西武ライオンズ最終決戦で逆転勝ち、シリーズも逆転日本一!
渡辺監督の胴上げは、一所懸命上げようとしてもさっぱり持ち上がらなかったが、MVP岸の体はどこまでも飛んでいってしまったようで面白かった(写真)。
片岡一人で同点にしちゃったヤツ、すごかったね。足は怖いね。
そして平尾。やったねえ、またしても殊勲打。良かったねえ。「力を抜いていこう。チャラチャラいこうぜ!」(サンスポ)。平尾らしくて良いね(笑)。
どちらも心が一つになっていて、最後までどっちが勝ってもおかしくなかった。あれこれいうのは失礼に思えるほど良い勝負だった。それでもGとL、どこに違いがあったのかと考えてみる。あえて挙げるなら、「今季の力」を信じようとした原監督に対し、「今、瞬間の力」を見極めた渡辺監督というあたりか。特に6戦、7戦の投手起用、継投における渡辺采配は見事の一言。鬼神が乗り移っていたかのようだった。
原監督にしたって、決して悪手を打ったとは思わない。王手をかけた第5戦が「会心の試合」すぎたかな。涌井を攻略して、猛打爆発力を見せつけたあの試合。これで勝った!と水面に顔を出してしまった、あるいは勝ちを意識しすぎてしまったのかも知れない。本当に失礼な言い方になるが、この2試合のジャイアンツ打線は、シーズン終盤のタイガース打線に「そっくり」だった。
解説の赤星もそう思ったろうが、来年こそはなんとかしてこの場にいたよな。決して遠い世界の話ではない。タイガースに足りなかったものが少しはあっただろうが、この7試合を見ていて、かなり近いところにいることは実感できた。
そして、その足りないところを補うべく、新生真弓タイガースは進むべき道を進み始めていると思う。個人個人のパワーと精度をアップさせ、チームとして備えるべき戦術を取り揃える。若い力の伸びを促し、スペシャルな能力を確保する。秋季キャンプでは、守備、走塁、バントの練習に従来より高いレベルが求められている様子が伝えられてくる。この変化には思わず期待が高まる。
あと欲しいのはチャラ男キャラかな(笑)。若手にはそんなのも求めたい。
コメント
ヤングライオンズ、日本一おめでとうございます。
>片岡一人で同点にしちゃったヤツ。
死球を受けた瞬間、手を叩いて喜び、すかさず盗塁、送り、ゴロゴーで迷わず生還。 無安打での得点、タイガースにできなかった事を簡単に、しかも大舞台でやっちゃった… ホント凄かったです。
>チャラ男キャラ
杉山をオススメします(笑)。 もっと気楽に実力を出してほしいから…
西武の皆様、ファンの皆様おめでとうございます。胴上げって、こんなにあがることあるんですね。笑。
新庄の時といい、今回といいなんでパの日本一で私は泣いてるんだろう。なんて思いつつ祝杯あげさせていただきました。
昨日は上原もグライシンガーもベンチ入りしていない巨人。まぁ、調子がよくなかったといえ、「はずしてるんだー」とびっくりしてたところに巨人ファンから「やばい」と電話かかってきました。
王手をかけながら、巨人に優勝をかっさらわれた阪神の悔しさを、今ごろ巨人も味わっているのかな。ま、昨年もそんな感じだったけど。お疲れさまでした。最後までドキドキさせてもらいました。
王手をかけられてから適地に乗り込み、あの投手起用。
投手出身監督ならではの起用かもしれませんが、選手もきちんと期待に応える。
けが人もいてベストメンバーではなかった西武ですが、強かったですね。
自分の子供の頃から西武は強い、選手が育つというイメージがあります。
監督、コーチが替わっていってもそのイメージはきちんと受け継がれてる。
これは歴代監督がすばらしいのか、西武の球団方針がすばらしいのか、
どちらなんでしょうか・・・
ペナントレースでタイガースは巨人に大逆転されましたが、その時、
巨人はあの巨大戦力だから勝って当たり前。
新井が故障したのが大きかった。
北京で主力をとられてから調子が悪くなった。等々・・・
巷ではいろいろ言われていましたが、西武の戦いぶりを見ていたら、
そんな言い訳、恥ずかしくてできないと思いました。
西武から学ぶべきもの、たくさんあった気がしました。
片岡に興奮しすぎて同点になった瞬間、涙が出ました。自分が出さえすれば何とかなる、って強く信じてたんでしょうね。最高にカッコいい!
落ち着いてからシーズン後半のうちならどうなるだろうと考えてみました。赤星なんとか出塁→盗塁成功→関本送りバント→新井サードゴロの間に赤星スタート切れず…。
若さと勢いですね。あと頚椎。
解説でも言ってましたが「足の威力」赤星頑張れ!
祝!西武、日本一。
リーグ覇者同士の対決。
そして第7戦までのフルカード。
しかも、どの試合も見ごたえ充分でした。
そんなこんなで、素晴らしい日本シリーズでした(もうひとつ理由がありますが)。
西武ライオンズ、日本一おめでとうございます。
>片岡一人で同点にしちゃった
あれは凄かったですね。
もうゴロゴーなんてレベルじゃなかった。
バットにボールが当たった瞬間、三本間の真ん中まで来ないと
あのタイミングにはなりません。
中島が万全でなく、強い打球を打てない事を見越しての
スタートだったと思いますが、打球判断・勇気・走塁技術
どれをとっても完璧でした。
越智もぶつけた動揺から立ち直る間もない3球での同点劇。
結局、おかわり君、野田、平尾まで引きずってしまった。
ワンプレーの怖さ、そこにつけ込むライオンズ伝統の強かさを感じました。
野球ファンとしては、ホントに面白い日本シリーズでした。
来年はウチがあの場所に!
久々にコメントさせていただきます。
野球の怖さ面白さを改めて感じさせてくれたシリーズであった気がします。
平尾の勇姿に、テレビの前で涙目になってしまいました。
片岡のあの走塁はお見事の一言でした。
一瞬の判断力と足を踏み出す勇気にただただ拍手です。
西武の選手たちの喜ぶ姿、胴上げされる渡辺監督の姿に、じわじわと悔しさが戻ってきました。
あの光景を放送席から見ていた赤星は私たち以上に悔しさ無念さを感じていたはず。
赤星たのむぞ、来年はタイガースの番だ!
それにしても、やっぱり野球っていいですね。
「タイガースのV逸→CS敗退→どんでん退団」でトコトンまで気持ちが凹んだだけに、
地元ライオンズには何としても日本一を獲ってもらいたく、
全戦現地観戦を敢行し、ありったけの声を出して応援致しました。
7戦フルセットの末に掴んだ最高の結果ですから、もう申し分ありません。
一方で、ジャイアンツも流石の戦いぶり。
リーグ戦を終えて、どうしても彼等にはネガティブな感情しか持ち得なかったけど、
この日シリにおいては、彼等の健闘も素直に称えることができました。
がっぷり四つに組んだ戦いというのは、
時に敵味方の概念を超越した興奮と感動をもたらすものだと、改めて感じました。
さて、新生真弓タイガース。
今度こそセ・リーグのペナントを掴み、日本一を目指せ!
(“ネコ科猛獣シリーズ”になると、嬉しいけど物すご?く悩むなあ、個人的には。)