高知→札幌の間、つかのまのオフ。
「第2回私が監督だったら」のメンバー選考をやろうと思って、考えて考えて考えても、なかなかうまくまとまってこないのでやめちゃった(笑)。この選手も使ってみたいし、あの選手もベンチに入れたいのだが、そうするとどう考えても枠が足りない。しかも大幅に足りない。
例えば内野外野の控え人数は5?6人。ポジション争いをしている二塁には平野関本大和、センターにはマートン浅井、ライトには桜井林。これだけでスタメン除いて4人になっちゃう。でも桧山、葛城、高橋光の代打経験経験は無視できないし、不安を抱える外野守備への守備固めは絶対に必要だし、勝負できる代走も欲しい。まずフレッシュなメンバーが入ってないと萌えない(笑)。
こういう悩みが先発投手、リリーフ陣、捕手、すべての枠で発生している。もちろん毎年そうなのだけれど、えいやあ!と片付けられないくらい悩みこんでしまうのが今年だ。きっと首脳陣も同じように見ているんじゃないだろうか。
だから今季大いに期待したいのが、「超ひんぱんな上げ下げ」だ。プロ野球ファンの中には「上げ下げ好き」が多い。下で大活躍したあの選手、そろそろ一軍が近いぞ、なーんていう情報を得たらそわそわし出して、毎日午後の公示を楽しみに待ったりして。私もどちらかというとその口だ。昇格降格は、感情の問題を引き起こすから面倒なことだと思う。しかしチームを活性化させ、全体のモチベーションアップを図るには巧みな操作が必要になる。上と下との実力差が大きすぎたり、スペシャル能力を有する選手が少なかったりしたこれまでと違い、今季は入れ替えれば入れ替えるほど良いという状況にあるように思う。若手の先陣争いを煽り、ベテランの危機感を煽り、主力の不振を許さない。そんな空気と態勢作りに寄与すると思う。
「暫定メンバー」の選定ももちろん重要な仕事だが、刻々と変わる「今どのメンバーであるべきか」を整然と泰然と更新していく仕事の方が今季はより大事になるだろう。
コメント
>「フレッシュなメンバーが入ってないと萌えない」。
その上、ここの読者が黙っちゃいない(笑)。
かといって、若手ばっかし入れると、ベテランの信者的ファンが黙っちゃいない(笑)。
私は(やや九州人びいきですが)タイガース全員好きなので、toraoさんの「暫定メンバー」を見たかった。
束の間の【戦士の休日】かと思いきや、広田神社にユニフォーム姿で必勝祈願とは、プロ野球選手も大変な職業ですね。
話し変わりまして、野球は良く出来たスポーツでして、プロ野球レベルでは大体3割前後が精々で、その辺以下の数字・確率で選手の優劣が決まります。
打率の意味を考えると打率3割で成功:失敗の割合が3:7です。1試合9イニング27アウトの中で全員3割打者の打線が打てるヒットの数をXとすると
27:7=X:3となり、X≒11.6本となります。
これが2割5分の打線だとX=9です。
1イニングに点が入るには2本以上のヒットが必要とすれば9イニングのゲームでは3割打線は確実にヒットが2本以上ある回が2度以上あるし、2割5分打線は平均すると1イニング1本となる計算です。これでは点が入りにくいのが自明です。
勿論、均等にヒット・アウトが分散するわけではないのでチャンスや連打は野球を観戦する上で大いに盛り上がる場面というのは当たり前にあるわけですが、チームを構成する選手選びの『打席に立つ資格』を論ずる上で2割5分というのが大きなカットオフラインと言えます。
さて、我らのタイガース。去年のような某中心打者の前半戦や某代打の打者のように、『この場面はこの人』とか、『打線から彼は外せない』とかは無しにして、通算じゃなくてもいいから前20打席平均とかで2割5分のラインの上か下か・・・で選手の起用をしてくれればベテランでも若手でも、活きの良い旬の選手の活躍による活発で魅力的な打線になるんじゃないでしょうか。(ちなみに投手起用は防御率じゃなくて、被打率や四死球を含めた被出塁率になるのかな)
デイリーによると久保をセットアッパーにする構想があるそうな
それ自体は賛否両論あろうが、おいらはその副産物に期待する。
久保がローテはずれる ⇒ ローテに穴
⇒本来どちらかがふるい落とされそうな二神、小嶋が共に当確!
こりゃ楽しみだぞ。昨年メンバーからすりゃ大きな変化
今年はセットアッパーは中堅 久保、久保田、渡辺、江草、筒井にまかせて先発は、新しい芽をどんどんつくるぞー っておいらが監督なら
「今季は入れ替えれば入れ替えるほど良いという状況にあるように思う。若手の先陣争いを煽り、ベテランの危機感を煽り、主力の不振を許さない。」toraoさんのおっしゃるとおり!
で、
現時点でのわが2010タイガース最大の不安!!
それは!
真弓采配‥‥
個人的には下柳さんを中継ぎでやるのも面白いと思っていますが年齢上連投は出来ないですがいるだけで威圧感はあると思いますよ。
今シーズンは久保田がセットアッパーに復帰が決まったのであのふてぶてしい態度がマウンドで多く見れることを期待します。
しかし久保田はなぜこの時期はいつも並以下のストレートしかいかないんすかね。
この人ほどいけてない時球速にもろ出る人もめずらしい。
投げ込んで疲れないと出ない人なんすかね
真弓さんのコメントからすると、序盤は期待薄なんだろうか。
それもよかろう 夏に向けてばんばんきてくれれば!それまでは渡辺ががんばるから!
話横道ずれますが、渡辺ってもっと評価あってもいいと思うんすがどうでしょう。
アッチソンにとってかわる力があるのは、実は渡辺しかいないんじゃないか派なんですが!
こうやって見ると、28名の枠の狭さを感じますね。
理想を言えば、不動の能力の高いメンバーが
一年を通じて額面通り働けば頂点を目指せる。
だけど、そんな事は有り得なくて、何処かしらに
穴や欠点がある。
そこを補い、作戦によっては突出した能力を活用する
要員が必要になる。
そこは監督が組むベストメンバーの方向性と逆方向の
選手が望ましいと思います。
特に野手は打が強ければ、堅守の選手を。
守備重視なら、勝負強いスラッガーを。
バランスの取れたチーム構成を望みたいです。
限られた1軍枠では、内野を複数ポジション守れる関本選手や、内外野守れる平野選手、捕手経験の有る外野手浅井選手、捕手であり、代走要因にも成り得る狩野選手等、複数の役割をこなせる選手が重宝すると思います。一粒で二度美味しいというやつです。こういう事が、1軍、2軍、振り分けを決める要素の中で結構な割合を占めているのではないかと思います。
選手選びには、例年過去の実績を重視する傾向が強い(少なくとも私にはそう思えます)タイガースですが、今年は桧山選手辺りも1軍当落線上かもしれないですね。去年終盤の様な打撃のままでは、ユーティリティー性の高い若手選手に枠を奪われるかもしれませんね。