負荷と強化

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 前にも案内した綱島理友さんのトークイベント「阪神タイガースのユニフォーム史」、まだ少しだけ空席あるみたい。


時間のある方ぜひどうぞ。ちなみに私も行く予定。ちょっと微妙な時間帯だけど、帰り一緒にビール一杯ひっかけてく?(笑)
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 昨年スポンサーに降りられて困っちゃったアジアシリーズについてNPBで検討中とか。中国を手離したらあかんでー。ここは頑張って、アイディアで勝負しなきゃいけない局面。アイディアをお持ちの方は、NPBや清武氏にコンタクトしよう。私も以前書いたものをベースに投書しようと思う。
 ・アジアシリーズ見本市(08/11/22)
 ・ポストシーズン考(07/12/06)
 一回り終わって、ナゴドのドラ戦で2週目スタート。負け越し1つの3位というのは「想定内」かも知れないけれど、先発&中継ぎ投手陣の回りを見ていると、まあそういう程の見通しも余裕もないのが正直なところだろう。ただしどんなに悪い状況でも、その状況に絶望して投げやりになったりせず、必死で力を出し続けることで「筋力」はアップする。負荷をかけなければトレーニングにはならないんだからね。あとはその負荷が適性かどうか。負荷をかけるべき対象、負荷の軽重、時間、休養…伯楽がしっかりと見極めて、壊さないように強化していく必要がある。
 主戦捕手矢野を欠くことで、投手陣には少なからぬ動揺もあるだろう。しかしそれによって実力の最大値を発揮できないというのでは投手として情けない。捕手のリードが「劣る」ことで、投手は一段上の思考を求められる。若い捕手自身も、尻ぬぐいをしてくれる大先輩がいないという状況でしか本当の責任感、自覚は育たない。
 「馬車馬」リリーフが一人欠けることの意味。誰かがなんとかしてくれる…それが効かない状況が今。こういう状況で、先発投手が、リリーフ投手が、どうあらねばならぬかを痛感し、それになれるかどうか。
 客商売のプロ野球、当然目先の勝ち負けがもっとも重要なこと。それが客を喜ばせる一番大切なサービスなのだから。ただ客の側は、そのサービスには当然期待しながらも、そのウラでどういう苦しさがあって、その苦しさのためにどんな負荷がかかって、その負荷のおかげで何が強化されているのか、それを愛でる楽しさも味わわないとね。せっかくしんどいんだから、もったいないよ(笑)。

コメント

  1. ジジィ より:

    矢野の穴は、少なくとも打撃面では十分埋まっていると思います。
    が、いなくなって初めて「馬車馬リリーフ」の有り難みを痛感しますね。確かにあの「馬車馬」は連投する程調子がいい不思議な人でした。しかも延長戦になると平気な顔でロングもこなす…
    今シーズンを見る限り、渡辺、アッチ、ジェフに連投は避けたほうが得策かと…。
    やはり久保田は偉大で便利な「馬車馬」でしたね!

  2. メル より:

    >ただ客の側は、そのサービスには当然期待しながらも
    難しいですよね。WBCを見て「プロ野球おもしろそうだから一度見に行こう」と出向いた人が現場でふがいない試合を見たら「もう、いいや」になるかもしれないし、やはり一試合一試合を勝ちにこだわってやらないと・・・。新規顧客(ファン)獲得、は難しいですね。
    プロ野球を長い目で応援するかどうかが、かかわってくると思いますが。
    「一度、球場行ってみたいのよねー」という友達がいたので、いつどこの試合にお連れしようかと考えてます。関東なのでそれなりに組み合わせがあって(笑)難しい。

  3. のののー より:

    MLB同様、ブルペンは7人必要です。これまでは6人で済んでいたのは、久保田がいて井川や福原が完投していたからにすぎません。

  4. Alpen Stadium より:

    確かに馬車馬リリーフはいる。
    横浜3連戦、勝ちゲーム3点差超で球児温存は正しい。でも勝っても負けても江草で3連投はかわいそう。
    負け試合にもピッチャーはいる。試合を壊さないピッチャーが。05年のSHEはそんな存在だった。
    負けても接戦が続くと筒井も使えない。
    まぁまだ4月だから無理もさせられない。