私は知っている。知らんけど

スポンサーリンク
定期投稿

阪神・矢野監督「今年いっぱい続けてもらう」阪急阪神HDが改めて続投方針(デイリー)

私は根がひねくれ者なので、これは言葉通りの意味ではないなと思った。なにがなんでも続けてもらうつもりなら、「今後の推移を慎重に見守りつつ、必要であれば大胆な対策が講じられるよう重ねて検討していきたい」とかなんとか岸田首相的コメントで煙に巻いておけばいい。しかしそう言ってしまうと責任の火の粉が親会社(阪神電鉄だけでなく、その上のHD含む)にまで降りかかる。何やってるんだ、動きが遅いとなじられる。そんなめんどうは避けたい。

「続けてもらう」と断言しておけば、一般のファンは脊髄反射で「アホか!?」と煽られる。今後さらに負け続けようものなら「親会社が許してもワイが許さん」という世論が形成され、矢野監督は追い込まれていく。そもそも「やってもらう」と責任をおっかぶさられた矢野監督にしてみれば、このていたらくが続くようでは自ら退かざるをえなくなる。
もちろんここから反転攻勢となれば、「信じていました」と言えばいい。どっちにしたってコロナ明けで客は入るから親会社にとってみればどうってことないから、企業イメージに傷が入らない道を選ぶのが大事。だから「続けてもらう」なのだろう。彼らは決してテキトーな返事でごまかしたりはしない。慎重の上にも慎重を期して用意周到に的確にその場をしのいでいくのだ。

横浜の雨はあがるかな。そんなこととは関係なく選手たちはいいプレーを見せてね。

コメント

  1. とらかっぱ より:

    そういうことなんやろうなぁ、っておぼろ気ながらに思ってました。阪神球団も営利団体なので仕方がないのですが、今年に関しては優勝の可能性が限りなく低くなってしまったけど低成績のままでも、有観客に戻った事で収益回復が見込まれるので、敢えて波風立てずこれ以上のバッシングを受けることなく受け流したい。こんな感じなのでしょうか。

    私は今季の事より来季と思うので、正直勝ち負けに頓着してません。しかし、今の凝り固まった選手起用では何も残せそうにないので、来季へ襷を渡す采配に変えてもらえるようお願いしたいです。球団は選手起用に大いに口出ししてもいいのではと感じています。

  2. 西田辺 より:

    まぁ、阪神本体にとってタイガースの監督の首なんて会社全体の体面に比べれば
    取るに足らない事。
    後は、如何に矢野監督自身から身を引いてもらうかの環境を整えてあげるだけ。
    監督自らの申し出があれば、一応慰留の態度を見せつつ気持ちよく送り出すで
    しょうし、頑としてその意思がなさそうならマスコミ各社に「虎世論」を形成して
    貰い、外圧をかけ続けるだけ。
    一見矢野監督指示のように見えるけど、その実は自身の身の振り方のボールを
    完全に矢野側に預けた形になりました。
    こうなれば、チーム状態を立て直してオールスターまでに積みあがった借金の
    返済のめどを立てるしか手はなくなりました。
    もし、シーズン途中で本人が辞意を表明しても、監督代行はヘッドの井上に
    なるでしょうね。
    よく監督代行になった途端に勝ち始めるチームもありますけど、このチームは
    矢野・井上が一心同体政権ですから、大して野球の内容も変わらないだろうし
    選手の環境変化も期待できない。
    もしかしたら、特に一軍のコーチ陣は矢野と一蓮托生で今年限りの人も多くなる
    でしょうし、彼らも来年以降の身の振り方に目が向いてしまうだろうし、選手も
    チームに目が向いていないコーチ陣から心が離れていくかも。
    さぁ、この状態をどうにかするにはシッカリした野球を続けて勝つしかないんですが、
    雑な野球を続けてきたツケは、そう簡単には返せないでしょうね。
    悲観的な内容になりましたが、選手たちは自分の経験を生かした底力を発揮して
    ファンを喜ばせて欲しいですね。

    • 西田辺 より:

      一見矢野監督指示のように見えるけど ×
      一見矢野監督支持のように見えるけど 〇
      失礼しました

  3. こうさん より:

    トラオさんの考察が正しいのなら開幕前の胴上げは「今シーズンは優勝はないよ。だからコレで我慢してね。」という球団からの「優勝疑似体験プレゼント」だったのだろう。一緒に万歳しなくて良かった。

    先日のコメントに「平田さんが代打監督をしたら、どうなるか」と書いたが、西田辺様の言うように井上ヘッドが代打監督になると解っているから。舞台は主役が降板しても必ず、もう1人の主役がいる。悲しいかな矢野さんの代わりは、いくらでもいる。何もしなけりゃいいんだから。

    開幕前の退任宣言は不退転の決意じゃなかった。何をしてもいい状況なんて監督をやりたい人からすれば羨ましいはず。ずっと穴熊作戦で秋になるんだろうなぁ。

    地上波のマスコミはロッテの佐々木に夢中、新庄監督はチームの投手をべた褒め。…どれどれウチのニュースは?と探していると「矢野監督、大きな声を出す高山に期待」…よし、いつも通りだ。

  4. いわほー より:

    おなじみの株主総会でもないのに球団監督の去就に言及するというのも異例であり、ある意味マスコミやファンへの球団の含意あるメッセージなんでしょう。
    はてさて来月開かれるであろう株主総会で、どんなバカげたYahoo!ニュースものの質問が飛び出すことやら。
    そんな下世話な興味はともかく、私は今シーズン、矢野采配をマスキングして、純粋に投手対打者の勝負の積み重ねとしての野球の試合を楽しむことにしました。
    投手の一球、打者の一打でどんなドラマを生み出してくれるのか。
    なので一人でも多くの選手を見てみたい。
    先発で捕手原口なんかもあっていいんじゃない。

  5. 虎轍 より:

    たぶんですが、株主総会に向けての発言でしょうね。知らんけど(笑)
    株主様に突っ込まれる前に予防線を張ったんでしょうね。知らんけど(笑)
    2日連続の雨天中止ですが、今年のタイガースは全般に打てん中止ばかりですがね。知らんけど(笑)
    今日は試合があるなら打ってん快調になって欲しいですね。知らんけど(笑)
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  6. タクロー より:

    とりえず、放任
     分かっていたとは思うけど、監督人事はうちのオーナーの専権事項。なのに何を勘違いしたか、出処進退は自分でかっこよく決めるんだと、世間に言い放ってしまった。よりによって、あの時期に。まあ、昨季最多勝利をしたから、こっちもその気になっていたんで黙認したけどね。だけど、開幕からこんなにも負け続けるとは予想外。スポーツ紙はあれこれ書き立てるから、内々に想定問答を作ったりもした。4月終わりに6連勝したときは、やれやれと思ったけど、それも束の間。やっぱりアカン。6月の株主総会の想定問答をそろそろ作らないとアカン。負けが込んだから世間の声に押された形て、やめさせるわけにはいかんしなあ。会社のメンツを守らないとね。本人が辞めさせてください、と言ってきたら、後をどうするか内々で議論しているところだ。平田を監督代行にして、藤井をヘッドにつけたいんやけど、そうしたら2軍の監督にする者がおらん。ヘッドの井上を代行にするのが自然やろという意見もあるし、OBもあれこれいろいろ言ってくるし、難儀や。まあ救いは、読売も調子を落としていることぐらいかな。読売が首位を走り続けて、うちが負け続けていたら、世間の風当たりはもっときついからなあ。なんとか、勝率3割3分を維持してくれたら、最後までやれせられるんやけどな。
     なんて、妄想してないで、青柳を応援しよっと。

タイトルとURLをコピーしました