の松坂はすごかったのになぁ。それでも抑えられてしまうタイガース打線はどうなんだか・・・まぁ「凡戦」なのでしょうね。

    勝ったからよしではなく本格的に打線にテコ入れは必要かと思います。いつまで経ってもボール球を振るない高山、右打ち病をこじらせてる大山、誰が出ても結果変わらない二塁手をどうにかしないと昨日みたいな展開は必然でしょう。投手陣が踏ん張ってるから今の位置にいますが、打撃陣はもっと覇気を出してやって行かねば、と思います。抑えられても落ち込むのでなく、バット叩きつけて怒り狂うくらいの感情を出して欲しいものであります。観客が観てるとこは×なのでベンチ裏で(笑)

    コーチ・スコアラーにも対応策を練り直してもらいたい。秋季キャンプから半強制的な振り込み指令で、強いスイングを出来るようにはなっていると思います。そこは大いに評価できるのですが、いざゲームでの対応はどうなの?って話になると疑問符が付きます。個々の技量が高い福留・糸井は打てるけど、チームオーダーが徹底されてない若しくは貧弱なため若い選手は、己の技量で対応できずに現状の結果となってるのでは?と私は思っています。毎試合毎試合戦略で勝てるとは思いませんが、3戦中1つくらいはそんなゲームがあってもいいのではと思う次第であります。

  7. いわほー より:

    俊介のファインプレー見たとき多くのファンもベンチも「もしも高山だったら・・・」が脳裏をかすめたのでは。
    本人ですら自分の時でなくてよかったと胸なでおろしていたかも。
    まあ、そう思われないようになるには地道な努力の積み重ねしかないわね。
    糸原もすこしづつ上達しつつあるし。

    さて、今日からGとの三連戦。
    藤浪の相手はなまじ活きのいい若手よか菅野のような貫禄あるエースの方がいいように思う。(根拠はないけど)
    藤浪、きばれい!

  8. なかっち より:

    本当に打線のテコ入れしないんでしょうか?と言いたくなりますが、全員悪いんですよね(笑)チームとして策はないのか?下に打線が活発化するような選手すらいないんでしょうか?

    今のままなら菅野にも捻られそうですね。そうなると藤浪が頑張るしかない。前回以上のピッチングを見せてくれるのか?それとも元に戻るのか?藤浪のピッチングは要注目ですね!

    • なかっち より:

      昨日も先発小野は悪いなりに6回を1失点に抑えました。いわゆるQSですね!
      これで先週の藤浪から5試合続けて先発投手はQSを続けています。これは先発投手陣もそうですが、梅野のリードも光っている証拠やと思います。
      正直今年は去年以上に坂本との併用があると予想していただけに、この現状には驚いています。

      先発投手が最低の仕事(QS)をしてくれると本当に戦いと思います。これを続けてほしいです。欲を言えばもう1イニング7回を先発投手が投げれるようになれば尚戦いやすくなると思います。先発投手には最低110〜120球は投げてほしいです。

  9. 三河の虎キチパパ より:

    この2試合、1番2番打者のヒット数は0。出塁も四球と相手エラーの計2回だけ…、345番はまぁまぁ機能してるので上位打線の出塁がカギですね。
    打てる者選んで守備の位置を当てはめたようなスタメンですので、監督としては毎回5点10点取って勝ちたいんだと思いますが、結果は低得点で1点差2点差を凌いで勝ってます。だとすれば足を使ったり不要な点を与えない野球をした方が、もっと勝つ確率は上がりそうですね。
    攻撃重視より守備重視がいいのではと思えるのが昨日の試合でした。8回裏、ピンチで大島選手の打球はセンター後方へ。「やられた〜小野投手の勝ちが〜…」って叫んでたら俊介選手が取ってました。やっぱりセンターラインは大事ですね。
    今日から甲子園で読売戦。せめてセンターラインは重視重視にシフトして、競り勝つ野球をして欲しいです。

    • 三河の虎キチパパ より:

      最後のところ
      重視重視になってしまってますが、守備重視です。
      失礼しました。

  10. 普通の阪神ファン より:

    上本にこだわりますが、開幕前から好調、レギュラー争い完勝かと思いきや、開幕は控えで2戦目活躍もまた控え、せっかく好調だったのにここのところ控えだったり代打で出場したり。そんなこんなで結果が出なくなってきたとはいえまだ.333 鳥谷.171 西岡.158 昨日現在
    途中交代するとしてもスタメンで使わない意味がわからない。

    • 普通の阪神ファン より:

      なんやったら植田でも使い続けたら鳥谷、西岡並みの打率は打てるかもしれないですよ

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