台風18号接近 順位決定延期でつらつら

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中日本を台風が通過している朝。C-G戦が中止になった。最終順位がかかるわけなので、気になるっちゃあ気になるのだが、この日程延期により、土曜からのクラシリ1にも影響が出る。第1戦は今日から中4日になるので、今日の球数によってはマエケンが初戦を回避する可能性がある。誰が来ても…という心構えが大事だけれど、やっぱりマエケンは特別な投手だからねぇ。

アメリカもポストシーズン真っ最中。鳥谷の同級生、カンザスシティの青木も頑張っている。シーズン終わりの盛り上がりから間を空けず、一斉にプレーオフに突入していく様子を毎年「いいな」と思う。日本では先に消化しきれなくなるため、試合数全体を減らした(交流戦を減らし、リーグ戦を少し増やした)のだけれど、なんかそういうことじゃないように思う。

そういえば日本の場合は「一斉開幕」というところにこだわりがあるけれど、MLBの場合は始まりはバラバラ。理由はいろいろあるのかも知れないが、お尻を揃えるためというのもあるんじゃないかな。引き分けという考え方がない。何時間でも待って試合再開する。ダブルヘッダーをいとわない…など、「プロ野球興業」というものへの考え方自体がずいぶん違う。

話は全然変わるけれど、リーグ優勝の条件である「最高勝率チーム」は、「最多勝敗差チーム」に変更すべきじゃないかな。「勝敗差」ってのは今適当に作った言葉だけど、いわゆる貯金のこと。最高勝率=優勝の場合、極論すると、
1位 1勝99分 勝率1.000
2位 99勝1敗 勝率 .990
みたいな例があり得るワケで、そうなると引き分けというものが「やや勝ちに近い」ものになる。そういう試合展開になれば、両チームともに「引き分けもやむなし」という意識になる。貯金の数で順位が決まるとなれば、引き分けはまさに「なんにもなし」。よりアグレッシブに勝ちに行く姿勢を引き出せそうな気がする。

実際のところはさっきの極論みたいなことはなく、勝率でも貯金でもだいたい同じ順位になるのだけれど、少なくとも理屈に合っていると思うし、少しだけ意識は変わると思う。

西日本はもう天気回復かな?みなさん、今日は無理せず、お気をつけて。

コメント

  1. 西田辺 より:

    アメリカでは、レギュラーシーズンはプレーオフへの挑戦権的な考えなんでしょうね。
    日本とアメリカ、それぞれが夫々の風土や考え方の中でやっている事ですから
    どっちがどうとは言えませんが。
    昨日のサンフランシスコとワシントンの試合なんか、思わず引き込まれるほど緊張感
    溢れる試合でした。
    見る側としては、あれはあれで面白いです。
    まぁ、リーグの上半分が出れるCSと地区優勝(各リーグ3)とワイルドカード決定戦から各1の
    4チーム。
    両リーグで8/30の狭き門。
    当然メジャー契約の中に、プレーオフ進出の際の報酬も含まれるでしょうから、選手の
    目の色も違うはず。
    本当は日本も引き分けをなくして、純粋に勝ち数上位=勝率上位になれば良いんでしょうけどね。
    そう言えばバスケにしても、アメフトにしてもアメリカンスポーツは引き分けを良しとしない競技が
    多いですね。
    さて、順延になったCS1st開催権争奪戦。
    もうタイガースとしてもファンとしても、何もできる事はない。
    結果がどうあれ、受け入れるしかないでしょ。
    そんな事より、早々にCSの先発投手の順番(一応予想と謳ってますが)が報道されてる事の方が
    ムカつきますけどね(笑)

  2. 何年か前に引き分け再試合ってあったけど日本もメジャーみたいにおしりを揃えてペナントレースからポストシーズン日本シリーズを一気にやった方が盛り上がると思う。ただ観客動員が増えてるからNPBは現状のままでって考えやろな。
    今日の広島✖︎巨人は気になるけど監督人事を含めた将来の阪神の行方がもっと気になってしまう

  3. 阿太郎 より:

    透明バリアーで雨をはじく球場が完成する頃にはオレ達はいない…

  4. 虎ジジィ より:

    日本とアメリカではいろいろと事情が違うみたいですね。
    日程の都合で、時にはどしゃ降りでもゲームを強行する日本の野球には一年目の助っ人などは驚く事でしょう!

    昔NPBで、1956~61年に引き分けを0.5勝0.5敗として勝率を計算する制度を実施していたのですが、計算が面倒ということで廃止されたらしいです。
    今では「引き分けに持ち込む事」も作戦になったりするので、しっかり引き分ける事も大切ですよね。

    ダブルヘッダー、今では無くなりましたが、その言葉を聞く度に故仰木監督を思い出します。
    ちなみに私が一番プロ野球にハマッていた頃はパリーグだけ2期制で、あれはあれで面白かったです。

    余談ですが、同級生の青木に刺激されて、鳥谷がアメリカへ流出する事が心配です。

    • いわほー より:

      中島を本気で取りに行く理由は、球団が鳥谷流出はほぼ確実という情報を掴んでいるのかも。

      • 虎ジジィ より:

        「日本の内野手はメジャーでは通用しない」が定説になっているようですが、どうでしょう??鳥谷がムネリンみたいなキャラは演じられないでしょうし(笑)。

  5. いわほー より:

    「引き分け」は是非なくして欲しい。
    そうすればたまに起きるゲーム差と勝率が逆転するねじれ現象もなくなるし。
    延長戦が選手に負担というのであれば、高校野球でも採用が検討されている「タイブレーク方式」を取り入れてもいいし。

  6. 虎っしー より:

    西田さんも仰ってますが、アメリカはプレーオフ、ワールドカードがよりリーグ戦よりプレミア感が出てますよね。

    日本の場合消化試合を少しでも減らそうという事でCSなるものを作った。見事リーグ最終戦まで、順位変動に目が離せない状況を作れた事は良かったです。
    しかし、逆に日本シリーズの存在意義やプレミア感の劣化が酷いです。
    数年前に千葉ロッテがその問題を体現してくれましたが、リーグ3位でも日本シリーズに出て「日本一」と
    いう称号を得るチャンスがある。
    そうなると、自軍の戦力分析をした時に、とりあえずリーグ優勝は厳しい。けどリーグ3位からの日本一は狙えるかも?!と戦略を立ててしまう球団がいることも事実です。
    難しい問題ですが、今年の日本シリーズが阪神対日ハム!とかになればまた何処からか鶴の一声が(笑)かかる可能性もありますよね。

    前ケンスライド登板で、CS初戦回避の報道が出てますね。どうなるかは
    分からないです。中4日が出来ない訳でも無いでしょうし、カープの判断が気になりますね。
    阪神としては前ケン回避で初戦快勝から勢いで2つ目も取りたい所ですよね。逆に初戦落とすとかなり崖っぷちになりますが…

  7. なかっち より:

    引き分けがなくなると余計試合が長くなる可能性ありませんか?
    ベンチに入れる選手もたくさん必要になりますし、現状ルールでいいと思う。

    タイブレーク制には反対!以前オリンピックでも行われたが、正直面白くない。
    守る方はいきなりピンチからになるし、攻撃は打順の巡り合わせもある!上位から始まるならいいが、下位から始まるとかなり不利になると思う。

    やるなら昔みたいに引き分け再試合やね!試合は9回までで延長はなし!試合時間短縮にも繋がるんちゃう?

  8. 虎世界一 より:

    なぜこのタイミングで初戦はメッセと予告してしまうのだろう・・・
    CSは予告先発制ではないのに。
    初戦は右か左で貫ける戦力があるのにもったいない。

  9. トラ11 より:

    勝敗の差による順位のほうが断然スッキリして良いと思います。
    ダブルヘッダーの件は選手の疲労を心配しますが、チーム全体の力の差を出すのに一番わかりやすいと思います。
    しかし、日本のプロ野球では日程やら長時間ゲームの弊害問題やらで難しいのでしょうね。
    ダブルヘッダーがあったころ、昔の選手は偉かった。昔のファンもえらかった。

    今年はカープと3本の毛の差でハラのハラで順位を左右されることは本当にムカつきます。

  10. hi64 より:

    引き分けの件はご指摘のとおりで,引き分けを勝率計算の母数から引くことになる結果,
    引き分けの数は上位チームに有利になってしまうという問題があるということだと思います。
    虎ジジィさんもおっしゃってましたが,0.5勝,0.5敗ということをやっていた時期もあったようですが,わずか数年で廃止されています。

    この辺りは,スポーツの文化的側面として考察しても面白いと思います。
    20年前,大学の一般教養の授業で面白いことを習いました。
    今,世界で普及しているスポーツの大部分は,イギリスかアメリカの発祥と言われています。
    イギリスは,代表的なところでは,サッカー,ラグビー,ゴルフ,テニス等。
    アメリカは,ベースボール,アメフト,バスケットボール,アイスホッケー等。
    で,イギリス(というかイングランドでしょうか)発祥のスポーツは,選手交代という概念がない(または,なかった),雨でもやるというのが特徴のようです。
    対してアメリカ発祥のスポーツは,選手交代自由,雨天中止が多いというものです。
    理由は忘れてしまいましたが,イギリススポーツが特権階級から始まった貴族的なものであるのに対して,アメリカは大衆的・民主的な成り立ちであるからといったものであったように思います。
    貴族的な考え方から,選ばれたイレブンが最後まで試合を完遂する,途中交代などあり得ない,というところでしょうか。
    翻って,引き分けの問題ですが,日本人の曖昧にして結論を出さないという国民性にはマッチしているのかもしれません。
    また,車で来る人も多いアメリカの球場と違い,終電の時間が気になる日本の球場では,延長無制限というのは考えづらいでしょうから,そういう現実的な問題もあるかもしれません。
    とりとめのない話になりましたが,延長12回であれば引き分けの数も1チーム年間数試合でしょうから,今のままでもさほどの不都合もないってことなんでしょうね。

  11. TJ風船 より:

    確か・・・の話で申し訳ありませんが、82年シーズンだったか某軍の横やりで勝利数で争った挙げ句、優勝したのは中日なんて事があった記憶があります。
    何事も白黒付けたいもんですが、日本人気質に合ったようなグレー的、玉虫色的なルールも頷ける気がします。個人的には、なかっち様の仰る9回延長なし再試合が現実的と思います。

  12. こうさん より:

    台風一過…。
    我が家にも市役所から避難勧告のメールが来たが最小限の被害で済んだ。
    さあ、他力本願の最終戦。
    自分の中で、何か変わりましたか和田氏?

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