早い実戦

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矢野阪神“2・11決戦”生き残りを懸けた一発勝負 初実戦の紅白戦で振り分け選考(デイリー)

矢野監督自身にも言えることだが、今年の阪神の「隠れテーマ」は、「二軍でできたことが一軍でもできるか」だ。
昨年1年間一軍で戦って、思うような成績を出せなかった人たちは、言ってみれば「負け犬」だ。その悔しさをバネに、なぜ通用しなかったかを考え、それを克服して這い上がるしかない。
一方、去年二軍で成功し、一軍で活躍する場が十分に与えられなかった人たちは、負けを知らない。もちろんそれは目的も競技レベルも違う二軍という場でのことだ。でも、それをどうとらえるかによって次のステップが変わってくる。

中には、二軍でできたとおりに一軍でもできる人がいる。それが実力どおりであればわかるが、いかにも力不足なのに、たまたま光るものをアピールできて、機会を得るうちに実力があとから追いついてくるというケースが現実にある。

まったく逆に、十分な実力があるのに、一軍で萎縮してしまい力どおりのパフォーマンスができなくなる選手もいる。そこから這い上がれる選手もいれば、もうそこで自分で限界をつくり、勝負づけを完了させてしまう選手もいる。

失敗に慣れてしまって「万年二軍」や「エレベーター」に甘んじる人もいれば、何度も失敗を繰り返しながらじわじわと上昇していく人もいる。

では、どうすれば若い選手に一軍と二軍の壁を越えさせることができるのか。正解はなんなのか。
そこに正解などないのだ。心の働き方は十人十色であり、どうすればいいかは人によって変わる。ライバルの活躍など外的な刺激、アドバイスのタイミング、人生のターニングポイントとなるような出会いや別れなど、外的な要因に左右されることもある。

ただ一つ共通することがあるとするならば、結果的に自分を信じ続けることができたものだけが生き残る。その裏には、自分を信じ続けられるようにバックアップしていた人がいる。
負けを成長のための壁だと受け止め、次に勝つための努力を惜しまない。だから1つの負けを極端に悲観しない。そんなチーム作りができるか。
2月11日から勝ち負けを決めていくという矢野野球の本質はどこにあるか。見ものだ。

コメント

  1. 虎轍 より:

    若手は実戦で生き残りをかけて勝負しなアカンのはしゃあないですが、中堅クラスもウカウカしてられませんよね。
    勝ち残りの椅子取り合戦を誰が取るのか?
    誰が有利とかなく、みんなで競争して、高いレベルで切磋琢磨して底上げをして貰いたいですね。
    開幕スタメンを誰が勝ち取るのか?
    早くキャンプが始まって、ユニフォーム姿で動く選手を見たいです。
    自分を信じて頑張ろう!

  2. 西田辺 より:

    基本その人の野球の資質は置いても、一軍と二軍では野球そのもののレベルが
    異なります。
    おそらく、一軍も二軍も同じようなプレーをできる選手は、どんなレベルの野球でプレーしようと、海外行こうと何も変わる事無くプレーできる。
    非常に稀有な存在ではあるけど、まれに存在する。
    でも、殆どの選手は二軍で力を付けた姿を認められて、一軍で出場の機会を得る。
    そこで、首脳陣の望むパフォーマンスを披露できれば一軍定着への道が開け、
    そうでなければ、もう一度鍛えてらっしゃいとなる。
    今をときめく、L山川やSh柳田も大学から入団してすぐに一軍でバリバリできたのか
    と言えば決してそうではなく、何度も一軍で満足な結果を残せずファームへ還って
    を繰り返した。
    色んなタイプの選手がいますが、大事なのはチームや球団がこの選手をチームとして
    どう育てるか、どんな最終形を思い浮かべられるか。
    仰るように、壁を越えさせる方法論に正解はありません。
    だからこそ、チームがシッカリとその選手の特性や未来像を把握するべきなんです。
    画一的な基準で、成長を促しても多くの選手は潰されてしまいます。
    たまたま、それに合った選手だけが生き残る。
    選手を振るい落とす篩の目は、選手個々に設定して良いと思う。
    同じ粗さの目でやらない事だけは注意して欲しいですね。

  3. 虎ジジィ より:

    2.11決戦、楽しみでなりません!

    野手に関しては格ポジションのレギュラーは ほぼ白紙でら一軍で実績の無い選手にとっては大きなチャンス。

    金本元年の時の横田のような選手が飛び出し、そのまま開幕スタメンに入ればワクワクする野球が観られそうです。
    また、それが俊足の選手なら、矢野監督が昨年二軍でやった「アホほど走る野球」が一軍でもやれそうな気がするのですが、どうでしょう?!

  4. ジュビロタイガース より:

    二軍での立場や役割が一軍に上がると変わってくるので、そういった面でも対応や起用に対処出来るようにと思います。

  5. なかっち より:

    この一発勝負って言葉に少し違和感を覚えます。
    キャンプ中実践が7試合組まれてるようですが、野手はその7試合トータルで振り分けても良いのでは?

    結果が出なかった選手は3月にベテラン勢が出てくるので、それプラス安芸で調子の良い選手とを入れ替える。ここで大幅な入れ替えがあっても良いと思います。
    去年レギュラークラスで出ていた糸原、北條、梅野
    投手でも小野、才木、岩貞も例外なく落とす位の事があっても良いと思います。

    もちろんベテラン勢も例外なく、開幕戦に合わせる調整は必要ないと思ってます。
    レギュラー全員白紙と公言してるので尚更。

    しかし、選手全員腐らず自分を信じて突き進んでほしいです。

    スポニチに梅野とライオンズ山川選手が食事をした時の事が書かれていました。
    山川選手はウエイトトレーニングを一切せずに、ひたすらバットを振り続けたそうです。

    山川選手がしたことが必ずしも正解とは言いませんが、そのくらい自分を信じてやった結果が昨年のホームラン王に繋がったのかなと思います。大山、中谷、陽川、高山、江越、藤浪、小野、秋山、岩貞、岩崎の10人には特に覚悟を持ってキャンプに打ち込んでほしいです。(固有名詞を使い申し訳ないですが、ほんまに期待してるので)

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