最後は締めよう

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いやあ、展開としては最高に面白い。最終戦を前に、上位4球団が同率に並んで、しかもその4球団による直接対決だっていうんだから。


「前年上位が上」という決めごとだから、4球団中最下位のタイガースは「ほぼ」ノーチャンス。せっかくここまできたのだから優勝するべきだった。第4コーナーで先頭に立って、直線で失速するパターンは去年を思わせるしね。しかしガチ試合の中で、G?Hが引き分けに終わる可能性はないわけじゃないし、ま、何より同じルールが来年も採用されることだろうから、しっかり2位に粘って交流戦を締めたい。
でも来年からルール変更で「前年上位が上」を止めますってのなら、それでも良いと思う。だって1試合も消化していない状況でも順位があるようなもんだもんね。前年下位となった球団が順位を上げていくためには労力が余計にかかる仕組み。逆に「前年下位が上」というハンデ戦にした方が良くないかな。そのための敗退行為なんてないだろうし。でもいろいろ考えるとシンプルで良いのかもね、これ。
さて、しょうがないから試合をさらっと(笑)。
序盤こつこつ作ったチャンスを良い形で拡げられず、そのうちまったくチャンスすらできなくなっちゃった。スウィーニーにまたやられちゃった。広澤ブログにあるように、前向きにとらえるしかないね。試合後にビデオルームで議論、再研究して、練習して帰ったというのを信じるよ(笑)。
岩田は組み立ての柱となるスライダーの軌道がイメージ通りに行かず、四球で崩れた。立て直し期間を活用して、上手くリスタートして欲しい。
7回表、反撃のきっかけとしたかった久保田投入が裏に出て2失点。試合が決まってしまった。投げれば投げるほど良くなる久保田なので、登板間隔が空いてしまうこの時期はやりづらいところもあるのではないか。
その前後をつないだ江草、渡辺、橋本健はイイ感じ。
特に渡辺は重要な1イニングを任せることについては、久保田より信頼度が高い。同点、勝利パターンがナベ、ジェフ、球児といて、それに準ずる位置付けに江草、劣勢パターンの太陽、橋本も悪くないし、玉置も好調らしい。
うーん、となるとやってみたいんだよなぁ、久保田先発。それこそ一人目の投手で良いんよ。2回でも3回でも、悪かったら玉置以下繋いでいったら良いんだから。今年はどうせ五輪でゴチャゴチャになるんだから、ペナントレース再開したら、ちょっとやってみて欲しいな。
そういえば一瞬追加で呼ばれたナベは、こないだ打たれて五輪候補から消えていたし、この日は、岩田と久保田がこんな感じ。そういうワケじゃないとは思うけど、そんなに五輪イヤか?(笑)

コメント

  1. 西田辺 より:

    >そんなに五輪イヤか?(笑)
    まぁ、イヤかどうかはさておき(笑)
    なんで、球界として金メダル獲得に全面協力とか言っておいて、レギュラーシーズンを
    続行するのか?と言う疑問が。
    それも今回は、人数的には各球団一律ではない。
    営業面・興行面で書入れ時の夏休み中と言う事もあるでしょうが、これが果たして球界として正しい姿なのでしょうか。
    勿論、日本代表には期待も応援もするが、やっぱり五輪期間中はスパッとシーズンを中断して欲しかった。
    これは例え阪神の順位に係わらず、この持論は曲げない。
    遥か頭上の金も、目先の金も一挙両得を目論んでいるのだろうけど、この中途半端加減がどちらも
    ダメにしそうな気がする。
    交流戦も残り一戦。
    今日は空模様が厳しそうだけど、良い形でペナントレースに戻りたいですね。

  2. いわほー より:

    交流戦は五割でOK、優勝なんてどうでもいいや!
    なんて思ったてましたが、ここにきて「出来るものなら…」なんてスケベ根性が現れた私が悪かった。神様、行き過ぎた私を許してください。www
    ま、ここはひとつレギュラーシーズン・リスタートの景気づけに交流戦の締めを飾ってもらえれば幸せということで。でも、ちょっと「まさか」を期待している私(汗)。

  3. ジジィ より:

    タイガース敗戦の後、ジャイアンツVSホークスを見たら、もう9回ツーアウトツーストライク(あと一球)、これで「タイガースの交流戦Vは無い」と思ったら大道の同点弾、同点で11回ま行き(シメシメ今日引き分けで明日は好調内海)色気が出たら今度はホークスが勝ち越し、(あーあ終わった)がっかりしていたら、その裏ジャイアンツがチャンス(シメシメ同点で引き分けろ)でまた色気が出たらジャイアンツがサヨナラ勝ち!!
    やはり「欲」を出してはイケませんね。(なんて言いながら、今日タイガースが勝ちGとHの引き分けを信じる、子供のような中年)
    交流戦、なかなかいいものですね。

  4. tama より:

    >やっぱり五輪期間中はスパッとシーズンを中断して欲しかった。
    あっしは98年の長野五輪のアイスホッケーを観に行きました。冬季五輪はもちろんNHLのレギュラー・シーズンと重なってしまうのですが、長野五輪の大会委員会とNHLとが協議を重ねて、長野五輪開催期間中はNHLのシーズンは中断する、その代わりに代表に多くのNHL選手を抱える6ヶ国(カナダ、米国、チェコ、ロシア、スウェーデン、フィンランド)は1次リーグは免除となり、2次リーグより出場するとなりました。1次リーグ免除によりNHLの中断の日程を短くすることができたのです。
    おかげで、あっしはチェコのドミニク・ハシェクやヤロミール・ヤーガー、フィンランドのサク・コイブやティム・セラニ、ロシアのブレ兄弟やセルゲイ・フェドロフなどのスーパースターたちを生でみることができました。ウエイン・グレツキーやマーク・メシエらカナダ勢が観れなかったことは心残りですが、長野五輪委員会とNHLに感謝です。…そんぐらいのことしてくれんかのう(とNPBに言えばよいのか北京五輪委員会に言えばいいのか…)。正直、五輪野球も毎回行われている総当りのリーグ戦など必要ないと思うんですがねえ。
    ちなみに本日のタイトル「最後は締めよう」ですが、一瞬、「最後は諦めよう」に見えました(笑)。

  5. のののー より:

    この試合も9回表ハシケンで玉置はまた投げずに抹消。アッチが打たれたらボーを上げるつもりならこの抹消は既定路線だけど、それならますます一度は投げさせないと。