いやあ、すごかったね、ベイスターズ。熱い熱いハマスタの応援に応えるように７回時点の７点差をはね返して逆転サヨナラ！９回ウラＧ西村も全然悪くなかったように見えたのに、ウィニングショットをことごとく痛打して、最後は多村が逆方向へ逆転サヨナラ３ランホームラン！生還したホームベース上でチームメイトの手荒い祝福を受けて大喜び。そんなに触れたらあかん、重傷を負うで（笑）。これがベイスターズ、対ジャイアンツ今季初勝利だそうだけど（それ自体は「しっかりせい」としか言いようがない）、なかなか素晴らしいタイミングで素晴らしい試合をやってくれた。にひひ…
松山でのスワローズ戦。Ｇ戦３タテして、いい雰囲気での旅回り。悪天候が心配されたが試合結果を含めて文句なし。
試合序盤はスワローズペース。またまた先発の石川は気合い十分、シュートを多投してベース板を広く使う投球で、好調タイガース打線をきっちり抑えていた。一方のメッセンジャーの方は、慣れないマウンドで直球が浮いてしまう。大きなカーブとツーシームをタイミング良く配球して、なんとかピンチを切り抜けるという投球内容だった。スワローズ打線も簡単にアウトにならず、打席で粘るという戦術を使い、メッセンジャーを崩しにかかっていたが、今季のメッセは精神的に強い。集中を切らすことなく、粘り負けしなかった。
押すスワローズはメッセンジャーに球数を投げさせて、走者を三塁に進めても得点ならず。タイガースの方は初回のチャンスを逃してからは石川にピシャリと封じ込められていた。それでもその初回の無得点が「つんのめり」だったこと、メッセが粘り負けていないことで、いつかは流れが逆になるだろう…そう思えるような試合展開だった。
初回のつんのめり。西岡がヒットで出塁し、大和投ゴロ（ランエンドヒット）で二進。鳥谷のレフト前へのヒット性ライナーをミレッジが突っ込んでダイビングキャッチ。ヒットを確信した西岡が戻れず（っていうかすでに「ホームイン」してた）ダブルプレー。もちろん痛いミスだ。このような形でチェンジになるのと、二死二塁でマートンを迎えるのとでは大違い。だけれども、一本で帰ってやろう、あそこならヒットだから思い切ってスタートだ！そんな心意気が伝わってくるような初回のミスは、チームを萎縮させることはない。それどころかミスを怖がらなくする効果さえある。
メッセの粘りに打線が応えたのは５回表。先頭良太がセンター前ヒットで出塁。一死二塁となってから、ショート森岡が痛恨の一塁低投で一死一二塁。打順は８番俊介、９番メッセンジャーだから、バッテリーとしては慌てることはない。しかしこの回の始めに円陣を組んでいたのは見ている。どんな策を授けたのかはわからないが、これまでの試合でＫＯされてきたバッテリーが余分な気を使ったことは想像できる。俊介は決め球アウトローへのシンカーを見事にセンター前に打ち返した。バッテリーの理想はストライクからボールになるコースだったろうが、それが少し浮いたところにしっかり反応した好打。エラーで広がったピンチだが、８，９番でかんたんにチェンジというバッテリーが思い描いていたシナリオをぐしゃぐしゃに崩したこの一打が大きかった。
一死満塁でメッセンジャー。この日一番の失投を見逃さずセンターオーバーの走者一掃３点二塁打で先制。一つ間違えば併殺で一気に流れを失うこともあり得たこの場面で、思いっきり攻め込むことしか考えなかったマインド。これが現在のタイガースの好調を物語る。勝てる時は、脳が先に勝っているのだ。
さらに西岡が三遊間ゴロのコースヒットで続き一死一三塁、大和はインコースへの小さい変化球を速い体の回転と遅いヘッドの返しという巧みな打法で左線ギリギリ、深いところに落ちる２点二塁打。一走西岡も微妙なタイミングをヒラリと身をかわして手でさっとベースタッチする絶妙のスライディング（ローリング？）で得点。素晴らしい走塁センスだった。
あっという間に５点略奪。ベンチの中はおなじみの大騒ぎ。エラー絡みではあったが、雰囲気の良さがビッグイニングを生むのだと感じた。
球数を投げさせられたメッセンジャーは、大量リードをもらって楽になった。直球もいいところに決まるようになり、スワローズの方はすっかりあきらめムード。球数も気にしないというような堂々とした投球で９回142球完投シャットアウト。いやあ頼もしい。ただこれから必ずしも中６日キープとはいかない交流戦になる。こういう楽な試合展開でここまで多く投げさせて良かったのかどうか。ま、杞憂になるよう次回登板まで万全の調整で、またいい投球を見せて欲しい。
タイガースが上昇、ジャイアンツが沈下でゲーム差が1.5まで詰まったのだとか。もちろん今時はどうでもいいこと。チーム力を上げていくことだけに専念すればいい。落ちてくるチームは焦りの中で試合をするから体力を消耗する。今はじわじわ、じっくり上げていくチームを目指して、後半いざという時に力を出せるように持っていければそれでいい。
コメント
メッセンジャーはメチャクチャ体がデカいので、当たったら飛ぶんやろなぁと思ってはいました。やっぱりデカい人は何かとワクワクしますよね！でも、トラオさんの言われた『脳で勝ってた』 が根本原因ですね！大和の打撃はホンマ鋭くて急成長(失礼？) で凄く頼もしいです。他の若手も頑張ってもらいたい！
西岡の走塁はセンスなのでしょうか？ホンマに華があります。
メッセンジャー、慣れない球場に雨上がりのマウンドに良く耐えて投げ続けました。心からお疲れ様と言いたいです。
※鳥谷頑張れ～！！
ここの所、地味な役回りながら勝利の裏に必ず絡んできてる男がいます。そう、俊介です。
東京ドームの守備はもちろんの事、ここぞの場面で喰らい付いて繋ぐ姿勢が、ことごとくツボを外してないのが印象的なんですねぇ。
なんだか、この所本人も外野守備固めの控えで収まってしまっている感がありますけど、そんな中でチームに貢献できることはしっかりこなしている姿を見せてますよね。今、阪神が好調なのは、控えを含めた全員が自らのやれる事をきちんとやっているからなんだろうなぁ、と彼の姿を見て感じました。
すいません。
なんでスタメン俊介やねん！って怒ってました。
よう考えたら福留のサヨナラ満塁弾も俊介がつないだからなんですな。
忘れてました。
今日は隼太がスタメンだろうからしばらくは２人で頑張ってもらわなあかんね。
いえいえ。私も個人的には隼太使って欲しかったですｗ
どうやら、福留もじっくり時間をかけて治す方針のようで、その間に若手外野陣を鍛えるつもりらしいですね。
阪神首脳陣もそういう考え方ができるようになったんだなぁ。隼太・俊介筆頭に、それに応えないと、ですね。
一死満塁で「三振してこい！」しか言えなかったスタンと違い
今回は和田監督は何とメッセに伝えたのか？(笑)
読売の時の能見といいピッチャーの打撃が大きな戦力になっている。
打てる、送れるピッチャーがいるのはチームにとって大きな財産だ。
幸いキャンプを見ていたらピッチャー陣が真面目にバッティングに取り組んでいた。
小さな努力が大きな結果を生む典型的な例だろう。
九番目のバッターからも目が離せない。
「ひと粒で二度美味しい」と昔グリコのCMで誰かが言っていましたが、讀賣のサヨナラ負けと併せてそんな１日になりました。
若干メタボ気味でスタミナに不安のあったメッセですが、昨日は尻上がりに球速も上がっていました。
もともとリリーフとして連れて来たメッセですが、タイガースで先発として開花！彼のような選手も昨日誰かが仰っていた「名誉生え抜き」と呼んでいいんじゃないですか！？
ファンサービスなどもジェフ魂を受け継いでいますし…
ヒーインの「チームが勝てば…」の
繰り返しも好感が持てました。
そしてチャンネルを変え讀賣戦に移したら、いきなり「判定覆し（行司差し違えらしい）」で私も熱くなりましたが、一番熱くなっていたのはキヨシさんであり、ベイスターズの選手達だったようですね。他チームの試合であれほど感動したのは初めてでしたww
鳥谷の初回の当りは打った瞬間ミレッジの守備力から取られると言う打球で、西岡の初回の走塁は完全な凡ミスであり、西岡らしくないと言えばそれまでなんだけれどもミスしたって全員でカバーして勝利すれば大きな傷跡にもならずまた今後も積極的なプレイが出来るので勝てて良かったです。
結果が出て好転している間に若手の潜在能力を極限まで発揮できる状況に持って行ってもらいたい。
押さえられて押さえられて小さく固まって潜在能力の発揮する場の無かった若手たち、昨日も西岡の５回の好走塁よりも田上や俊介のプレイが光っていましたね(大和はもうあたり前のレベル)
私もハマスタにチャンネル変えたら10-9になっていたのでビックリ！大讀賣のパワーを使って？の判定覆しに憤然！ 多村選手の一発に拍手を送り超気分よく床につきました。
メッセさん、序盤はどうなるかと気を揉みましたが昨日は気合い乗りが違いましたね！何球でも投げてやる！とは頼もしい限りです。ひと頃はＨＲコールが掛かったほどの男(ビデオ判定×)そら石川君舐めすぎよ、あの球は。俊介も良く繋いだが何かフォームがせわしなくてちょっと心配です。
勝利の素はベンチにあり。明るいベンチは見ていて楽しい♪ マートンが淡白になってきたので施しを頼むネ和田ちゃん。
ツヨシ、和田ちゃんの肩に手を掛けそうでコワイ。明るいのもホドホドにお願い致します。
岩田頑張れ！
慣れない地方救助のマウンドで投げにくそう＆途中キレそうにしていたメッセでしたが、自らのタイムリーもあって気分を良くして見事に立ち直りました。
去年なら、恐らくキレていたでしょうね。
今年は去年のように毎試合好投しても見殺しではなく、点を取ってくれる。と言う信頼感があるんじゃないでしょうか。
何よりも、ベンチの雰囲気が良いので少しのミスをしても気の毒な位に落ち込む選手が居ないんですよね。
ストレスフリーの状態なら、実力を発揮しやすくなります。たまに１２０％なんて出さなくても、毎日１００％近い力を出せればこのチームは悪いチームでは無いんだから、是非ともこの雰囲気をキープして更に上を目指して欲しいですね。
去年までは一二軍の入れ替えも少なく、首脳陣の関係も悪く、意味不明な采配等もあり淀んで見えていましたからね。
今年は違う。選手達も自然にそう思えているんじゃないですか？本音は皆勝ちたいに決まってるんですから。
そう言う意味では、初回の西岡選手の走塁は失敗には終わりましたが、勢いはつけてくれる走塁でした。失敗しても、あいつが失敗したんやからしゃーないな。みたいな雰囲気を出している選手ですし。元々イケイケなのは知ってますから(笑)。
因みにロッテ時代からああいうギャンブル的なプレーはたまに見ましたよ。
安定感のある石川だったが、阪神の積極的な攻撃と、またまた投手メッセのバットから先制点を取っての勝利。
嬉しいですね！
メッセのヒーインも見たかったのですが、すぐにハマスタのゲームに回しました。10：9でしたが、DeNAのベンチを見ると負ける気がしなかった。
多村の逆転サヨナラホームランには、これまたしびれて、気分爽快です！
メッセは142球、完投完封！
以前、ラーメンでブヨブヨと書いたような気がしますが、こんなにスタミナあったんや！スミマセンでした！
なるほどな〜。トラオさんの締めの文書に感服致しました。とても戦略的ですね〜。そして皆さまのコメントにも、なるほどな〜と感心致しました。
しかし、この３試合、クリーンアップは35の2 。 .057 打点０。よく勝ててるなと思います。下位打線が第２クリーンアップで、投手は長打のある６番になってますね。
そして、今季２１勝目で、うち先発に白星がついているのが１７試合。その率、.８１０。先発陣、すごいな〜。岩田を除くとさらに率が上がってまうな〜。
昨日は公式サイトで経過をチェックしてたんですが!!まさかのメッセンジャーのツーベース＼(^^)／ピッチャーが打つと攻撃側は盛り上がるし相手はかなりのショックを受ける!!投げても完投(^^)メッセンジャー様々でした!!
久保の代わりにクローザーと思いましたが当分、無くなりましたね!!
岩田、鳥谷ガンバレ〜
昨日は仕事で試合を見れず(>_<)メッセンジャーの投球、バッティング共に見ることは出来ませんでしたが、金曜日はこれで７戦７勝と抜群の成績です。メッセンジャー自身も５勝負けなしとハーラー単独トップ。今までは打線に援護してもらってる感がありましたが、これを機に調子を上げてほしいです。１５勝も狙える位置にいるので、頑張ってほしいです。
福留が降格して俊介と隼太が併用で使われてます。是非アピール合戦で福留が帰って来たとき嬉しい悩みになるくらい２人には頑張ってほしいです。
今日は岩田ですか。四死球連発で自滅しないことのみ望みます。四球はピッチャーのエラー（時と場合によりますが）です。岩田は打者を怖がらず、大胆な投球をしてほしいです。もし今日あかんかったら交流戦先発を回避いて新しい戦力を模索するのが賢明でしょう。
後ろが心配とはいえ、先発陣が完投し始めたのは嬉しいですね。５点差くらいないと後ろを考えた時心配なのは確かですね。藤浪も休養のようですし、投手はこれから夏にかけて十分な配慮が必要ですね。
昨日の生え抜き議論で皆さんの文章を読んで、何故自分は生え抜きにこだわっていないのかも整理がつきました。
昔は年功序列の職場も多く就職難なんて縁がなくぬるま湯だった。でも現在の職場は人事異動が頻繁で、自分は生え抜きだけどいつ異動になるかわからない厳しさの中仕事をしている。異動で来た人は実力があっても厳しい目で見られたり、人一倍の努力が必要に思える。それを補強と比べるのはちょっと違うけど、仕事という点では何か同情しちゃってるかも。
うぇ〜ん晋ちゃん抹消？疲れたまったかー(/_;)
明日楽しみにしてたけど、楽しみはとっといてっと(゜▽゜)
誰が楽しませてくれるんかなぁ？(^_^)
そして岩田がんばれーっ＼＾o＾／