広島ストレートで勝ち抜けなど

広島強かった。ペナントレース同様、つけ入るスキなし。

あらためて言うまでもないが、このチームは、強打者のポジションと呼ばれる、ファースト、サード、レフトは交代起用(結果的にレフトは野間がレギュラーを固めたが)である一方、守備力も重視される二遊間とセンター、ライトは固定している。で、それら一般的に守備力重視とされるポジションの選手たちは、みな打ってよし、走ってよしも揃った「三拍子型」だ。

強打者のポジションには、そのとき打撃の調子のよい者、先発投手との相性のいい者を流動的に使った。ゲームプランやバランスによっては、あえて守備力の高い者を使ったりもしている。センターラインの攻撃力が安定しているから、強打者ポジションに強打者がいなくてもいいのだ。

結果として、「打つだけ」の選手の価値はあまり高くない。これは、強いチームの共通項だ。

翻って、最下位・阪神タイガース。
守備力を優先せよとか、打てる選手を使えとか言っているうちはまだまだレベルが低い。打てる選手で穴を埋めなきゃ試合にならんという「応急処置論」も近道のようで遠回り。
NPBを代表するような、守備攻撃ともにハイレベルな選手を、センターラインとライトに一人でも多く固定していく。それが具体的なチーム強化策だ。
一塁やレフトのレギュラーに、打つだけで守れない外国人を固定するのを最優先、という考え方はもう古い。少なくとも土のグラウンドの甲子園がホームなら(ラッキーゾーンが設置されると、ちょっと話が変わる可能性もあるけど)。

入り口は、守備から、攻撃から、どちらでもいい。攻撃にもいろいろなタイプがある。とにかく、どんな一流プレーヤーになるか、どうやって引き上げていくか、その見通しは常に指導者も本人も意識していなきゃいけない。


週刊虎バカクラブ
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4 コメント

  1. 虎轍
    Posted 2018年10月20日 at 12:01 | Permalink

    広島はやっぱり強かった。
    あまり他球団の選手を誉めたくはないですが、それなりに、それ以上にの選手が多いですね。
    攻撃重視でバティスタや松山を使ってても、リードしたらきっちり守備固めの選手を起用しますからね。
    上ポンの弟なんて声だしや、ベンチの盛り上げ要員かと思ってたら、守備固めで出てきてしっかりとファインプレーしたりで役立ってますからね。
    緒方監督は選手起用が上手いんでしょうね。
    来年は矢野監督の方が選手起用のええとこを見せたったらカープより上にいけるはず。
    そのカープより上にいけるって事は他球団より上にいける!
    勝った後に満面の笑みでハイタッチしてる矢野監督が目に浮かびます!
    榎田は残念やったが、来年の日本シリーズで待っといて(笑)

  2. 西田辺
    Posted 2018年10月20日 at 12:04 | Permalink

    「打てて守れて」
    プロの試合に出る選手として、最低限の守備レベルと言うのがある。
    金本政権時、最大の失敗はキャンプで練習をしたこともないポジションにシーズン
    に入ってから守らせたりしたこと。
    とにかく打てる人間からポジションを当て嵌めて行く。
    ベテランや外国人はすでに入っているから、バッテリー以外の不慣れな場所でも
    とにかく入り込ませる。
    「守備軽視」と呼ばれる布陣が出来上がりましたけど、やっぱり甲子園で年間の半分
    近くを戦うチームとしては、守備の力が無さ過ぎたと言わざるを得ません。
    若手選手にいくつかの守備位置を、守らせる備えをするのは構わない。
    でも全く適性も不明な場所を「打つ」だけの理由で置いておくのは、もう止めにして
    欲しい。
    シッカリ打てて、守れるポジションの中で争うのが本当の競争だと思う。
    その争いに負けた者は、サブか他のポジションとの併用に活路を見出す。
    それが出来ない内は誰も伸びてこないし、チームとしての成長もない。

    本文の中でラッキーゾーンの文字が見えたので、私も一言。
    私としては、ラッキーゾーン復活は大反対です。
    そもそも何のために復活させるの?
    ヤフオクドームがテラス席を設置してホームラン数を大幅に増やしたり、マリスタ
    も来年はテラス席の様なものを設置するとか。
    今年、阪神投手陣が甲子園で何本ホームラン打たれて、打撃陣が何本打ったか
    調べれば、こんな話も出て来ないと思うんですが。
    ホームランが少ないから、ラッキーゾーン作れば多く見れるよね、なんてぇのは
    後先何も考えていない発想にしか見えない。
    甲子園が広ければ、それに合わせた野球をすればいいだけ。
    浜風がネックと言うならライトスタンドと一塁アルプスから内野席の上に、高層の
    観客席でも増設すればいい。
    ただでさえ、観客席の質はプロ野球の本拠地としては最底辺クラスなんですから、
    観客席面積を増やして、席の間隔や広さを改善した方が良いと思いますよ。

  3. なかっち
    Posted 2018年10月20日 at 12:50 | Permalink

    タイガースとカープの違いはtorao様が仰ってる通りやと思います。
    タイガースはセンターラインを固定出来ません。
    カープのようなチームを作るなら(マネする必要もありませんが)
    センターライン固定プラスチームの中心を打てそうな選手を使うと。
    あくまでも現状で考えるなら
    センターは中谷。
    セカンドは上本。
    ショートは鳥谷or北條。
    ライトは糸井。そんな布陣がベストなのか?
    プラスサードは大山?

    その他レフト、ファースト、キャッチャーは流動的という布陣になりますね。




    後、ここ最近矢野監督のコメントで気になるのが、ホームランにこだわりを持ちすぎてるような気がすること。
    確かにホームランが出ると盛り上がります。しかし、甲子園を本拠地とするなら、ホームランにこだわるのはあまり得策とは思いません。

    そして西田辺様も仰ってますが、ラッキーゾーン復活は私も反対です。今の甲子園に合う戦い方を考えて、どんなチームスタイルが良いのか考えてほしいですね。

  4. ジュビロタイガース
    Posted 2018年10月20日 at 16:48 | Permalink

    改めて言っていただくと、広島は良いチーム作りをしてますね。
    西田辺さんの浜風を遮るスタンドは面白いてすねえ。一塁側に多くのファンが入れるようになるし、一石二鳥じゃないですか。

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