彼岸入り熱い8回寒い9回

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どうも心がやさぐれてしまっているようだ。昨日は日中に文春野球ペナントレース用のコラムを書いたのだが、とてもコーナーのカラーに合わないシロモノをこしらえてしまい、書き直すことになった。
よし、ではこの試合をしっかり見て、心を立て直して清い心で書こうと決めて試合をじっくり見たら心がさらに荒んでしまった気がする。
それでもなんとか自分の中にいる「いい人」を総動員して書いた。おそらく明日22日11時の公開で、これが今季最後の登板となる。
なお、心がどうかしちゃっているボツ原稿のほうはメルマガででも読んでいただこうと思っている(笑)。

勝ちをつけてあげられなかったが青柳はよく粘った。ここまで来たら最後までやりきろう。岩貞、浜地、ケラーもよう踏ん張った。岩崎は残念だったが湯浅を余したまま3失点させることもなかったろう。

陽川、エスコバーからの代打同点ホームラン。インローの155キロをライナーでスタンドへ運ぶ一撃、感動した。
原口、そこへ打つと信念を感じさせるショートオーバーの勝ち越しタイムリー、見事だった。
輝明、ファウルで粘って粘ってどん詰まりながら力でレフト前に落としたタイムリー、よう打った。
最後まで必死にやっているのが伝わったいい試合だったから、勝ちたかったね。

コメント

  1. こうさん より:

    今日、早起きしなければならなかったので逆転したところで安心して就寝…いや、「ケラー投げたよな?じゃあ岩崎か。なんか不安だな。けど投手総動員した矢野さんなら西純も使うだろう。」と自分を納得させて改めて就寝。…朝、テキストを見て陸なのに船酔い。

    残念だったのは7回。サトテルも梅野も初球が絶好球だったのに2球目からの難しい球に手を出す。最後の糸原を朝に観たら流し打ちしか頭にないから素人の俺でも内角を空振りするだろうと解る。

    何が腹立つって三浦監督の眼が笑っていること。顔が笑ってないと、あの眼にはならない。余裕で勝てると思われているのだ。

    「岩崎に任せるしかない」…本気で言ってるなら重症だ。

  2. 虎ジジィ より:

    私も心がやさぐれてしまいました、心から落胆し失望した試合。

    良く頑張った打の陽川、原口、佐藤輝明。投の青柳、岩貞、浜地、ケラーは気持ちが入っていた。
    特に勝ち越し打で吠えた原口には痺れる程興奮しました。
    それを全て岩崎の続投采配と、不可解な植田の初球ど真ん中見逃しが壊してしまった。

    個人的には人間としての矢野燿大さんは好きです。
    その阪神タイガース愛、情に厚い性格、フレンドリーな環境づくりは育成能力に長けていて、育成の場である二軍監督などには適しており才能を発揮してくれる人だと思います。

    ただ、その「情」やユルい「フレンドリーさ」が「勝利優先」の一軍では どうしても邪魔になってしまう。
    そんな弊害が出てしまった非常に残念なゲームでした。

    リリーフ投手の岩崎を4年間も観ていて、彼が日によって無双な日と とことん不調な日のムラがある事は十分承知していたはず、解説の野口氏も呆れるようにコメントしていましたが、この時期へ来て (岩崎の)状態を見て湯浅に交代しなかった事は理解に苦しむ。という言葉に激しく同意しました。

    あと、大山の状態が物凄く悪いのに4番で使い続けている事にも疑問が残ります。「気のない選手は外す」どこかの監督の真似ではなく「情」で無気力な大山を使い続けるより、出場機会に飢えている陽川などに途中交代させるぐらいの非情さを見せて欲しかった。
    まあ、今更言っても仕方ないですけどね。

    とにかく残り試合を全勝して、少しでも良いイメージで辞任して下さい。

  3. とらかっぱ より:

    陽川は渾身の一撃。もう誰もがそれしか望んでいなかった大仕事をやってのけた。おそらく今年一、いや陽川のプロ生活の中で一番のHRだったかも知れません。原口の気迫で打った勝越打は育成から上がってきた当時の闘気を感じました。それにいい時悪い時の経験を乗せた円熟味さえ感じました。塁上での喜ぶ様は今まで見た事もない様な気合が入ったものでした。

    それだけに・・・

    今さらどうこう言うだけで気が滅入ってきますが、9回のベンチの動かなさは4年間やって来た矢野野球を凝縮させたような感じがしました。クローザーを出したらベンチの仕事は見守るだけ、だとかクローザーを代える時は勝ちを諦めた時と言われますがそれは自他共に認められた存在でこそ。現状の岩崎にそこまでの力はないし自信もないのではなかったのでしょうか。それを勝手に監督が絶対的存在に担ぎ上げて打たれても打たれても晒し者にし続ける采配は職務放棄にしか感じません。負けた事はとても残念ですが岩崎を放置した矢野監督に最上級の残念さを感じた試合でした。

  4. 西田辺 より:

    試合後の監督談話で、岩崎について「逃げた訳じゃないので(中略)任せるしか
    なかった」と語った。
    被安打5、四球1、3失点(自責3)で、負け投手。
    投げれど投げれどDeNA打線に捉えられる岩崎を見て、矢野監督は何を思って
    いたのでしょう。
    逃げるとか攻めるとかの次元ではないピッチングで、それでもクローザーとして
    試合を預けた責任は重い。
    プロ野球の監督として、勝ち負け以上に大切なものって一体何なんでしょう。
    とても、勝つことを目指して野球をやっているようには見えないんです。
    データの話をすると、9回表の先頭の宮崎、次に代打で出てきた大田、1点差と
    なるタイムリーを打った桑原、逆転打を打った楠本がともに今季対岩崎10割。
    対戦数はそんなに多くありませんが、バッターからすれば打てばヒットになる
    投手が出てきて、「行ける!」と思わないわけがありません。
    岩崎自身の対DeNAの防御率が、昨日時点で4点台。
    被打率が3割越えと、DeNAからすれば「カモ」がやってきた状態。
    対戦成績が極端に悪いヤクルトとDeNAに、抑えを任せる方が間違っていると
    言わざるを得ません。
    監督がいくら「受け止める」と嘯いても、やっている選手や応援しているファン
    が高確率で打たれると分かっているカモを出してきて、逆転負け喰らう采配を
    受け止められるわけがありませんよ。
    その日たまたまやられたのなら未だ同情の余地はありますが、今年一年戦ってきて
    これだけ打ち込まれている相手に、クローザーとしてのプライドを優先して
    負けているのでは本末転倒と言う他ありません。
    かつて野村監督は「監督の能力以上に強くなるチームはない」と言った事があります。
    先頭打者が出ても、平気で初球凡退したり、投手の打席が終わって何も考えず
    早いカウントで打ちに行って回を終了させたり、絶対決めるべきバントの場面で
    喰らい付く姿勢すら見せなかったりと、全てにおいて「甘さ」が消えないチーム
    なんですよ。
    監督は現役時代、お立ち台で「必死のパッチです」と叫んだ。
    今その「必死のパッチ」を感じる選手はほんの一握りしかいないように感じます。
    この監督は一体、チームに何を残したのか?
    球団は新監督への要望として「矢野野球の継承」と言うけれど、こんな甘く雑な
    野球なら継承しなくて結構です。

    あ~、俺も心がやさぐれているなぁ(笑)

  5. より:

    馬なり野球ここに極まれりでしたね。

    いつの間にかしれっとクローザーを再び岩崎にしていたことがちゃんと仇になるのが凄いですね。野球の神様は見ているんやなぁ。

    これはもうご本人がそう思われているなら仕方のないことなのですが、クローザーケラーで負けるよりもクローザー岩崎で負ける方が納得いくんでしょうしあそこで湯浅を投入して負けるよりも岩崎続投で負ける方が納得いくんでしょう。
    こういうのは仙一ですらあったことなのでもう監督に選ばれた者の特権(というか自己満足というか・・・)なのかもしれません。
    いやーもう本人がその方が後悔しないって言うんなら「そうでっか」としか言えまへんわな・・・。
    もうここまで来たら最後までずーっとクローザー岩崎でいけばいいんじゃないすかね(ヤケクソ)。

    • より:

      重ねコメント申し訳ありません。
      仙一の2003年日本シリーズや2008年北京オリンピックの時を想い出しています。

      監督業ってのはホンマに大変で、常に選択を求め続けられる仕事だと思うので、何か拠り所が必要なのだろうな、とは思うんですよ。
      和田政権のオートマチック采配にしろ、昨今MLBで問題になっているアナリストに言われるがままの采配をするにしろ「迷った時はどうする」というものが必要なんでしょう。
      仙一は最後の最後は情に走ってしまう人でした。北京オリンピックの時にドラゴンズファンの友人と一緒に嘆いたのも今は良い想い出です。
      矢野監督も同じで「迷った時は情」なのだと思います。それがその人の最終判断ラインならもうしょうがない。・・・迷って無かったらどうしよう・・・・せめて迷ってて欲しい・・・(求めるレベルがどんどん下がっていくなぁ・・・)。

      • hi64 より:

        星野監督も確かに情の人でしたよね。
        2003年の日本シリーズは,第2戦に打ち込まれた伊良部を第6戦で再度先発させ,再度炎上。
        星野監督は非情になり切れない監督なんだなぁと思った覚えがあります。
        まあ,それが選択の基準であるなら仕方ないですけどね。

  6. アルスタ より:

    負けたら責任を取るのが指揮官の役目とするならば、試合後よく「俺の責任」とか言っているが、辞めることを広言してるから辞めることでは責任取れないから「責任」と言う言葉を使う資格はない。使った自分の責任と言ってみても結局は選手に責任を負わせている。和田末期のYMKと同じ。
    矢野輝弘は好きだけど矢野耀大は好きになれない。

  7. 寿 より:

    昨夜の東京は寒かった、試合が終わったらもっと寒かった!!
    昨夜も寒さの大罪人は矢野!!

    ファンがこれだけヤキモキしてるのに、この監督の頭の中にCSなんて
    全くないような気がしています。
    9回あれだけ連打され同点になった岩崎に2死満塁でまだ続投させるかね。
    ベンチにはまだ島本、加冶屋他2名が残っているのにね。
    岩崎を精神的に潰すつもりか?、無能なベンチに腹が立った。
    もし勝つ気があるのなら交代でしょう。
    昨夜はこの監督の更に無能無責任さを4年間の集大成で確信した気がしています。
    もし来年矢野のTV解説で「ここはバントでしょ~」って、私はきっと大笑いするでしょう。

    今夜の広島戦は糸井の引退式もあるとか、19年間本当にありがとう。
    今夜は絶対に勝ちたいです。

  8. 虎轍 より:

    やさぐれてます。
    荒んでます。
    ケラーが抑えて、陽川の同点ホームランが出た時には勝てる流れが来たと思いましたがね。
    原口の勝ち越し打が出て、原口の咆哮で勝負は決まったと思ったんですけどね。
    佐藤輝明のタイムリーで大山が全力疾走でホームインしたけど、島田は次の塁より、打った佐藤輝明の方を向いてた。なんで?
    青柳が先発で捕手坂本。なんで?
    湯浅を使わなかった。なんで?
    植田海は初球を見逃した。なんで?
    てか、いつまでスイッチヒッターを続けてるん?なんで?
    もう矢野無能采配では勝てる試合も勝てへんから飽きましたわ。
    執念も感じられずに、ベンチで目が虚ろなだけなら、CSも目指さんと、早くシーズンが終わって新しい体制で秋季キャンプを始めましょうよ。
    もう5位でええからドラフトで早くええ選手を獲ればええんちゃう?
    そんな事を思うくらい荒んでます。
    今日は糸井の引退セレモニーを観にだけの聖地甲子園に向かいます。
    たぶんそれだけでええはず。
    伊藤将司の完封勝ちも見たいけど。荒んでます。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  9. きびだんご より:

    今日の記事のタイトル、5・7・7になってますね。
    勝手に上の句的なものをつけてみました。

    矢野さんの 
    集大成の 彼岸入り
    熱い8回 寒い9回

  10. setta より:

    皆様のお怒り、ヤサグレ感ごもっとも…

    西田辺様の「本末転倒」という響きが全て物語っている気が致します。
    8回までは、久々に熱いものを感じたのに…。陽川・原口がヒーローなんて最高やんって思ってみてましたが、一転して最悪の結果になりました。
    とにかく、今後の岩崎が心配です。首脳陣が代わることで一旦リセットしてくれたらいいですが、重要な戦力ですので球団は来期以降のモチベーション作りを慎重にして欲しいです。

  11. いわほー より:

    一昨日の私のコメントで去り行く監督さんには何も求めないが、せめて残る選手達の自信ややる気を削がさないでくれと書かしてもらったが、岩崎をさらに崖に追い詰め、彼を潰しかねない起用に怒りが収まらない。
    岩崎の調子そのものや本来の実力云々以前に、要するにストッパーの適性が向かないってことはシーズン半ばにして明らかだっただけに、リリーバーとしての彼の素晴らしいキャリアに影響が出ないか心配でならない。
    残る五試合、もう監督さんにお暇を与えてやってもいいんじゃないか。

  12. 月見草 より:

     岩崎や矢野監督の采配はもちろんだが、昨日は植田のプレーが気になった
    バント失敗もそうだが、セカンドの後ろのフライは飛び込めば取れたのではないだろうか?取れずとも飛び込んで欲しかった 

  13. with虎 より:

    こんにちは

    矢野さんは、ロマンチストなんですよね。
    シーズン最後はすぐるに最後任せたいという自分のロマンですからね…

    今年1番きらいになった言葉

    受け止める

    あなたに受け止めてもらってもね…と思うファンがかなり多いでしょうから、もうとっくに潮時は過ぎていましたね。

  14. タクロー より:

    衝撃度クイズ
    …あなたの衝撃度は何パーセント?

    その① 3月25日(金)京セラD、シーズン開幕戦、対ヤクルト1回戦、観客35,510人、試合時間3時間55分。
     5回終了時、糸井の本塁打など14安打を放ち、8対1と大きくリード。しかし、8回から藤浪の後を継いだ、齋藤、岩崎、ケラーが打ち込まれ8対10の無残な敗戦。その後、開幕9連敗と続くこととなる。

    その② 7月31日(日)甲子園、オールスター明け阪神2連勝で迎えた3戦目、対ヤクルト16回戦、観客36,331人、試合時間3時間41分。
     6回まで先発ガンケルがヤクルト打線を2安打に抑える好投で2-0とリード。3タテ濃厚の状況から7回に渡邉がソロを打たれ、9回1死から岩﨑がソロを打たれ、挙句の果てに、石井が延長11回2死1塁から2ランと村上に3打席連続となる本塁打を打たれて無残にも2対4で敗れ散る。その後、村上は5打席連続まで伸ばす。

     その③9月20日(火)甲子園、9勝15敗で迎えたDeNA最終戦。観客数33,203人、試合時間3時間50分。
     2連敗中で今季なぜか分が悪いDeNAとの最終戦。CS進出、青柳の最多勝をかけて必勝態勢で臨むも、いつもの拙攻につぐ拙攻で青柳の粘投むなしく7回を終わって1対2。相手のリリーフ陣と虎の貧打線から、観客の一人は球場をあとにした。ところが8回、代打陽川の起死回生の同点となる今季第1号。原口のド根性タイムリー、さらに輝明の執念のタイムリーで4対2と大逆転。勝利を信じた大観衆。ところが暗転。岩崎がつるべ打ちされ、それをベンチは見て見ぬふりで放置し、再逆転をくらう。そのウラ、あろうことか無死2塁のチャンスも逃がし
    4対5で無残な逆転負け。
     
    勝手気ままな答え合わせ
    ②40% 現地におらずさほどの衝撃はなかった。
    ③70% 現地にいたが7回の浜地にイニングまたぎをさせたベンチ、輝明の情けない三振、木浪に代打を出さず凡飛、坂本に代打に梅野を出したという不可思議な采配を見てストレス溜まって席をたった。結果だけを見ると、1点差負けなので一緒だったと考えることにした。

    ①95% 情けなさの衝撃一番。
     まだ開幕戦だから取り返せると思ったけど、そうではなかった。その後の9連敗につながるとは。
     なので、昨夜の負けなど、何ということはない、と思うことにした。あのカントクがベンチにいるのはもう少しだし、辛抱することにした。いや、まだまだ開幕戦以上の衝撃度満載の試合があるかも知れないぞ。

     今夜は糸井の引退試合。手を振ってこよう。開幕戦のように本塁打を打っちゃれ!もうええやん、スタメンで出したって。目がウツロのメダルかけがお好きなカントクさん。

    • 虎轍 より:

      タクロー様こんにちは。
      私は①ですね。
      あとは現地観戦してませんでしたから(笑)
      思えば今年で辞める監督が勝つ執念を失ったのが、あの開幕戦やったような気がしますね。
      今日は糸井の引退セレモニーを楽しむだけに聖地甲子園に向かいたいと思います。
      勿論、タイガースの選手全員も応援しますけどね(笑)

      • タクロー より:

        虎轍さま。こんにちは。
        聖地詣のお務めお疲れ様です。ライスタで超人糸井と後継者輝明のアベックホームランが飛んできたらいいですね。そして、将司が御礼の完封で2-0の勝利。試合時間2時間30分というのが理想です。今日は早めに聖地に向かってます。1アルなので飛んでくるのは、超人のファールボールくらいでしょうか。では、ビールがうまい!ゲームとなりますように。

    • より:

      こうして見るとやはり1ですね・・・
      これは結果論かもしれませんが、やはり調整不足のケラーをいきなりクローザーで勝負したのが運の尽きだったというか・・・

      で仕方なく岩崎にして岩崎がアカンようになった頃にケラーが出来上がってケラーをクローザーに、までは全然いいんですが、なんでまたしれっと岩崎に戻したんかがホンマに謎なんですよね・・・
      アンタ元々の構想はケラーがクローザーやったんちゃうんかいな???そんで巧くいってたやん?ジャイアンツ戦で同点に追い付かれたけど同点で止めたやん????クローザーの最低限の仕事は同点で止める、とちゃうんかいな?????

      いやーあきまへんわ
      このしれっとクローザーを元に戻した事件はいつぞやの「3番打者がいない」発言(1番2番4番5番がそこそこ打ってるんやからとりあえず詰めればええのにその発想ができない)と並ぶ矢野政権無能采配の象徴として記憶に刻まれそうです

  15. 大和 より:

    これが俺たちの野球の集大成だったんでしょう。

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