夏は若さで

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バルちゃん、AB、広志と親しまれるバルディリスが連日スタメンに名を連ねている陰で、同時に育成選手採用されたオヘイダ投手が契約解除(スポニチ)。二人ともってワケにはいかなかったね。


グライシンガーとボーグルソンの投げ合いで、5回まで両チーム1安打ずつ。6回にボギーがつかまって4失点。タイガースはその後度々チャンスを拡げることが出来ずに、上原、豊田のリレーに完封されたという試合。
6回のボーグルソンは、それまでの好投を台無しにしてしまうような脆さだったが、なんとも気の毒だとも思う。とにかく5回までの投球はカンペキだったんだから。速い、力強い、コントロールも良いし、変化球も上手く使っていた。
確かに6回は悪かった。追い込んでから打たれたり、当ててしまったり、本当にもったいなかった。
例えば前日の上園は同じ4失点でも2回で交代、勝利の輪の中でバツは悪そうだったけど敗戦の責を問われることはなかった。ところがボギーはあれだけの投球をしていても「負ける投球」って言われちゃうんだから可愛そうだよなぁ。だってこの日だけじゃないしね。前回7/17S戦7回自責0、その前7/11C戦6回自責1、ともに好投するも援護点なく白星はついていないんだから。
そんな感じでどうしたワケかボギーの時は、「好投のボギーのために」っていう気迫が出てこないんだよなぁ。走者を出してもなんだか淡泊な攻撃に見えちゃう。
4点を失った直後6回ウラがポイントだったね。前日のこともあって、この回、3点いやいや2点でも返しておけば十分逆転可能と誰もが思っていただろうから、代打庄田と赤星がクリーンヒットの連打を決めた時はとても気分が盛り上がった。平野が初球セーフティの構えを見せて、見逃してストライク。これ、セーフティやって欲しかった。一塁線でも三塁線でもどっちでも良い。上手くすれば無死満塁、悪くても一死二三塁。結果2,3,4番が走者を動かすこともなくショボーン。平野はチョコマカして走者を動かして、相手の嫌がることをするのが仕事なんだから。ひょっとしたらベンチもその狙いはあって、1球目でシフトを見て、2球目にサインを出すつもりだったのに、いきなり平野が構えをしちゃったからできなくなっちゃった、なーんてことはあり得るけど。
まあなんだ、鳥谷と金本がしっかり打たないと点が入らない。監督談話を見ても、和田、広澤両コーチのブログを見ても、この9連戦4勝5敗は御の字ということらしい。しっかり休養して、球宴前残り5つ乗り切ってね。
石川がまた1回を無事に投げきった。このポジションでやっていけるなら、阿部を先発に回しても良いだろう。
マスクは狩野だった。どんどん使っていこう。
上げたばかりの庄田がグライシンガーから綺麗なヒットを打った。真っ黒な顔が晴れ晴れとしている。勝ち負け勝ち負けの日々だけど、若手の力を借りて真夏に向かって行きたい。

コメント

  1. tigers117 より:

    toraoさん。初めまして。いつも楽しく拝読しています。平野の活躍ぶりに文句ないのですが、以前からあのセーフティの格好だけは気になって仕方ありません。開幕からずっとですが、イニング、状況にかかわらず、殆どの初球でセーフティの構えをするものの、だいたいは見送り。ボールならいいけど、甘い球もあり、普通に打てよ!といつも思います。昨日の6回もそれで1ストライク先行されました。しかし、相変らず続けているということは首脳陣も問題ないと見ているのでしょうか?この平野のクセ?について、ご意見を伺いたいのですが・・・

  2. ジジィ より:

    ボギーは緩急をうまく使えるようになり、5回までは「現状の先発陣でNo.1の安定感」と思わせるピッチングでしたね。 まだ(助っ人にしては)若いし、リーソップとともに「美人妻の夫コンビ」(笑)で苦しい後半戦を救ってくれるかもしれませんね。

  3. 馬馬虎虎 より:

    いつ?金本様に連続出場はもういいよ!と言うのでしょうか 彼の活躍ぶりは確かに立派です でも、新井がリタイヤしてから、30打数3安打2打点で12球団最悪の4番バッターです・・・少し遡ると34打数3安打=打率0.88 大きく負け越した後半は休ませてあげたら、と思う 自分で言う性格ではないと記事にありますので、岡田監督が言うべきですネ(もちろん1勝1敗ペースは金本一人の責任ではなく、金本が打たないと必ず鳥谷、赤星もだめです 浅井と藤本は2軍に行かして、若い人に入れ替えましょう 貯金が27個あるうちに) 

  4. uriko1999 より:

    クリーンナップ2人が故障離脱、1人も不調。
    そんなチーム状況で9連戦を4勝5敗なら
    toraoさんのおっしゃるとおり
    おおいに満足できる結果だと思うのです。
    オールスター前の最後の5試合も
    2勝3敗でも十分だと思います。
    とにかく今は大型連敗しないこと。
    今いるメンバーが役割を果たせば
    じゅうぶん可能だと思うのです。
    楽観的過ぎるでしょうか(笑)
    昨日の私の質問、
    「必死のパッチとはなんぞや」への
    たくさんの回答ありがとうございました。
    いろんな答えがあって楽しめました♪

  5. 匿名 より:

    順位 選手 試合 援護率 防御率
    1 安藤優也 13 5.92 3.44
    2 上園啓史 8 4.83 2.63
    3 福原忍 4 4.7 3.13
    4 杉山直久 6 4.55 5.46
    5 アッチソン 12 4.43 4.72
    6 下柳剛 16 4.21 2.37
    7 ボーグルソン 8 3.47 3.66
    8 岩田稔 17 3.17 2.74
    9 金村暁 3 2.65 3.71
    ボギーと岩田と金村が祟られてる(笑)
    キレイに貼れてなければ削除してくださいね
    試合は名将と平野にヘッポコと
    言っておこう

  6. toyo より:

    ↑貼れませんでした(泣)

  7. やっぱりトラ! より:

    運だけで勝っているとは言わないが上園の4勝負けなしに世の不条理の一端を垣間見る。
    そんな私が特に応援しているのは岩田、下柳と金村…ウン?どうも祟られてる人ばっかし。

  8. torao より:

    tigers117さん、どうも。
    平野は持っている技術の割には打率、出塁率が低いように感じます。けっこう考えていろいろやるタイプなのですが、それが裏目に出ることが多いんでしょうね。バントの構えも、野手を一歩前に出させてヒットゾーンを広げたり、投手に投げた後一二歩ダッシュさせたり(これをやらされるのを嫌がる投手は多い)、それなりの効果はあるのですが、あまりやりすぎると効果が薄くなってしまいますよね。ただの揺さぶりじゃなくて、本当にやって欲しい時にやってくれない…そんなもどかしさを感じる時もあります。
    でも、何も考えない選手よりは、ずっと良いと思います。考えてチョロチョロ、落ち着きなく確実性が落ちてしまうのも愛嬌があって私は好きですよ(笑)。

  9. 一虎ファン より:

    いささか沈滞ムードの現状。
    庄田と狩野に「元気ハツラツ!」のプレーを期待します。
    なんと言っても40才のおっさんが「必死のパッチ」なんですから。

  10. PPW306R より:

    オヘイダ投手の契約解除、誠に残念であります。
    でも、日本での経験を糧に、是非とも立派な野球人になってもらいたいなあ。
    これからもガンバレ!!

  11. メル より:

    私からも「ひっしのぱっち」の解説お礼申し上げます。いろいろ楽しく読ませていただきました。ヒーイン聞いて「なに?関西で、はやりのCM?」と思ってました。スポーツニュースでは、この言葉は流さなかったし「ききまちがい?」とすら思ってました。
     それにしても、この3連戦、地上波TVで野球放送していません。東京MXでホークス戦してたかな・・・。疎外感あります。

  12. とらぽるた より:

    あ?あ、知?らない。「暗いシンガー」さんがとうとう昨年の姿に戻ってしまった。
    ビッグクラブに馴染めないのかオドオドと自信なさげだったハコさんが最多勝軌道に・・・
    暗い歌手といえば・・・山崎ハコ、浅川マキ、カルメンマキ(誰やそれ!新しいの出せと言われましてもW)
    某ブログではハコさんで通っているようですが、私にとっては浅川マキですね。
    昔、名古屋大曽根すずらん座。普段何をやってるのか定かでない潰れそうな小屋で暗?くマニアックな聴く者の心を沈み込ませるコンサートがあった。
    大曽根って今でさえドームや大型ショッピングセンターで賑わってるが・・・
    恐ろしくデンジャラスなデートプログラムであった。
    これに比べれば宝塚遠征などいかほどのものか。
    いやはや私事で恐縮です。
    恐るべし!「暗いシンガー」ということで。ゆめゆめご油断めさるな!

  13. tigers117 より:

    toraoさん、有難うございます。そうですね。全てにおいて一所懸命。色々考えてかえって裏目にでてしまう。落ち着きのなさ。走りぬけた方が早いように思えるのに一塁にヘッドしてしまう。それら全てが平野の持ち味なんですね。これからは、セーフティの格好したら、またやってるわと目を細めて見守ります。

  14. のののー より:

    育成は7月までに芽が出なければクビ、なんて気の短い制度ではないはずですが、怪我で投げられないうちにホームシックになってしまったのだろうか。残念。

  15. 西田辺 より:

    ランナーを出しながらも、あと一本を許さなかったグライシンガー。
    途中まで完璧な投球を見せながら、やはり壁を乗り越えられなかったボーグルソン。
    追い込みながらの死球、タイムリーが惜しまれる。
    勝てる投手と勝てない投手の明暗がハッキリした試合でした。
    打線との兼ね合いもあるけど、長いシーズンを見れば
    自ずとそのコントラストは色濃く浮かび上がる。
    課題はハッキリしてるのだが、それを克服できれば
    10勝以上クラス。
    出来なければ、何時までも同じ事の繰り返し。
    でも、こういうのって頭で分かっててもなかなか改善出来ないからなぁ(笑)

  16. こんにちは。
    確かに、好投ボギーのために!って気が伝わってこないし
    私もそういう気にならない、これはどうしてなんでしょうね笑。
    以前、ボギーは野口のサインに首を振りまくって
    指示通りに投げない(で、打たれた)って記事を読んだことがあります。
    私がそういう気にならないのはここです。
    あと、ボギーが6回(打順3順目くらい)につかまるのは毎度のこと。
    ボギーは勢いはあるけど単調なんでしょうね。
    慣れたら打てる球なんでしょう。
    どんなに出来が良くても6回から代える、
    5回限定なら使えるかも、と前から思っていました。
    いろんな外人に邪魔されても、大差で首位の
    タイガースはあまりに強い、
    どんだけ?!(どれだけ強いんだ)って思います!