選手会長が赤星から鳥谷に引き継がれたという。
他は、副会長が藤川（留任）、能見と狩野が役員（デイリー）。
その役割は、労働組合プロ野球選手会の球団代表者にとどまらず、選手の意見集約をしたり、球団執行部との交渉窓口であったりと多岐にわたる。
さかのぼれば赤星、今岡、桧山、山田、八木、和田、平田、岡田、掛布と居並ぶ、過去タイガースの選手会長の歴々を見ると、そういったマネジャー的機能に加え、グラウンド内、プレーにおける勝つためのリーダーシップを要求されているように思う。それはきっと「きつい交渉相手」であったであろう阪神球団幹部に、いかにキッチリとモノが言えるかが重要なのだろうと思われる。だからどんなに賢くて弁が立っても、野球の成績が伴わないとやりづらいというのも大いにあるだろう。
すっかりはえぬきの野手がやるものというイメージが定着しているが、７０年代後半にスタートした選手会長の初代は江本猛紀、第二代は小林繁、ともにトレードでやって来たエースだった。当時のフロントがいかにはえぬき選手を骨抜きにしていたかがうかがえるようだ。
じわじわと成長し続ける鳥谷は、見ていてもどかしくて楽しくて嬉しい男。赤星前会長、顔役金本から「責任とは何か」を叩き込まれ、名実ともに若頭に指名された来季、また着実に歩みを続ける動機ができたと思う。楽しみだ。
コメント
鳥谷なら適任ですね。選手会長が1・2軍を行ったり来たりの選手じゃバツが悪いし…
しかし、初代がエモやんだったとは超意外です。話しが逸れますが個人的には、エモやんの個性的な投球フォーム（ぐにゃぐにゃ）とモジャ毛&髭にスリムなモデル体型、当時の憧れでした（笑）。
確かに鳥谷には赤星みたく物言いのできる選手会長になってほしいですね。
順番、成績からいっても鳥谷選手会長は妥当ですね。歴代選手会長の中に同じショートの平田現二軍監督の名前が有りましたね。当時、ショートのポジションから頻繁にチョロチョロと、投手に声を掛けに行く姿を思い出しました。
鳥谷選手も、選手会長に成った事で、こういう事がやり易くなるのではないでしょうか。外から見ていると、ムードメーカーだった平田監督とは真逆の様な性格に見える、鳥谷選手、ガラでもない事を無理にする必要も無いと思いますし、鳥谷選手なりのリーダーシップを見せてもらいたいです。これに気を取られ過ぎて、成績が下がる様では、元も子もないですしね。
数年後、桜井選手が選手会長引をき継げる様な状態に成っていれば嬉しいですね。
初めまして。鳥谷選手にはどんどん引っ張っていって欲しいですね?。個人的に来季は１番を打って欲しいです。それと城島捕手以降の補強情報があまり出てこないので寂しいですな?。優勝するにはまだまだコマ不足なのでどんどん動いて欲しいです。