マット・マートンと契約

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 マット・マートンと契約。サンスポより引用

阪神は12日、獲得を目指してきたロッキーズのマット・マートン外野手(28)と、米ジョージア州アトランタで契約を締結したことを発表した。2年契約の契約金5000万円、年俸1億円で、2年目は球団が選択権を持つバイアウト方式。

 「対応力のある1・3番タイプでセンターも守れる」というのが球団の評価だ。広い甲子園を味方にできていない外野守備力と、赤星の負傷により、まさにそこが補強ポイントだったのは間違いないが、いやまあそれにしてもずいぶんとまあ力を注いだものだ。ドラフトでは大卒で3人(1人は育成)、トライアウトで1人、外国人で1人。わさわさわさー、どたばたどたばたーって感じが、いかにも「阪神品質」って感じでかぐわしい(笑)。しかしセンター、ライトには、守備の良いアスリートタイプに出て来て欲しいという明確なメッセージは良いと思う。
 ただ、どうだろう、ちょっと高くないか?どうもヨソで目にする外国人年俸と、タイガース記事で見かける年俸にレートの違いがあるような気がしてしかたない。特に今年は円高の流れもあって、日本円で表現された時に「意外と安いね」と感じることが多いのだが、タイガースの場合は「契約金5千万、年俸1億」と、どうも円建てで予算組みされていて、その予算をいっぱいいっぱいとられているかのような印象(たぶん印象だけじゃなく、事実もそうなんじゃない?)だ。この辺も、「必要になってから獲る」という手際の悪さと関係があるんじゃなかろうか。
 で、高く買ってきたものを、「せっかく高く買ってきたんだから使いなさい、もったいない」となるのが従来のパターン。本当の金持ちというのは、こういうことはしない。「ふむ?この1千万の若手はええやないの。今が伸び時、どんどん使いなはれ。1億の外人?こういうチャンスはゼニカネに代えられまへん。保険だと思えば痛くも痒くもない」ってのが、本当の金満家。多分。知らないけど(笑)。
 チームの低迷もあって、「制限幅を越える減額」が目立つ今年の更改期だが、来年は若手の年俸が200%アップ、300%アップなんて文字が並ぶようなシーズンになって欲しいね。なるような気がするんだけどね、とっても。

コメント

  1. 拉麺 より:

    阪神は金満チームというよりは、若手の使い方が下手なんだと思います。
    「メンチは明日はよくなるはずだ・・・!」みたいな考えは捨て去った方がいいですよね。
    伸び代がそんなに無い選手を使ったって伸びませんよ。
    若手を根気強く使わなければ。

  2. ジジィ より:

    マット・マートン、真っ当な選手だといいですねぇ。
    一部の記事で「守備(肩)に不安」と書いてあったのが、とても気になります。まあ、シーツ先生の眼力を信じましょう。
    しかし、高値ですねぇー!ドラゴンズの新外国人四人の分と同じぐらい?!

  3. スーパーエリーバ より:

     ホンマに毎年毎年、高い金を払っているんだから使わなければもったいない、という考えは意味が解らないですね。打てない外国人選手を使い続けて、一体誰が得するのでしょうか?
     スポーツ紙は、メジャー通算何発だとか騒ぎますが、大事なのは要は、最新の今年の成績ですね。マートンの今年の成績を見てみると、3Aで打率.324、12発、12盗塁とまずまず良いのではないでしょうか。盗塁数から見ても、足も遅くはないと思われます。あとは守備力が、どんなものなのかが気になります。
     私は来期、センターには若手が入って欲しいと思っていたのですが、強力ライバルの出現ですね。嬉しい悲鳴です。

  4. より:

    過度の期待はしない事は絶対条件(笑)。
    しかし、期待しないかと言えばうそになるのが正直な気持ちですね。
    しかし、広い甲子園に通用する守備力があるかそこが最大のポイントになると思いますね。
    来年のキャンプは狩野はキャッチャーミット以外に別のグローブを持っていくことを信じています。あの走力は捕手には勿体無い・・・。

  5. apatite より:

    メジャーの成績は全く当てにならない。肉食系動物は、獲物(給料)をとって、腹いっぱいになったら、腹が減ってくるまで狩りをしない。本当に実力があっても、高給をとって、観光がてら日本に来る奴もいるはず。シーツ先生でも、選手のこころの奥底まではわからないでしょう。だから、身体能力ありそうで、ハングリーな奴を何人か連れてきて、そのうちでものになりそうなのを探し出すしかない。これって、最近の中日のやり方かも。

  6. torakkochiyo より:

    マートン選手、当たるといいですね。なんて、すでに宝くじ感覚になっていますが……。
    しかし、センターは足、肩のある柴田、甲斐、藤川、田上選手たちを競わせて欲しい。
    特に新人三人は球団が危機感を持って獲ってきた選手たちでしょうし、相当な期待をもって見ています。
    そこにデフォルトで新外国人選手や既存の中堅選手を安易に当てはめてほしくはないです。
    数年後、前述の選手たちが大きく成長し、鉄壁の外野守備が見られることを期待してます。

  7. 西田辺 より:

    何年も何年も、結果の出ない野手ばかりを穫ってくる。
    特に新規入団に関しては同じ様なタイプで同じ様な…いや、結果はダウンの一途。
    色んな柵があるのかなんだか知らないけれど
    獲得ルートや人脈・活動範囲が狭いんでしょうね。
    駐米スカウトもオマリーからシーツに代わって
    今後どう変わるのか。
    またか…だけは勘弁して欲しいもんです。

  8. より:

    ひき肉の次が羊?
    にならないように・・・祈り

  9. ナラノトラキチ より:

    そう考えれば考えるほど、メンチって、高い買い物でしたね。
    1億8千万でしょ? マートンより遙かに高い。
    はてさて。メンチは豚と牛の合い挽きだとしても、やはり羊肉(マトン)よりは高いンですね。
    今回は、とびきり上等のマトンと信じましょう!

  10. Yalkeys より:

    阪神の外国人プレーヤーには、過度の期待は禁物です。しかし、やっぱり期待してしまうんです。マット・マートンは多くのホームランというより、シュアなバッティングに期待したいです。3Aで29試合連続ヒットというのは、“直球でも変化球でも右でも左でも”という言葉を信じたくなる話です。それより個人的に心配なのは、ブラゼルが昨年同様の働きをしてくれるかどうかです。もちろん信じておりますが・・・