和田構想が機能 対ライオンズ

スポンサーリンク
定期投稿

虎D5・植田、7日西武戦に1軍ベンチ入り!横田ら2軍へ(サンスポ)

開幕メンバーへのトライアルも微調整期間に入っていく。そこで植田海、関本上げで、隼太、横田、中谷、北條、岡崎下げの報道。荒木のケガで代走が手薄なところ。足と守備なら一軍クラスという植田のベンチ入りも有りか。タイプは違うものの、「二軍レギュラーの北條と、一軍控えの植田では、どちらが伸びるか」という実証実験にも興味あるのだが、はたしてどうする、どうなる…。外野は江越だけが挑戦権キープか。俊介もそろそろ上げるものだと思っていたのだけど報道ないね。

「最強の2番」誕生でっせ!虎・上本、4安打でOP戦打率・524(サンスポ)

「2番でも待つのではなく攻めるタイプ。初球から振っていけるし、追い込まれてからも進塁打できる。つなぐ、塁に出る、つなぐ、どっちもできる2番バッター」

甲子園の対ライオンズ、オープン戦は、まだ寒そうだった。今季の和田構想、早大先輩後輩二遊間・鳥谷&上本の1,2番がハマリにハマった。攻撃的2番として上本を核にする。和田監督の発言から、その考え方が伝わってきた。思えば、和田監督の「これがオレのやりたい野球なんだ!」というものは今までなかなか伝わってこなかった。この1,2番、いや、この2番打者にそれが出ているように思う。

星野監督はエース井川にチームの命運を預けた。岡田監督は5番今岡をキーにしたオーダーを組んだ。エース主義の星野、5番主義の岡田。面白いもので、監督は現役時代の自分の役割に焦点を当てる。和田監督は上位打線、特に2番セカンドへの高い要求を押し出して来たのかも知れない。

現時点で、上本はその要求に高いレベルで応えている。守備はかなり上達した。打撃でも技の多彩さを身につけた。自分のツボを持っているというのが2年前の打撃。粘りをおぼえたのが去年の打撃。今年はなんでもできるというイヤらしさを出している。ヒットゾーンは増えた。ファール打ちの技術は向上した。野球頭の良さを活かすだけの打撃技術が追いついた。

出塁率チームダントツの鳥谷が一塁に出て、明らかに盗塁を狙っている。上本とのコンビでは、送りバントではなくエンドランを狙っている。ストライクもボールも投げづらい。1回表からやりにくい。球数を投げ、ペースを渡す。相手にそんな野球を強いる。「仕掛け」さえできれば、あとはそれを崩すだけの分厚い打線がある。私はこの和田構想は、よくよく考えて、その考えた結果を試し、自分のものにしつつあると高評価している。

3番西岡が、その1,2番の流れに乗って、勝負強さを発揮できるかどうか。注目点はここに移っていく。西岡の精神力の強さに賭けるというのも、私としては理解できる。この1~3番は、理屈にかなっている。

ただ理屈通りにならなかったりするのが野球であり、その時どのように耐えて、どのように立て直すかに、本当の統率力が出る。誰かがケガで欠ける、考えられない不調に陥る。そんなことも想定し、その時、何をどう変えるのか、変えないのか。そんなことも考えながら調整していきたい。

藤浪vs森の「リアル・ドカベンプロ野球編」は面白かったね。全球直球で演出した梅野もお上手でした。これで「侍」に行くのだけれど、調子に乗ってケガしないように。

去年の成長の目玉「ダブルU」梅野&上本が、チームを引っ張る形ができた。このことだけを取り上げても、チーム全体が想定通りに成長しているといっていい。あとは勝手に伸びるものを、いろんな人がいろんなことで邪魔しなければいい。

コメント

  1. としとまき より:

    一番鳥谷、二番上本は攻撃のバリエーションが広まるからええで!特にエンドランなど足を使った攻撃に期待!三番は最後まで悩む。昨日の西岡のツーベースも上手い一塁手なら取ってた。当たりとしては福留の方が良かった。二人とも怪我で戦列離れる可能性大やから三番の固定を考えたらほんまに悩む。和田も悩んでるはず。三番固定できないチームに優勝は厳しい。

  2. こうさん より:

    上本のデキを見てると俺が唱えてた2番・西岡はなくなったな。だからって3番・西岡は賛成できない。
    西岡には「差し込まれる」というイメージがある。あの讀賣戦、誰もいないセンターへのヒットだったが単なるセンターフライだ。「あそこを狙った」と言われたら「ゴメンナサイ」だが。
    今季もホームランはゴメス頼みになる。西岡が鳥谷と上本が作る1・3塁を、どんな形にするのか。ゲッツーでも点が入るならいいが、点が入らずのゲッツーで、その後ゴメスの外野フライが最悪。それが続くようなら迷わずに入れ替えてほしい。まだ上本の方が逆に打てるから上本が3番の方が面白い。西岡には「今年が最後」ぐらいの覚悟を見せてほしい。
    梅ちゃん上半身がデカくなったなぁ!

  3. 虎ジジィ より:

    投手陣は順調。
    メッセもペースを上げてきたし、藤浪もセットポジションからの投球をモノにした感じ!後輩・森との157km3連投は圧巻でした。
    渡辺も往年のキレが戻り、リリーフ陣に関しては選ぶのが難しいぐらいレベルの高い陣容になってきました!!

    問題は打撃陣、いわゆる主力が揃い、そして結果を出す。
    それでもチャンスをもらっていた隼太・北條・中谷・横田・岡崎、もっとギラギラして欲しかったです。やはり落とされましたか、仕方なし!

    このままでは、ちょっと打順を入れ替えただけで去年と同じメンバーになる…。出て来いレギュラーを脅かす若手!

  4. がっく より:

    この1、2番が機能するなら3番マートンで一気に畳み掛けなきゃ。5番は福留、6番は両太で。

  5. 月見草 より:

    2番上本には反対です。バントしないつもりならわかりますが。それなら上本、鳥谷の順がいいわけで。一番いいのは上本、西岡、鳥谷の並びかな。ただ上本2番、大和8番だと、かなりバントが減りそうなので、その点はいいかなと思います。

  6. ばるにい より:

    『監督は現役時代の自分の役割に焦点を当てる』に目からウロコ\(^O^)/

  7. 熊虎 より:

    一番・鳥谷は一発も走力も出塁率もハマリ役だと思います。なんせ、セ・リーグでは9番が送りバント専門なんで足攻専門の赤星タイプではなくポイントゲッターの役割をこなさなければ投手を挟む打順につながりなんてありえません。
    では2番は? 1番打者を9番と2番二人の「バント役」で挟むのはナンセンスの極みです。勿論、バントもしなければならないケースもある、クリーンナップが文字通り走者をホームに還すには走力も必要。ケースバッティングも求められる。作戦請負担当打順ならば足のあるベテランが担うべきでしょう。・・・というわけでスイッチヒッターでバントも足もある、ここは西岡なんじゃないですかねぇ?

    私は上本は一年間ライトヒッティングを強制した昨年の経験を活かした上でHRを期待しない中距離打者として活躍の場を与えて欲しいと思っています。体格で適性決められたらもったいないほどのミート力と飛ばす才能を持っている選手です。出来れば3番打者、もしくは9番のバントでスコアリングポジションに進む役割の7・8番で梅野とコンビを組んで欲しいところです。

  8. トラ11 より:

    今季の和田監督の姿勢は私の中では評価大です。
    昨日は理想的なゲームでした。
    しかし、西岡を上位打線に置きたいのなら西岡2番がもっとはまるのではないかと思います。
    上本は野球能力の高さが発揮されてきているのが頼もしく、1番で出塁してくれたら、2番は西岡でなんかできそう。3番は鳥谷。
    私としてはこれが今のところ理想です。

  9. ken3953 より:

    西岡3番がどこまで機能するかにやはり掛かってるように思います。
    こうさん様が書かれているような、ゲッツーで得点にならないパターンが
    多いようではチーム成績にも影響しそうです。
    鳥谷1番はアリかもしれませんが、それ以上に機能する3番が必要です。
    今成に期待はしてるんですが、固い筋肉を付けすぎた印象なので
    じっくり治さないとすぐに再発するでしょう。

    とりあえず西岡は様子見ですかね。

  10. なかっち より:

    西岡3番で賛否あるようですが、個人的には反対派です。

    それなら上本、西岡、鳥谷の1、2、3番番の方が良いと思います!

    大和の打撃が良さそうならウエヤマコンビでも良いかも。

    上位打線に力を入れすぎて下位打線がひ弱に映るのは私だけでしょうか?
    梅野、大和、投手陣の下位打線はちょっと。

    西岡、福留あたりが6、7番あたりを打ってくれると相手投手は嫌なんじゃないでしょうかね!

    厚みのある打線を考えてほしいですね。

  11. 英くん より:

    今成が戻って来れば、1番から鳥谷、上本、今成の打順は個人的にハマりそうな気がします。

  12. TJ風船 より:

    『がっつり』入手成功致しました!
    試合は見ておりませんが、2番上本が大活躍だったのですね。都の西北1・2番がハマったようで和田さんとしては開幕が見えて来たのでしょうね。3番、5番、6番の人員配置がより重要になりましたね。

タイトルとURLをコピーしました