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 楽天イーグルスがクラシリ進出を決めた。


ファイターズの優勝は確定的と言って良いだろうが、2位3位はまだわからない。福岡のファンにとってはたまったもんじゃないだろうが、創設時の経緯から来る判官贔屓もあって「ぜひ仙台で!」という突風が吹き荒れる。マスコミが作るにしても世論の風はあなどれない。
 これで現存の6球団がすべてプレーオフ進出を経験するんだね。「プレーオフ先進国」のパは、毎年なんだか良い感じだね。
 とにもかくにも歴史的な出来事として祝福したいと思う。
 D吉見とGゴンザレスの最多勝争いで、ちょっとした事件。

スポニチより抜粋
「正直、先発として最多勝を争っているのに(救援で投げるのは)土俵が違う。それが彼のルールかもしれないが、オレの考え方は違う」

 ああここに来てまた「正義のG」vs「悪のD」みたいなんが形成されるのか?やめてくれー。秋の主役は、終わってみれば日本一、カメの歩みのタイガース!だんだから(笑)。

◇10月3日(土)阪神?ヤクルト22回戦(ヤクルト13勝9敗、18時、甲子園、46851人) 
ヤクル 013 002 000―6 
阪 神 020 200 000―4
【ヤクルト】○石川(12勝7敗)
【阪神】安藤 筒井 ●桟原(0勝1敗) 江草 金村暁 アッチソン ジェン
[本塁打] 青木16号(ヤ) 鬼崎1号(ヤ)

 この期に及んで言うセリフじゃないかも知れないけれど、ヤクルトスワローズを褒め称えたいよ。どんだけ選手を故障で欠いてるの。青木、宮本、石川、どんだけ根性あるの。若い選手たちどんだけ必死なの。高田監督の腹の決め方も大したもんだ。
 それに比べて…と言っちゃあ悪いけど、タイガースは圧倒されっぱなしだ。2回の1失点は安藤を責めるつもりはない。先頭四球も良い球だったし、後は不運ばかり。だけど味方が逆転してくれた後の打たれ方は、刃の切れ味が鈍っているとしか言いようがなかった。インコースを攻めるのに必要な殺気もなく、アウトローを攻めるのに必要な決意もなく。これだけ大事な試合でやられまくっている姿を晒してしまうとしんどいだろう。
 他の投手はまあ良いよ。先のある投手たちの経験だからね。桟原も負けがついたことは喜ぶべきことだと思うし。金村曉は無死満塁しのいだね。素晴らしかった。
 得点はブラゼル、桜井、矢野の活躍によるもの。しかしブラゼルをホームに突っ込ませた判断を良しとは思わないな。負傷によるハンディキャップは覚悟で使っていかなければいけない打者なのに、ここで壊しては元も子もないんじゃないの?
 ただ傷んだのは矢野の方。抹消されるらしい。両方とも普通にやってればアウトのタイミング。結果は2点になっているのだけれど、どうにも釈然としない。
 勝ってしまえば圧倒的に優位に立てる試合だったが、そこをかなり情けなーい感じで負けてしまう。しかしだからと言って、これでぷっつり切れてしまうかと言えば、少なくとも今まではそういうこともなくのっしのっしと歩き続ける、それが今年のタイガース。せめて今日もそんな姿を見せて欲しい。

コメント

  1. Yalkeys より:

    数字の上では3球団の中で一番有利だと、今でも思っています。
    それにしても安藤にはエースの風格が、全く感じられません。CSは、岩田、能見を軸に回していくべきだと思います。
    投手が打ち込まれた時のコメントが「何もありません」とか「・・・・」が多いのが気に入りません。安藤には特にそれを感じます。一般社会ではそういう反応は許されないと思います。落選した候補者でもそれなりに何らかの発言をしていると思います。
    残り4試合に全力を出して欲しいです。4つ勝てばいいんです。

  2. スーパーエリーバ より:

     最多勝の件、ゴンザレスの言い分も分かりますが、口に出してしまうと、器の小さい奴に見えてしまいますね。中継ぎ投手に失礼な発言ではないでしょうか。
     昨日の(というか、最近ずっとですが)安藤投手、情けないですね。毎度お馴染みの、点を取ったら取られるザルピッチング。立上がりはいつも良いのだから、中継ぎの方が向いているのかも。
    3番手の桟原投手、昨日は置きにいっていたのか球速も無く、その割にコントロールも無く、今季最悪の出来でした。やっぱり同点の場面ではプレッシャーが違うんですかね。最近ずっと良い内容だったので、登板は納得出来ますが、昨日の出来からすると、引っ張り過ぎましたね。
     打つ方では7回、低めのボール球ストライク判定。平野選手、抗議せず。文句が言いにくいのならせめて、吉本新喜劇バリに、コケる位のリアクションは欲しかったですな?(笑)真面目やな?。監督も、高低の判定なので、ベンチでも分かったハズ。平野選手が抗議しなかったので行きにくかったのかもしれませんが、一言チクリと言いに行って欲しかったです。まさか、あくびでもして、見ていなかったのではあるまいね(笑)
     なんだかヤクルトの根性というより、Tチームが根性無さ過ぎるんじゃないですかね?。

  3. アルスタ より:

    レフトスタンドでの観戦も中盤以降はため息ばかり。
    ブラゼル、矢野の激走に応えられない安藤。ヤクルト戦に相性がいいからとの先発起用らしいけどそれは8月までの安藤。前回登板時『前半戦より球の力が落ちている』との山口コーチのコメントどおりの結果。toraoさんコメントのように桟原は負けがついて初めて一人前。サンスポが書いてるように久保中継ぎスタンバイなら同点で久保だろうし、守りのリズム良くして攻撃につなげるに早めの(ただし1回)アッチソンだろう。まぁ筒井、桟原がこの経験を糧にして金村暁のように火を消せるようになってくれればいい。

  4. 藤村・別当・若林 より:

    策士落合と云えども、昨日完投しなかったチェンと吉見が今日も同じパターンで登板することはないでしょうね。この継投策は11日の最後のDS戦にとっておいて下さい。
    昨日勝ったとは云え、ツバメ軍団は息つぐ暇もなく熾烈な連戦が続き、週末のTS2連戦の頃には投打ともヘロヘロ状態となり、我が方が有利な展開が予想されています。
    首の皮一枚残した赤ヘルも含め、今年ほどエキサイティングな終盤はありませんね。

  5. イアン より:

    それにつけてもスワの根性モンぶりには頭が下がる・・と言う試合。
    石川なんて鼻の上まで水来てて溺れる寸前なのに、なんとか最後まで泳ぎきった。ほんと8回の先頭バッターボックスに石川立ったのを見た時、高田監督ともどもアッパレ!と一言声をかけずにはおれんかったですよ。
    CSの椅子はもう、ヤクルトスワローズに譲ってもいいです、先生(泣)

  6. ジジィ より:

    楽天のCS進出は、他人事ながら嬉しく思います。
    苦手な帆足に対して左打者を並べて攻略するあたりは、さすが「策士」ノムさんですね。
    さて、休養十分の虎でしたが、神宮から移動日無しでへとへとの燕に情けなく完敗ですかぁ…
    桟原、『負けない男』にとうとう負けが付きましたが、これで一皮剥けると嬉しいですね。
    さあ、今日は絶対負けられない!

  7. 熊虎 より:

    試合中のチームの勢いとかゲームの趨勢ってのはめまぐるしく変わるし劣勢のチームに点が入るだけでも「リセット」されるもんだと思います。それが野球というゲームの面白さですよね。
    確かに4点取られたのは先発安藤でこれは褒められたもんじゃないし、観ていた私も4?2の時点では「きっついなぁ・・・」と思ったけども同点に追いついたら、そこで「リセット」されたはず。昨日の試合のダメなところは安藤降板後だと思います。
    桟原、筒井というカードを切るのは勝ちたい試合の僅差の場面では私は同意しかねます。だって短いイニングでフォアボールを出す→自分で自分を苦しい場面に追い込む→苦しい場面耐性が弱い→抑さえられなかったときの傷口が大きい。このパターンがある投手は使いどころは敗戦処理よりは上でも、勝ってる試合のイニングイーターではないでしょかね。この手の投手は「逆リセット機能」つきなので、最初のイニングは完璧に抑えても次のイニングになると、別人の場合もあるんで本当に要注意です。
    特に桟原は球威はあるけど変化球はほとんどボールになるし、たまにストライクになる場合は(本当は良いことだけど)打ちにくい球筋・スピードなのでスワローズの選手の打席の待ちはストレート一択の強振またはカウントを見てフォアボール狙いになるので、昨日の結末は本来想定すべきでない想定の範囲内だと思います。
    思い返すのは右のサイドハンドにして中継ぎ仕様に仕立て直した太陽は二軍で一番防御率が良かったのに使う当てのない水田と交換でトレードに出し、今頃の季節になってなんで桟原が一軍のマウンドにいるの? パターン采配の前監督が代わって選手起用のリセットが行われるなら一番恩恵を受けるべき立場だったのに。こんなところで思うのは真弓監督に責任があるのは当然だけど久保コーチは技術コーチで作戦参加型ではないんじゃないかな。
    ・・・打撃は5回以降「なんじゃそりゃ」でしたね。石川のコースをつく投球は見事だったけど、あれはセンター返しじゃなくって反対方向にミートバッティングに徹しなければチャンスはないですよ。それより、初球を振らないバッターは石川は堂々ど真ん中の130キロ台のストレートでカウントを貰ってましたね。初球を振ってくるバッターには丁寧に入ってたし、完全に見透かされていましたよ。
    分かっててやってる石川と分かってなくてやられる阪神打線、もう一度野村講義が必要な時期ですね。

  8. ナラノトラキチ より:

    昨日の先発、安藤とわかって落胆。そしてその落胆ぶりを裏切らない(?)いつものピッチング。5回でいいからぴしゃっといってくれよ。「エース」なら・・・。
    野球をロクに知らないウチのヨメでさえ、「この人投げてたら、勝つ気せえへんなあ・・」と言う始末。顔か体か態度か、なにかしら空気を沈滞させるムードを持つ「エース」。
    この終盤の5戦は、「勝てる」先発で臨んでほしかったですわ。
    なんか、僕の中では「終戦」。秋の名月とともに、秋風が吹いて参りました。来年のメンバーのことを心配しております。4番打者どうすんねやろ?、とか、先発足らんなあ、とか・・・。檜山来年もおるんかなあ・・・とか、。

  9. 芹沢 より:

    桟原、これで「負けなさそうな場面」以外でも使えるようになって、ここからが正念場だね。頑張って!

  10. KD21 より:

    去年までずっと(最近数年ですが)上位争いをしていたからなのか、CS争いに関して、若干受けて立つような姿勢になっているように思えます。
    今年に関しては序盤大失速して5位確定か、というところまで一旦は落ちたのですから、もっともっと挑戦者としての気持ちを見せて欲しいと思います。CSという制度、そしてヤクルトの失速によって最後まで消化試合でない試合が出来ていること自体もうけ物だと思います。しかも、昨年までならきっと出番のなかった筒井、桟原、大和、柴田、野原祐に単なる一軍経験でなく、プレッシャーのかかる場面での経験を積ませることもできているわけですし。
    うまくいけばCS,日本シリーズという一発勝負の大舞台を経験できるし、5割を切った以上心底反省することもできる、考えようによってはこんないいシーズンないと思います。

  11. BUCK-TORA より:

    ことある事に「正義のG」VS「悪のD」の構図になるのは好ましくないですね。両方共、新聞社絡みだから衝突は仕方ないかも知れませんが、どっかで矛を納めんと。
    もう安藤には何も言いません、期待した私がアホでした。これからのここイチは能見と岩田にお任せします。
    好捕の直後にストライク送球をするS宮本のド根性にはただ頭が下がるばかりですね。

  12. ダンディ19 より:

    GゴンvsD吉見の舌禍問題(吉見は何も喋ってませんが…)を傍目にL涌井が堂々の完投で16勝目。立派! 
    セの2人が目糞鼻糞に見えます。
    「WBC抜けがけ」竜にヤラレ放題だった今年のタイガースですが、WBCに我が身を捧げ、結果的に犠牲になった形の岩田が、その竜を完膚なきまでねじ伏せる4連勝の快投。
    痛快です!
    野球の神様は見てますね。

  13. aiko より:

    本当に最後まで半返し縫いでいきそうですね。今日はいつもの感じでいくと勝ちだけど、どうかなあ、と思ったらきっちり勝って、それも桜井選手のHR付。これって真弓監督らしさなんでしょうか? 確かに大型連勝はなくとも、来季はこのペースで最初からいってくれれば、かなりいいのでは?!変なチームですね。最後まで眼が離せないです。

  14. カイザー田中 より:

    昭和28年ころに阪神にカイザー田中という監督がいた。藤村別当、本堂の時代。もの凄い紳士だった。小学校時代にその監督にお会い出来た。それからず?と阪神フアンだ。今年の阪神は1点差勝負の負けが多い。1点差勝負の負けは監督の責任と言われている。真弓さんは人が良過ぎる。どん欲でない。ハングリーになって、やって欲しい。勝っても負けても甲子園が一杯も経営陣をだ羅漢にしている。一度応援ストライキを起こしたほうが、勝つためには必要だとも考える。どうでっしゃろか!

  15. 中村江夏 より:

    かれこれ30年ほどのトラ好きですが、試合中継を観られない事も多く、勝った日は、スポーツニュースのはしご&翌日のDスポ読破(もちろんダイではありません・・・、負け翌日は少ない身銭を節約しとります)が日課の私ですが、こちらは、毎日拝見しております。臨場感あふれる試合経過やコメント等で、紙面や短い映像からでは計れない部分は大変、参考になり、楽しませて頂いております。大和選手など、紙面では2割以下で・・・?な感じですが、皆さまのコメントから見る角度の変わった選手です。ありがとうございます。しかし矢野選手の怪我の具合が気になります。もう少しでCSだガンバレ!!

  16. こおう より:

    楽天ってAクラスになるのが早かったですね。
    最初はなかなか弱いという言い方をされていましたしね。
    他球団移籍選手の活躍が大きいですね。