2022続行へ阪神残る

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2023ストーブリーグのネタがいろいろ投下されているが、それよりもまだ続いている2022の野球のほうが面白いので、後回しでいい。
しかしこの3チームすべてに「自力」がない3位争いは面白いね。阪神が残り1、読売は2、広島は3。自力はないが、ひとつでも負けるとどこも厳しい。とりあえず、広島が今日明日どちらかで負ければ、阪神は最終戦を勝てば自力優勝ちゃう自力3位の目が出る。いずれにせよ阪神は3チームがそれぞれ別チームと対戦する日曜日の最終決戦まで脱落はない。こういう盛り上がりがあると、2位、1位のチームも勝ち上がりのチームに勢いがあってイヤだろうね。

ほんと原口はすごいね。来季はどうすればいいんだろう。

ということで、前半押しながら中野の2試合連続先頭打者ホームラン(素晴らしい)による1点だけで、将司に十分な援護ができず、フタケタを実現できなかったのは残念だった。別にあそこで代えなくても将司は右のオスナなら抑えられただろうし、そのほうが将司の成長のためにはなったと思う。将司のためにというチームの連帯感を作るためにもなったろう。しかし、あの交代によって、自分の責任において絶対にこの試合を取りに行く、個人記録など一切関係ないという明確なメッセージが伝わった。
浜地、ケラー、湯浅、岩崎。今季、ここまで戦えたのは彼らの働きによるところが大きい。次戦まで間が空くこの試合で、彼らへのスイッチをためらって負けることだけはしたくなかったのだろう。
逆に出れば「はいそれまでよ」だったが、幸いなことに浜地が打たれた痛烈な「ヒット性」は輝明の正面に飛んだ。天は矢野監督に味方した。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    三つ巴の「他力本願CS争い」実に面白くなってきました。

    「絵空事」伊藤将司に勝ち星が付かず「オールOK」とは行かなかったけど、今は勝利優先!、とにかく勝って良かったです。

    「関本打法」にモデルチェンジした原口文仁、後輩清水から粘って よくぞ決めてくれた。
    最後、他の選手より大荷物(おそらく臨時捕手の用具も入っている?)を引きずって退場〜グランドに一礼「ありがとうございました」の姿を見て熱くなりました。帝京高校時代から慣れ親しんだグランド、来月もう一度戻って欲しい。

    伊藤将司は二桁勝利こそ逃しましたが内容的には素晴らしい投球でした。
    「運」なく打ち取った当たりで同点にされてしまった事は悔やまれます。
    しかし今までの矢野監督なら、あの場面での交代は無かったと思いますが「情より勝利を優先する」のメッセージは十分伝わった。
    ヤクルトファンからの大ブーイングを受けながらの村上への敬遠も当然の策。
    ブーイングをしたヤクルトファン、あなた方は村上の打席だけを楽しみに来ているのだろうけど、こちらは「絶対に負けられない戦い」であり、ランナー2塁で一塁が空いているのに目下三冠王の選手と勝負するような余裕はない。
    申し訳ないけど、あれが最善策。
    村上は今日〜明日で撃ちまくってくれる事を我々も祈っていますよw。

    • 西田辺 より:

      あの村上の申告敬遠の時、ラジオで岡田氏は「(ヤクルトも)村上と勝負させたかったら、
      (打者走者を)セカンドに行かせたらアカンよ。(ランナーコーチが)止めんと」と。
      まぁ、「そらそうよ」な解説でした(笑)

  2. yalkeys より:

    ここへ来て漸く勝ちに拘る采配をした矢野監督ですが、「もっと早く目を覚ませとけよ」と、言いたいです。応援している近本選手ですが、今のコンディション、残り試合等を勘案すれば、獲得タイトルは盗塁王だけかも分かりません。得意の固め打ちがサッパリ鳴りを潜めていますので。
    チーム3位への可能性は十分ありますので、最後の最後まで応援いたします。
    藤浪選手のメジャー志望は個人的には大賛成、球団も送り出して欲しいと思います。

  3. 西田辺 より:

    まさに薄氷を踏む思い。
    伊藤将は安定感抜群のピッチング。
    5回2/3で1失点は責められる内容ではありません。
    2年連続の2ケタ勝利は難しくなりましたが、今年の彼の貢献は誰もが
    認めるところ。
    初先発の相手位投手市川をもう一歩追い詰められなかったのは残念。
    2回の中野の左中間に飛んだ打球が抜けていれば、早々に試合の決着を
    付けられたかも知れません。
    スタメンに入ってからの原口の働きは特筆すべきもの。
    9月だけを抜き出すと、打率.424 本塁打1 打点7 出塁率.500 OPS1.045という
    驚異的な数字。
    昨日一昨日とインコース攻めが多いと見るや、スタンスをずらして対応
    しようとしてるし。
    決勝点を放った打席は逆にスタンスをガッチリ決めて、狙い球を逃さない。
    キャッチャーが若い古賀だっただけに、まんまと術中に嵌った感じです。
    勝負強いと言われますが、そこまでの打席も利用し狙った球種を相手から
    誘い出し、ミスショットなくヒットゾーンに打球を飛ばす。
    決して簡単な事ではないですが、これが原口の真骨頂。
    割と何でもブンブン振ってしまう大山と佐藤輝も、この辺の打者としての
    振る舞いを学んで欲しい。
    救援陣はGood Job!
    タイガースとしては、残り1試合を全力で勝ちに行くのみ。
    まさに「人事を尽くして天命を待つ」。
    この時期にこれだけ緊張感のある試合が出来ることを、自分たちの糧に
    して欲しいですね。

    • 虎ジジィ より:

      さすがグッチラー(時々 愚痴ラーw)。
      原口が何故「確信して」バッターボックスで動ける(セオリーにはない)のか?
      完全にコースを読めるのか?
      捕手経験者の西田辺さんに解説して欲しい。
      清水のアウトコースも完全に読んでたよね!
      (ついでに達川は何故 村上は伊藤からHRを撃つと予告したのか?w)

      • 西田辺 より:

        誰が愚痴おじさんやねん(笑)
        原口の打席でのウロチョロは、絶対そこに来るという確信よりも
        「インコース攻めても、こうやって打ちまっせ」というヤクルト
        バッテリーに対するけん制の意味合いの方が強いと思います。
        前三打席は打ち取られましたが、最後の勝負所では冒険もしづらく
        インコースはボールゾーンにしか放れなくなります。
        あとは、外に来た時に変化球ならわざと引っ掛けて三遊間に。
        真っ直ぐなら逆方向にと言う狙いがあったと推測します。
        ただ昨日清水は真っ直ぐに力があったので、ファールで逃げる
        しか手はなかったですが。
        原口自身も、自分はインコースに弱点があるのを自覚してますから
        勝負所で如何に自分の打てるコースに放らせるかの誘いをかけた
        前三打席だったはず。
        読んだよりも相手に放らせた、あの一球だったと思います。
        ヤクルトバッテリーにすれば、裏をかいたつもりだったのでしょうが。
        達川氏の予言は・・・サッパリ分かりません(笑)
        放送局的な忖度だったのでしょう。

    • いわほー より:

      岡田さんは守備位置を掛け持ちさせる矢野采配に異を唱えてましたが、来シーズン、グッチをレギュラーで固定させるとすれば、佐藤輝、大山との守備位置の兼ね合いどうするのか気になります。

      • 西田辺 より:

        岡田第一次政権の時は、そらもう変えようのない選手がガッチリ
        スタメンで固まってましたからね。
        今のメンバーなら、どう操っていくのかチョイと楽しみでは
        ありますけどね。

    • より:

      >2回の中野の左中間に飛んだ打球が抜けていれば

      中野には更に上のステップに行って欲しいので厳しい注文なのですが
      あそこは狙うべきは「ショートの頭を越えるライナー性の当たり」だと思うんですが、それを狙ったけど左中間フライになってしまったのか、何となく打ってそうなったのか、が気になっています
      以前、ドラゴンズの大島がそういうコメントをしているのを読んで「レベル高いとこで野球やってんなー」と思いました

      原口はそのレベルで野球やってるんだな、と感じます
      是非他の選手にもその気持ちを伝道して欲しいです

      • 西田辺 より:

        確かにあそこで中野が打つべきは、ショートの頭を越える打球でしたね。
        余りにも滞空時間があり過ぎて、赤羽に追いつく時間を与えてしまった。
        いくら神宮とは言え、未だ逆方向に放り込むパワーには欠けますから
        もう一段階上の打撃を目指して欲しいですね。

  4. いわほー より:

    シーズン終盤にきて原口、陽川の三十路コンビの存在感が増してきた。
    シーズン当初からさんざん右の打てる野手がいたらと悩ませてたけど、矢野監督は彼らの存在を見誤っていたのか。
    いや、何度か一軍に上げても結果が出せなかったからというかもしれませんが、はなから期待していないからちょっとチャンスを与えて打てなかったらすぐ降格させてしまう。
    結局、足が使える野手を重宝するあまり、彼らの席を用意してもらえなかった。
    要するに矢野監督は機動力にうぬぼれていたということか。
    若手重用といえば聞こえはいいけど、それだけではバランスのいいチームとはいえない。
    右の強打者がいないことがウィークポイントだったのは誰もが分かっていた話なのに。
    今更ながら、拙速でロドリゲスを招集するくらいなら、彼らをじっくりシーズン通して一軍に置いておく方がいい仕事をしてたんじゃないのかな。

  5. とらかっぱ より:

    泣いて将司を斬る、そういう心境だったかどうかは分かりませんが勝利至上主義の采配でした。もっと早くやっておけば・・・。勝った試合に文句を言うつもりはないのですが完全に消化試合モードに入ったスワローズ相手に辛勝ではねぇ。近本・大山が打てないと厳しい。これほど打てない感を醸し出す近本は久しぶりです。一昨日は判定が無茶苦茶だったから仕方ないとしても昨日はセカンドライナー以外はさっぱりの状態。二日間で調整・休養して最終戦で最多安打を獲るためにももう一度爆発してほしいものであります。

    原口は喰らいつくヒットが素晴らしかった。今季はやたらバットを短く持つ打席が見受けられますが、昨日一昨日は投手がモーションに入ってからベースから離れる奇策まで出していました。元々インコースを苦手とする傾向がありましたが思ってた以上に本人には攻められてる意識があるのかもしれません。それゆえの短く持ったりとか後ずさり打法なのかと思うと相当の苦悩を持って打席に臨んでいるように思えます。昨日のタイムリーは得意のアウトコースを踏み込んで引っ張り込むものでしたが、あのバットの短さではギリ届いた感があり少しずれていたら凡打になっていたように思います。短く持つことはインコースを捌くためであるならもう少し違う対策を考えた方が原口らしさを活かすことが出来るように思いますが・・・。

  6. 岩修 より:

    CSがあるからより来季の為の緊張感に思える。あと1試合だとやはり寂しいなぁ。
    少し前なら8奪三振で力投のイトマサを6回2死1,2塁での交代や無死1塁のチャンスでの近本にバントは無かったのではと思った。最多安打が難しくなったのもあるけど明らかに采配が違う。
    しかしそれは強力リリーフ四天王と5番原口が確立出来たからかも。
    昔、和田さんの調子良くてもバント、左右病采配にイライラしたのを思い出した。
    来季は岡田監督の臨機応変な采配、さらにこうさん様も仰有る様にコーチ陣には的を得た激しい指導をお願いしたい。

    • より:

      >昔、和田さんの調子良くてもバント、左右病采配にイライラしたのを思い出した。

      今やデータ的には送りバントは基本的には得点期待値を下げる、というのが出回っている中で、送りバントをする時は監督の考えを示す必要があると思うんですよね
      昨日なら「試合終盤、ウチのブルペンならもう1点あれば確実に勝てると思ったので。近本も最近調子悪いし」とかそういうコメントが欲しいというか、まずはその辺を訊ける記者がいないとダメなんですかね・・・
      岡田監督だと巧くコメント出来無さそうですが(いやあの試合後コメントは当時は大好きだったんですけどね(笑)

      因みに基本的にバント嫌いの私ですが、昨日の四表無死一塁高寺はバントでも良いのではと思ってました。前の打席二塁打打ったから&この後8番9番だから打たせた、のであれば納得なのですが(やっぱりこの辺りのコメントも聴きたいですね・・・)

      • 岩修 より:

        哲様 ありがとうございます。 ですよね。ただ昨年のクラッチヒッター梅野が今年いまいちだから高寺にかけたんでしょうね。ま~今年はこんなシーン良く観ました。
        岡田監督はそれぞれの打者の特徴どう捉えて改善するか注目ですね。そこから新たな采配が始まるのではと思ったりしてます。

  7. 虎轍 より:

    伊藤将司の失点のシーンですが、矢野監督が出てきて申告敬遠でしたが、打者走者の奥村がフェアゾーンを走ったかのリクエストをして欲しかったです。
    どうしても伊藤将司に勝たせたい。チームを勝たせたいという思いがあるなら、無理を承知でもリクエストしてファイティングポーズを見せて欲しかったです。
    中野が2試合連続の先頭打者ホームラン!GJ
    救援陣全員!GJ
    湯浅にタイトルを獲らせてやりたい‼
    死球の影響はあるかもしれんが、中日が大島の5安打でバカ勝ちとかしてくれへんかなぁ‥(笑)
    虎ジジィ易者様の新しい「予言」が無いかな?(笑)
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  8. タクロー より:

    ここに立つために

     凄い集中力だった。追い込まれてからの見極め、好球が来るまでの辛抱強い粘り。一振りで決める気迫。
     そして意外に冷静な声だった。「ありがとうございました!」のよく通る声が球場に響くものと思いきや、冷静な受け答えだった。それは、ビジターの神宮球場だったからだけではあるまい。今月11日からスタメン5番ファーストの座に座ってから、今やすっかり定着し一喜一憂しているわけにはいかない落ち着いた主力の言葉だった。

     ここに立つ為に 鍛え抜いた日々よ 原口のすべて 魅せろ 震わせろ♪彼の応援歌が甲子園球場に流れると、つい込み上げてくるものがある。秋季キャンプで大山は、も少し絞り込んで、本格的にレフトの練習をしましょうか?2軍戦でロドリゲスが同点タイムリーと豪快な決勝本塁打を放ったが、そんなの関係ない、ね。

     一方、代走の島田にはガッカリさせられた。大山の大きな中飛で何故タッチアップで3塁に行けないのか、行かなかったのか?判断が悪すぎる。次の守りを考えて代走の一番手の指名だったのかもしれないが、勝負どころの一番手は植田だろう。でなきゃ何のためにベンチに入れているのかわからないし、終盤何度も代走を使い場面もなかろうに。

     甲子園でゲームがないCSなんて、と思っていたけど、ここまで来たら神宮決戦の舞台に立つために、甲子園最終戦を何としても勝ち切るしかないぞ。

    • 虎轍 より:

      タクロー様こんにちは。
      島田の脚力なら外野のあそこまで飛んでヒットなら本塁まで還ってこれるし、タッチアップで三塁まで行って、相手バッテリーにプレッシャーを与えて欲しかったですね。
      脚は速いが、盗塁技術と野球脳がちょっとねぇ‥
      そう考えると走塁技術力と守備力に長けてる江越なんですけどね(笑)

      • タクロー より:

        虎轍様、こんにちは。
         53番を背負っている島田には、赤星とまでは望みませんが、中日・大島のように走攻守と、状況判断能力のレベルをあげて、近本を脅かすくらいの存在になってもらいたいですが、チャンスを活かしきれないままですね。期待の江越は今日、鳴尾浜で先頭打者HRを放ったようですが、分厚い壁を破るチャンスがもう1年あるかどうか……ですね。

  9. こうさん より:

    ここ2試合、相手はベストメンバーではないが良いゲームが出来ている。「じゃあ出来るじゃん」が頭を駆け巡る。タイガースの監督は客が入るからこそ「堂々としていなければならない」と思ってしまうのかな。勘違いの横綱相撲なのかは分からないけど来季の監督には「中途半端に強いチーム」だということを理解してほしい(岡田さんとは書かない)。

    中野の2試合連続ホームランは素晴らしいが、それで調子を崩してほしくはないな。「1番としての中野」は、まだまだ未完成なのだから。

    このまま村上がCS最終戦まで記録の呪縛にやられるのを望む。来季ヤクルトで試合をすれば村上の眼はメジャーに向くだろう。メジャーといえば藤浪。昨日は自分の想いを書かなかったが、あちらから声がかからなかったら藤浪はどうするのだろう。「タイガースを出たいが為の…」にはなってほしくはない。タイガースに金を落とすのが恩返しだと思っているなら、それは間違っていると思う。

  10. より:

    原口の後ずさり打法、めちゃくちゃ面白かったですね
    西田辺様の仰る通り、牽制だとしたら更に凄い。なかなか高次元の心理戦ですよね
    ああいう「試してみる」姿勢がチーム全体に欲しいです

    原口は前半戦は故障出遅れからの二軍でもイマイチな成績だったのでこのまま・・・と危惧していましたが見事な復活劇ですね。ここまで来るのに相当な試行錯誤を繰り返したのだと思います

    何度かコメントしてますが私は一塁大山三塁輝明派なのですが、原口(今の成績なら陽川もですかね)をアテにするとなるとやはり三塁大山右翼輝明になってしまうんでしょうか
    でもそうなるとまた助っ人を一塁で・・・という余地を与えてしまうんですよねー

    岡田はんの話をしてしまいますが、かつて一塁を高橋光信と葛城育郎で回して二人共活躍する「謎の神通力」を発揮したように、来季は一塁を原口と陽川で回して謎の神通力を発揮したら面白いなーと思ったりします・・・

  11. 星の輝き より:

    とどのつまり、矢野野球は「厳しさ」を履き違えていたということなんでしょう。
    恐らく首脳陣と選手の世代間ギャップはどのチームも同様に抱えている悩みだと思います。
    矢野野球は自分が一段下りることで選手に寄り添うつもりだったのでしょう。
    それが間違いだったというつもりはありませんが、結果として戦う集団とはなり得なかったと言えると思います。
    何より選手は毎年生殺与奪の権を球団に握られているという厳然たる事実があるのですから、小手先ではどんなに優しさを演出しようとも、それは逆に誤魔化しにしか過ぎず、結果的に選手にとってもプラスには働かないということを矢野野球は証明したと言えないでしょうか?

    話は変わりますが、YouTubeで掛布氏と鳥谷氏が対談したものを見ましたが、鳥谷氏の今は余りにもデータに縛られすぎてはいないか?という問いが非常に示唆的だったと感じました。
    矢野野球はこの点でもデータは勿論、決めていた何かに縛られ過ぎてはいなかったか?ということを感ぜずにはいられませんでした。
    勝負事は常に迷いと葛藤の連続であり、何かに拠り所を求めたい気持ちは十二分に分かります。
    ただ勝負事は生き物であるが故に、データはあくまでも一つの指標に過ぎないと思い定め、それに拘るだけではなく、自らの経験則や一瞬の閃きを織り交ぜて試合を運んでいくべきだったと思います。
    矢野野球は結局自分たちの野球を4年間の中で見つけれなかったということでしょう。
    聡明な矢野監督は現場を退いてからその答えをきっと見つけ出してくれるものと思います。
    残りわずかなシーズンとなりましたが、散々言いたいことを言ってきたド素人の一タイガースファンとして矢野監督にはお詫びもしつつ、今後の更なるご活躍をお祈りいたします。

    • 星の輝き より:

      これは想像でしかありませんし、間違いかもしれませんが補足します。
      恐らく矢野監督の性格からして迷うことは罪であると感じていたのではないでしょうか?
      そこが矢野監督の根本的な間違いだったと思います。
      迷うことはどんな状況でもあり得ることで、その後の決断が誤ることは日常茶飯事です。
      迷うことを恐れ予め答えを出していることの方がその対処方法としては最悪だと思います。
      矢野監督によって「予祝」というものがクローズアップされましたが、これ自体結果としてプラスに働かなった。
      別に目標として決めることは結構だけれども、一勝一勝の積み重ねの先に優勝があり、その一勝を得る為のプロセスが判然としない中での「予祝」はただのお題目に過ぎなかったということでしょう。
      要は結果と過程の相関関係を履き違えていたから、選手が萎縮したようになり、悉くチャンスがピンチになったんだと思うのです。
      首脳陣の仕事の一つとして肝心な場面で如何に平常心を保てるようにするか、選手に掛かる重圧を少しでも軽減させてやるかがあると思います。
      その点でも「予祝」は良い方に作用したとは思えません。
      結果よりも過程を重視すること、これが成長途上の若いチームに求める最適解ではなかったか?
      これが今季矢野タイガースに対する私の最終的な感想です。

    • より:

      >データはあくまでも一つの指標に過ぎないと思い定め、それに拘るだけではなく、自らの経験則や一瞬の閃きを織り交ぜて試合を運んでいくべきだったと思います

      これはもう正に仰る通りなのですが、残念ながらタイガースはそもそも現代野球のトレンドに乗っかるのが遅かったですからね・・・それでも遅まきながらトレンドに乗っかってくれた金本政権発足から早7年、そろそろトレンドを基本にしつつ自分なりの采配・発明(例えば高津スワローズの超間隔ローテのような)をする必要があるということだと思います。そういう点では盗塁をガンガン仕掛けつつ高い成功率を誇っているのは「自分なりの采配」だと思いますが「ここで走らんのかい!」ということもありまだまだなのかなーと思いますね

      掛布との対談、鳥谷は四球(出塁率)の大切さを分かっていて今のタイガースに必要なマインドを持ってくれているなーと思いました
      フルイニング出場は指導者の立場になったら拘らないでいて欲しいですが(笑
      掛布の理論ももったいないですね・・・せっかく金本が呼び戻してくれたのになー

      • 星の輝き より:

        哲さん返信有難うございます。
        私自身データ重視の野球を否定するつもりは全くありません。
        ただ、阪神打者の打席での様子を見るにつけ、ピッチャーとのやり取りだけではなく、何か別なものに囚われていてような感じを覚えており、そこへ鳥谷の発言を聞いて腑に落ちたのがデータに囚われ過ぎという結論でした。
        ほとんど憶測にすぎないとは自分自身思っておりますが、要はデータの活用方法がうまく出来ていないということなんだと思います。
        以前にも述べましたが、全部打とうとするのではなく、捨てる意識或いは粘るだけ粘るとか、打席での迷いを絶って最低限の仕事から最高の仕事までを意識した中で結果を求めることに終始して欲しいと思っております。
        先に結果を求めるがあまり体が硬直したり、力が入り過ぎたりするのはとても勿体ないことだと思います。

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