中堅不在から巨大中堅層へ

スポンサーリンク
定期投稿

ベストナインが発表されたが、阪神では捕手・梅野が「次点」だっただけ。まあ当然の結果だ。来季こそ、「アワード」でたくさんの選手がベストナインの表彰をしてもらえるように。

「糸原主将」であらためて思ったのは、ついこないだまで阪神は「中堅不在」だと思っていたが、なんか尺度が変わってきたなということ。伝統的な阪神のありようは、なんだか上の方にどっしりとしたベテランが居座っていて、まるでフタをされたように中堅、若手が出てこられないというものだった。
今も「大ベテラン」の呼称に値するような人たちが各セクションに点在し、中心的な役割を果たしているものの、そんな選手たちの多くはピーク過ぎを自覚し、むしろ新時代の到来を期待しているようにさえ見える。
その一方、ちょっと前まで「中堅どころ」だった世代はもう立派なベテランなのだが、そこが非常に薄く、これまでの阪神だったらバリバリの若手だったメンバーがチームの中核を担う「中堅」として働かなきゃいけなくなっている。伝統的な「阪神時計」の針は大きく動いて、現在は若手と大ベテラン、あるいは巨大な中堅世代とトシの離れたベテランといった構造に変化した。
高校野球部にたとえて言うと、1年生ばかりが圧倒的多数を占め、そこに甲子園に出場したこともある3年生がちょぼちょぼ残っているような感じ。「この1年が3年になる頃が楽しみだ」――そんな感じかもね。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    確かに今季までは、タイガースの中堅選手は?と言われると「上本と俊介とえーと、えーと(本来なら白仁田・二神・一傑・野原・鶴・高濱・榎田・大和…がいたはず?)」って感じでしたが、普通に考えればこの二人とて来季にはベテランと呼ばれて当たり前の年齢になってきます。

    だいたいスポーツ名門の強豪高校でも、強かった3年生に2年生がフタをされ、また1年生が3年生になる頃に強くなる、いわゆる「隔年で強いチームが出来上がる」場合が多いように思います。

    よってtoraoさんがおっしゃるように、我がタイガースには才能ある「1年生」がたくさんおり、来季には働き盛りの2年生(中堅)に上がって来るはず!

    昨日、契約更新で悔しい思いをした高山も入れて、いわゆる1、2年生で開幕スタメンを組んでみると
    1.北條or植田(遊)
    2.糸原or熊谷(二)
    3.中谷or伊藤隼(右)
    4.大山(三)
    5.原口or陽川(一)
    6.高山or板山(左)
    7.梅野or坂本(捕)
    8.藤浪(投)
    9.近本(中)
    けっこう面白い。ワクワク!

    • ラグドールのレオ より:

      さらっと8番に入る藤浪(笑)
      非DH制で一番恩恵を受けているのは、打てる投手の多いタイガースかもしれませんね!

      • 虎ジジィ より:

        ラグドールのレオ様、返信ありがとうございます。
        確かにタイガースの投手はバッティングもいいですが、相手投手にもよく打たれるような…

        あと訂正、9番のとこ
        9.近本or島田(中)
        スピードスター島田君を忘れてはいけませんね。

  2. 西田辺 より:

    歳だけ重ねれば良いと言う訳ではないけれど、やっぱり
    中堅と呼ばれる選手の層が厚いチームは、強さを維持できる
    度合いは高い。
    今のボリュームゾーンの選手達が、もう2~3年したらどんな
    チームになるのか楽しみで仕方がない。
    それに続く若手にも楽しみな投手が豊富にいる。
    この手の話は、ポジティブに考えた方が楽しい。
    ならば、良い方向にポジりたいですね。

  3. ジュビロタイガース より:

    若手を積極的に起用し、いつまでたっても若手扱いだった中堅組を、名実ともに中堅に押し上げた金本前監督の功績は大きいと思います。
    若手も調子の良いときに一軍で使うことにより、本当の課題が見つかり、成長に繋がるんだと思います。

  4. 虎蜂 より:

    今の若手が順調に成長すれば、カープのように黄金期を迎えるのも夢ではありませんね。

    ただ、現在の状況はあくまで歪。長期的に中堅層を中心として戦力を整備していくことが必要でしょう。何度も言われていますが、有能なGMが欲しいですね。

  5. なかっち より:

    来季24〜28才になる野手が
    梅野、原口、糸原、陽川、高山、中谷、板山、坂本、大山、北條、近本、木浪、島田、熊谷、横田、長坂他

    投手が
    秋山、小野、藤浪、横山、岩貞、岩崎、斎藤、谷川、高橋遥、馬場、守屋他
    とチームの約3分の1を占めます。

    そろそろチームの中心選手とならなければいけない選手がたくさんいますね。

    若手若手と言われてますが、すぐに中堅となります。

    来年、再来年当たりに強くなれると一気に上昇軍団になれる要素は十分ありますね。

    逆にその下の層も厚くしておく必要もあります。植田から下の層は投手はそこそこいますが(才木、浜地、望月、、牧、川原他)野手はほとんどいません。

    来季はその辺も踏まえたドラフト戦略を練ってほしいです。まあ矢野監督はしたたかですから、考えてるとは思いますが。

    話は変わりますが、先日早くも某スポーツ紙の若手が来季の開幕スタメン予想をしていたようですね。

    私も勝手に予想
    1番セカンド上本
    2番ライト 糸井
    3番レフト 中谷
    4番サード 大山
    5番ファースト新外国人
    6番キャッチャー梅野
    7番ショート木浪
    8番ピッチャー藤浪
    9番センター近本

    こんなん出ましたけど(笑)

  6. こうさん より:

    来季は「福留に決心させるシーズン」にしないと。「まだまだ福留は若いなぁ」…それじゃダメなんだって❗もうコーチさせてやらないと。

    パ・リーグからの商品(選手)はチームから高止まり認定された選手。セ・リーグは、それを買う。ある意味博打。大博打。そりゃパ・リーグが日本一になるわな。だから西がほしい。ピーク前の選手なんて初めてじゃないか?…ピーク過ぎてたりして。

  7. 虎轍 より:

    今日は高校野球に喩えてきましたね(笑)
    高校野球でも全国制覇の夏の甲子園優勝チームが世代が代わった新チームの秋季大会で負ける事も多々ありますからね。
    強豪校が犇めくなか連続出場も少なく、チームを立て直して隔年の2年ぶりってのも多いかもしれませんね。
    タイガースは選手が確実に成長して若手の底上げ、中堅の伸び代、ベテランの経験の三位一体で優勝を目指して欲しいですね。
    それを種を蒔いた金本前監督で、その芽を育てて花を咲かせるのが矢野監督になって欲しいです。

タイトルとURLをコピーしました