監督の年始回り

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正月に鏡餅を飾るのと同じように、当たり前の慣習として矢野監督が関西スポーツ紙の本社を「年始回り」する。ここらあたりにも、阪神タイガースという球団がいかにメディアを重視してきたかがうかがえる。そらまあ興業ビジネスなのだからメディアが大事に決っているが、ヒマな正月に監督が「訪問した」と顔写真入りの紙面を提供する、「持ちつ持たれつ」のあり方が、独特の「ユルい関係」を生み出すとも言える。それはいいところもあり、悪いところもあり。最近ではあんまりいいところが出てこなくなっているように感じる。
かつては球団内に派閥を作り、監督候補を担ぐ「戦争」にも発展したことがある。昭和が終わり、平成も終わろうとしているのだから、地元メディアとの関係も再構築していい。

コメント

  1. 虎轍 より:

    矢野監督は喋るのが好きそうなんで、いろいろな場所を回って喋ってても記事になりますね。
    現役時代はいろんな監督に携わり、プライベートではいろんな本を読み、経験と知識があると思われますね。
    もちろん現役時代は捕手というポジションをしてただけに視野は広いと思いますし、やられて嫌な作戦も仕掛けていくでしょうね。
    そうなった時に選手がやっていけるかが今季の鍵になりそうですね。
    解説陣もどういう評価をするか?
    でも、自分の考えを伝えれば上手くいきそうですがね。

  2. 西田辺 より:

    良きにしろ悪しきにしろ、阪神と関西マスコミとの関係はズブズブ。
    球団として絶対漏らしてはいけない情報が、いつの間にかマスコミの手に渡って
    いたり、チーム人事にまで事が及ぶ時もある。
    球団を手放した関西私鉄三社にすれば、これほど鬱陶しい存在もないし、未だに
    扱いの差が酒席のネタになったりもする。
    そのおかげで生き残ってきたと言う負い目も、球団側には間違いなくある。
    球団側も、内外への工作としてマスコミを利用したこともある。
    マスコミ側も「俺達がタイガース人気を牛耳っている」と言う思い上がりもある。
    他の11球団にはない異形の関係性で、お互い「持ちつ持たれつ」を形成してきました。
    仰る通り、この以上とも言える関係を清算すべき時が来ていると思います。
    興行である以上、マスコミの力を利用しない手はないけれど、あまりにも不躾に
    土足で踏み込まれる必要もない。
    球団も本腰を入れて、健全な関係性について考察すべきではないでしょうか。

  3. 虎蜂 より:

    昔はマスコミがいなければ情報を発信できませんでしたが、インターネットが発達した現代でここまでマスコミに気を遣う必要はないですよね。
    一部スポーツ紙には本当におもちゃのような扱いをされてますし、もう負い目を感じる必要はないでしょう。今までの歴史を考えればチャラどころか明らかにマイナスです。
    マスコミとは良い距離感を保ちつつも、これからは球団自らどんどん発信していく時代にして欲しいですね。

  4. なかっち より:

    マスコミも戦力。星野監督時代はそう言ってましたね。
    しかしここ数年のタイガースはマスコミに言われたい放題な所は否めません。

    最近のマスコミの取材能力の向上もあるでしょうが、対策は必要やと思います。
    敵に回す必要はありませんが、なあなあも良くない。
    『親しき中にも礼儀有り』

    現在よりは少し距離を置いてみるのも良いかもしれませんね

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