ワクワク>ドキドキのタイガース

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「ワクワクする」今季のタイガースを見ている人の多くが口にする言葉だ。これってなかなかスゴイことだ――というのが今日の話。

監督が願ったとおりの選手起用や采配をしてくれるとファンとしてはうれしい。奇想天外な作戦を連発してくれるとビックリする。でも「ワクワクする」というのはそれらとはちょっと違うと思う。

「ワクワク」は将来の変化に対する期待感。変化への推進力が実感でき、しかもその方向性を好ましく感じているということ。

“前のめりなら転んでもかまわないから、常に前を向いて全力で走りなさい”

金本監督は、かつての自分と同じように、ヘタクソだけど足だけは速い、そして無限の可能性を感じさせる横田に、そのメッセージを送り続けている。そんな横田の推進力を活用している。
また、将来像が想像できないほど力強く振っている髙山の伸びる力を活かしている。

金本監督のそのメッセージは横田や髙山だけに向けられているものではない。ベテランにも、外国人にも、二軍でチャンスを待っている選手たちにも方針として浸透する。

できるはずという見込みは存在しないし、やってもらわなくても、代わりをめぐる競争があるから誰も困らない。福留からもゴメスからも鳥谷からも西岡からも、危機感と自己変革への意欲がみなぎる。

方針が明確なら、選手たちは合わせる。求心力となり、チームは団結もする。
推進力が働いている状態のチームは、難しいコーナーでも踏ん張りが利き、バランスをキープできる。

「ワクワク」は、けっこうな頻度で「ドキドキワクワク」という言葉の一部として使われる。おそらくワクワクとドキドキは近いもの、あるいは往々にして一緒にあるものなのだろう。

でも、金本阪神を表現する言葉としては、圧倒的に「ワクワク」であり、今のところあまり「ドキドキ」は使われない。野球の試合を見るのは少なからずドキドキな体験なのだが、今のタイガースを表現する言葉はあくまでもワクワクなのだ。

ドキドキは鼓動。将来起きることへの緊張感。不安や恐れも含んでいる。ドキドキは止められないが、ワクワクによって意識の外に追いやることはできる。

ドキドキよりもワクワクを感じるのは、楽しみな気持ちが、恐れや緊張感を上回っているから。金本監督のメッセージが私にもしっかり届いているということだ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    開幕セレモニー、全てがアレから始まった。
    「和太鼓」で「和田以後」を表現し、西川貴教の国歌斉唱で昨年までの野球を「消臭力」ww。

    冗談はさておき、昨年とスタメンをガラッと替えた金本野球はtoraoさん好みの脚絡めの野球であり、そのtoraoさんに共感するココの住民ほぼ全員が「ワクワク」と言う言葉を使うのも頷けます。

    関東でも是非「奇想天外」のびっくりポン作戦で、いつも春先は元気の無いヤクルトをイッキ飲みして欲しいです。

  2. yalkeys より:

    幸先よい開幕カード勝ち越しでした。
    toraoさんの見事な「ワクワク」と「ドキドキ」の使い回し表現力に感服です。
    本日先発藤浪の心は「ワクワク」でしょうが、ツバメ先発○○(今、車内ですが、どうしても名前が思い出せません。(>_<))の心境は「ドキドキ」ではないでしょうか。

    • 勿来 より:

      燕は館山です。
      今までは、ちょっとを苦手にしてた投手ですけど、今シーズンはきっとやってくれますよね?

      藤浪は「今日の球審は誰なんやろ?卍さんかな?」って、投げるのを楽しみにしてるんじゃないかなって想像しちゃいます。

  3. 虎っしー より:

    勿論タイガースの勝利を楽しみに見ているのですが、個人的には応援している選手が活躍出来るか、ボームヘッドしないかの方が気になる見方をしているもので、とてもドキドキしながら見守っていますね。チーム内も常に出番の奪い合いですからね。
    でもこれもきっと高山横田を中心に見ていたらワクワクが強いんでしょう。僕の場合崖っぷちだったり、出番が余りない選手が贔屓なもので。高山なんかはワクワクも最近はしなくなってます。なんかもうルーキーには見えない。良い意味で。笑

    今日は藤浪Vs館山です。
    藤浪は相変わらず制球力が全てではないでしょうか。館山は本来の力で来られたら簡単には行かない投手です。もともとスリークォーター気味の投球フォームからナチュラルなシュート回転が持ち味なので、今日は左打者が鍵になると思いますね。素人目では。笑
    おっ今日も高山横田が主役になる予感。

    高山は明治時代から神宮球場初凱旋という事で、かつてのホームグラウンドでどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。

  4. 西田辺 より:

    まさに「未知の魅力」にワクワクしますねぇ。
    これからどうなって行くんだろう、今日は何をしてくれるんだろう、と。
    今日も初回の攻撃が楽しみで仕方がありません。
    相手先発館山の真っ直ぐを多彩な変化球をどう対処していくのか。
    そして今日のタイガース先発は藤浪。
    彼もまたワクワクさせてくれる投手です。
    4年目の進化は?課題の克服は?球速は?
    去年までは少なかったこの「ワクワク」をチームの推進力に変えて
    ドンドン突き進んで欲しいですね。

  5. 黄金バッテリー より:

    本当にtoraoさん始め多くのタイガースファンが、今はワクワクした気分に浸っているのではないでしょうか。

    すべての始まりは、金本を監督に招くことを決めたときだったように思います。
    監督の座を請われてもすぐに受諾せず、自分に有利な条件を得られるまで、固辞のカードをチラつかせながら有利に交渉を進めていたとき、それまでの金本に対する固定観念を改めさせられました。

    そして、就任後のバットを強く振ることの徹底と肉体の強靭化。とくに若手に対する厳しいながらも、愛情に満ち、理論に即した指導方法。
    今後、連敗や選手の不調、怪我等で厳しい時期もあるかもしれませんが、確実に阪神タイガースは強くたくましいチームに生まれ変わりつつあると思います。

    少し前までは、生え抜き選手がほとんどいなく、よそからとってきた選手や外人頼みのチームだったことを考えると、本当にワクワクです。

    長文失礼しました。

  6. トラ11 より:

    今年のタイガース程ワクワクを感じられる年はなかったような気がします。
    先日の同点に迫られた時点でも焦燥感は何もなかったです。
    一生懸命のプレイはワクワクドキドキで、楽しさの方が勝ってしまいます。
    でも、試合が始まる前はドキドキします。この気持ちがワクワク感なのかもしれません。
    今日は藤浪に期待しますが、館山攻略も今季のタイガースはやってくれそうで期待満載です。
    やはりワクワクします!

  7. そよ風 より:

    戦前では予想もしなかった2番横田。
    走塁ミスもあったり守備もぎこちなかったりしますがそういうところも含めて「ワクワク」ですね。
    しかしこの高山‐横田という1・2番の並びは秀逸ですね。ノムさんも褒めていましたが。

    タイガースとしては最高のスタートが切れました。
    エース藤浪が4戦目にして登場というのも心にくい演出。
    昨年のチャンピオンチームに敬意を表した意味もあるのでしょうか。

    今宵は鳥谷‐西岡の「隠れ1・2番」にも頑張ってもらいたいと思います。

  8. 南の虎 より:

    「ルーキーや新外国人、一軍経験の少ない選手がどんなプレイをするんだろう」というワクワク感、新監督&大幅に入れ替わった首脳陣のベンチワークに対するワクワク感。やはり、今年のタイガースは見ていて楽しいです。もちろん、新加入以外の選手のプレイにも期待しています。
    スローガン通り「変革期」のチームだと思うので、失敗や敗戦に対するドキドキ感よりも、変化を期待するワクワク感でいっぱいです❗

  9. なかっち より:

    タイガース超変革関東上陸。関東でどんな旋風を起こしてくれるのか?期待したいと思います。もちろん神宮球場は半分以上がタイガースファンですよね?

    高山、横田、へイグにタイガースファンの凄まじさを見せてあげてください。そしたら旋風が巻き起こるはずです。

  10. TJ風船 より:

    昨年の秋季キャンプからたまらん状態になってますね〜!チームをなんとかしようとするKKコンビに選手も我々ファンも上手いこと乗せられて、時には熱く、時には清々しく観戦させてもらってます。

    若虎の成長日記を一軍公式戦で見られるなんてワクワクを通り越して感無量です。
    1、2番を見ていると目頭が熱くなりますね(笑)。

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