北條の転機

北條史也がつかんだ「8月13日第1打席」/コラム(ニッカン)

以下、リンク先記事から引用。
《11月末、契約後の会見で印象に残るプレーを問われ「8月13日の第1打席」と即答した。日付をそらんじるあたり、よほど衝撃だったのだろう。京セラドーム大阪の中日戦。1回、ライナーの二塁打を左翼線へ。興奮気味に振り返る。
 「軸で先に回転して、バットが後から出てきて。軽く、力を入れず、下半身で回って振れた。『回っただけ』で打てた。その時、アッ!となったんですよね」》

どうしてもできなかった「さかあがり」ができた瞬間、あるいは、突然自転車に乗れるようになった瞬間のようなものだったのか。

では、その打席以後の北條の成績を抜き出してみる。

打数136、安打41、四死球13、犠飛1、塁打数66。
(参考:データで楽しむプロ野球
集計すると、打率.302、出塁率.360、長打率.485、OPS.845となる。

ちなみにその前日までのデータは、

打数249、安打64、四死球29、犠飛3、塁打数80。
打率.257、出塁率.331、長打率.321、OPS.652だった。

ということで1年のトータルは下記におさまった。
打数385、安打105、四死球42、犠飛4、塁打数146。
打率.273、出塁率.341、長打率.382、OPS.723。

あらためて8月13日「ビフォー&アフター」を比較してみる。
   打率 出塁 長打  OPS
前 .257 .331 .321 .652
後 .302 .360 .485 .845
計 .273 .341 .382 .723

なるほど「開眼後」の北條が別人だったのがわかる。確かに本人がいうとおり長打率が飛躍的にアップしていた。この形で通年で来てくれればこれは楽しみだ。
さて一冬の間、体を鍛え、素振りを繰り返してきた北條の「2年目」やいかに。


週刊虎バカクラブ
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6 コメント

  1. 虎ジジィ
    Posted 2017年1月12日 at 10:49 | Permalink

    昨年、いろんな選手がチャンスを貰い開眼した中で、(野手で)ひときは目立っていたのは北條でしたね。
    toraoさんの例えはちと古い(笑)です(現在は逆上がり補助台が鉄棒に置いてあったり、幼児用ペダル無し自転車があるので「突然」ではないw)が、何かブレークのきっかけを掴んだのでしょう。

    ただし、本当の勝負は今年!
    昨年「底」を味わった鳥谷もショートに拘りを持ち、新成人(オメ)・植田も当初の大和並みのグラブ捌きや脚で北條を追いかけて来るでしょう。
    勿論、大卒の同世代内野手=大山も即レギュラーを狙っている事は間違いありません。

    そして何よりも、野手へ厳しい言葉を発する、今季の金本監督は相当 期するモノがあるようです。
    キャンプインまでのウエートトレーニングのノルマである「基本は『体重×2』の重量で、スクワットを連続10回成功させる」というものは、フリーウエイトトレをやった事がある方なら理解できると思いますが、かなりキツいノルマです。

    しかも、春季キャンプ初日に強制帰阪させる可能性を「十分ありうる」と発した事もあり北條なども、その「ふるい」にかけられない保証はありません。

    今季のタイガース、外野手は薄っすらとレギュラーが見えますが、内野手は全てのポジションが白紙!
    実質2年目の北條には遊撃手争いの中心であって欲しいです。

  2. 西田辺
    Posted 2017年1月12日 at 10:55 | Permalink

    本人にしてみれば、余程衝撃的な感覚だったんでしょうね。
    頭で分かっていても意外と実戦では出来ないものですけど
    「やってきた事が実った」実感があったのでしょう。
    肝心なのは、その感覚を忘れない事。
    今季の開幕第一打席が楽しみです。

    話題変わって、台湾でのウィンターリーグでNPB西の抑えの
    エースとして活躍した石崎が結婚との事。
    この冬が本人にとって自信になったかも。
    末永くお幸せに。

  3. Posted 2017年1月12日 at 11:02 | Permalink

    8月13日の第一打席でしたか。一軍に出始めた二十代前半の選手は、何か掴んだら一気に覚醒する可能性を秘めてますよね。そのタイミングがゲーム中の事なら殊更です。

    今季の北條ホームラン集を見返してみましたが、その次の打席で第2号を放ってました。1号とは全然スイングが変わってますね。この二本を比べてみると、本人が語っている通り、軸足中心に左肩を開かず廻っている形が見て取れます。

    その後の皆様の記憶にも残っているであろう、9月22日のZOOMZOOMでジョンソンから放った第4号では、更に進化してる様に見えます。「ホームラン打つのに力は要らんのやで~」って感じの理想的スイングです。

    一度、見比べてみてください。
    https://www.youtube.com/watch?v=ijFj8lbWnG0

    この覚醒を、慢心せずに更なる覚醒へと繋げていって欲しいです。

  4. こうさん 
    Posted 2017年1月12日 at 12:07 | Permalink

    若手に課した金本監督のノルマは「スタートラインに並べ❗」という監督の優しさなんじゃないかな。小さな身体で「ヤらなきゃ生き残れない」を味わった広島時代の金本は若手に最低のスタートラインを作った。けど「その先」を自ら設定し、自らを鍛える選手を待っているはず。

    さてタイガースは長打が出る可能性がある「かもしれない」外人さんたちにサヨナラした。今季の不安要素は「長打不足」と「ファースト不在」の二点。デホさんの名前が出ているが…一気に不安要素が解消されるかもしれないけど…あの腹がねぇ。ベテランがウエートトレをしたら怪我するかもしれない。デホさんにもノルマは課さないだろう。だいたいセ・リーグ向きの選手なのかなぁ。分からん。

    金本監督のノルマは「自信をつけさせる為」の初歩。自分の足で歩き出さないとね。

  5. 虎轍
    Posted 2017年1月12日 at 12:16 | Permalink

    北條の打撃開眼があったんですね。
    きっかけを掴むと、その後は感覚、感触が残って出来るようになるんでしょうね。
    torao様の仰有る逆上がり理論は、よくわかります。
    確か一昨年の藤浪も何かを掴んだと言って飛躍を遂げようとしてたはずなんやが…(笑)
    オフの間にしっかり復習して、北條はモノにしてもらいたいですね。

  6. なかっち
    Posted 2017年1月12日 at 12:25 | Permalink

    北條がどの目線の高さで物を見てるのか?キャンプである程度わかると思います。
    このオフはマシン打撃よりも素振りやティーバッティングに力を入れてたらしいですが、それは良い事やと思います。金本監督、掛布2軍監督も現役時代は徹底的に素振りをしたのは有名な話です。
    北條にはミスタータイガースと言われる選手に成長してほしいですね。

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