「タテジマ」田淵幸一

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 個人的な話なのだが、会社の引越をしている。


経費節減で総力戦の人海戦術、心も体も疲れて帰宅、中西太さんの優しい声を聞きながらうとうと。録画を見なおす気力なく、本日も作業に備える朝だ。
 ということもあって、今朝は、宣伝のようで、実はとーーっても耳寄りな情報をお伝えしたい。
 先日家に1冊の本が届いた。私の前職は出版社勤務。僅か数年の在職中にバスケットボール部を創設したというのが私の輝かしい功績である(笑)。そのバスケ部の後輩、Mさんからメールあり。「今度うちで田淵OB会長の本出します。本送るのでブログで宣伝してもらえませんか?」気持ち良いほどの直球である。そういうの好き(笑)。

タテジマ(田淵幸一著・世界文化社 本文288ページ発売中)

目次
 はじめに
 第一章 城島でどうかわる?
 第二章 私とタテジマ
 第三章 タテジマの仲間たち
 第四章 伝統の一戦 阪神vs巨人
 応援メッセージ 星野仙一 島田紳助
 あとがき

 以前にタイガースのトレーディングカードが発売された時、若かりし頃の田淵を見て、城島にそっくりだなと思った。そんな城島への期待を含む、「今年のタテジマ」を熱く語っているのが第一章。「虎暮らし」と違って、大きめの字なのでスイスイ読める。
 巨人に憧れて巨人に入ることしか考えていなかった田淵が迎えた運命のドラフト。そこから始まるタテジマとの愛憎劇。他にも死球、結婚、トレードなど、プライベートな出来事も交えながら当時の出来事を綴る第二章。
 第三章は、懐かしい選手たちとの思い出を次々に語る。黄金バッテリー江夏についてはたっぷり。村山実、遠井吾郎、吉田義男、掛布雅之、川藤幸三、加藤博一、辻佳紀、辻恭彦、藤田平、江本猛紀、島野育夫、上田二朗(次郎、次朗)、古沢憲司、中村勝広、藤井栄治、ブリーデン、ラインバック…まだまだまだまだ続く。田淵個人とのつきあいを中心に書かれた面白い内容。そういうことがあったんだ…知らないことたくさん。
 第四章は田淵の記憶にあるT?G戦(G?T戦)の戦況を振り返りながら、選手田淵のターニングポイントを振り返っていく特集。見開きで1試合の構成、33試合分たっぷり。
 応援メッセージはまあおまけ。星野氏、島田氏ともに1ページずつ。
 ノスタルジックな内容なので、私と同じ、それ以上の年齢の方にはものすごく楽しく、懐かしい本であることを請け合うよ!
 さて、ここからが重要なインフォメーションだ。まず、この本とりあえず関西限定発売らしい。それと2月21日(日)14:00?ジュンク堂大阪本店(TEL06-4799-1090)にて先着100名限定(事前整理券必要)のサイン会があるのだそうだ。
 サイン?そんなん別に…って思うでしょ?私もそのクチだったのだ。だけど、今回送ってもらった本!

 わーいわーい!タブチの直筆サインだ????!わーいわーい!(笑)
※この写真のサインは「直筆」ではなく印刷です。すべての本に刷ってあります。お詫びして訂正。ごめんなさい。

コメント

  1. 拉麺 より:

    さすがはトラオさん、顔が広い><
    不遇の九州の阪神ファンにもチャンスがほしい><

  2. ジジィ より:

    全盛期の田淵を知る我々には、とても興味深い著書ですねぇー!
    言われてみれば現役時代の体格は城島に似てましたね。ただ、守備力は城島が勝り、長打力は田淵が勝る印象です。
    想えば幼少期に初めて買ったユニフォームパジャマがタイガースの22番(←よく鹿児島に売ってたナァ)で、あれから35年以上、タイガースファンでいるきっかけになった選手。
    その本、東京でも入手可能ですかネェ?

  3. 西田辺 より:

    長身痩躯の六大学のスター。
    強烈なリストから放たれる、まさに「アーチ」は、
    野球少年憧れの存在でした。
    明るく天真爛漫な性格で、体型がすっかり変わってからは
    マンガのネタにもなったりして。
    近代野球の最高峰の捕手の一人と評しても異論はないでしょう。
    そんな愛すべき田淵さんの本。
    関西限定とは勿体無い。
    全国展開を希望したいですね。

  4. あめ より:

    トラオさま
    いつもお邪魔しています
    すご?い耳寄りな情報で涙ちょちょぎれますが
    関西に帰れないので残念すぎる情報です
    田淵ファンだったので うれしいです 
    ありがとうございました

  5. 熊虎 より:

    ちょっと待って・・・関西限定って・・・。
    仕方がない、今年はタイガースに優勝してもらって関連書籍が全国の本屋に並ぶまでお待ちしましょう。
    ここは九州の方が多いですね。
    熊本阪神百貨店には毎年12月20日前後に選手のサイン会があって、去年は赤星・鳥谷・秀太、一昨年は鳥谷・安藤・秀太、その前の年は秀太・鳥谷・狩野・・・といった具合にナカナカの面子が間近に会えるというチャンスがありますよ。
    去年、私はせっかく赤星さんが来てくれたのに事前に情報を知らなかったんですよ。何でも徹夜組が相当数いたらしく、タイガースグッズ売り場から急遽、隣のホテルの宴会場に会場変更になったらしいです。

  6. みな より:

    自分の世代は掛布バースが前面に出ていた時代だったけどそのおかげでトラが好きになったことも確かです。
    女で虎好きって言うとウチの地方ではちょっと変わりもん言われるけどそんな事無い!この本、読みたいです。

  7. さっこ より:

    「虎暮らし」を読んでからほとんど毎日読ませていただいているのに、コメントは2度目です(1回目は、去年の最終戦【号外】ときです)。
    都内在住なのですが、今日 買い物のついでに最寄り駅ビルに入っている本屋に寄って、ダメモトで書籍検索してみたら「『タテジマ』在庫あり」だったので、早速購入してきました(1冊しかなかったけど)。
    『Book1st』って阪急系のチェーン店だからでしょうか? 隣にビルに入っている紀伊◎屋にはなかったので・・・
    ともかく! 情報ありがとうございました。ボチボチ読んでみます。
    「自タオフ会」関東で開かれるときには、是非参加させてくださいませ。

  8. Yalkeys より:

    「タテジマ」by田渕幸一 の情報有難うございます。関西から発売でも、きっと全国発売になると確信します。何故って?トラファンが買うからです。売れれば販売ルートを広げるのは、世の習いではないでしょうか。
    今度関西へ行く時に買おーっと。
    話は変りますが、NHK月曜日の夜8時「釣瓶の家族に乾杯」の次のゲストは、川藤幸三氏です。今度の月曜日(15日)は、オリンピックかも分かりませんが、絶対オモロイと思っています。

  9. かいしょなち より:

    世界文化社の雑誌、結構愛読してます。
    野球の書籍も時々出してますけど、肩の力がほどよく抜けて楽しめる内容のものが多かったような。
    確かに、関西外でもブックファーストにはありそうな・・・。

  10. アルスタ より:

    阪神ファンになったのは1970年の田淵が表紙の週刊ベースボール22号を買ってもらったときからでした。
    弟が入院するため一人で留守番をする小学3年生に与えられたのがラジオと週刊ベースボールだったのです。
    以来40年毎号欠かさず読んでいます。
    ホームラン王記念のLPも持ってます。
    追われるようにしてチームを去りましたが星野監督とともに優勝しOB会長にも就任と球団の歴史にもいまの球団にも必要な人物です。

  11. kokko より:

    田淵さんは巨人に入りたいと思っていたと
    初めて知りました?
    たしかに関東の人というイメージはありましたが。
    雄星選手も読書家だし読書が盛んですね!