4枚の左

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ライオンズの高卒新人捕手炭谷が満塁を含む2発。でホークスを撃沈。銀ちゃんが沈む王国を救うか?


開幕1軍登録メンバーが発表される。以下公式から引用

■投手 14 能見 16 安藤 18 杉山 20 金澤 22 藤川 29 井川 30 久保田 47 吉野 48 相木 59 ダーウィン
■捕手 2 野口 12 浅井 39 矢野
■内野手 1 鳥谷 3 関本 4 シーツ 7 今岡 8 片岡 9 藤本 32 前田忠
■外野手 0 中村 5 濱中 6 金本 24 桧山 31 林 50 町田 53 赤星 (以上27名)

今年はかなり自然な感じで決まったかな。上坂がギリギリで落選か。内外野の便利さより、守備力の固さを選んだのだろう。
この後先発投手が3人登録されるので、この内2人は外れることになる。投手がたぶん一人多いな。神宮3連戦終わって「落とす候補目白押し」にならないよう切に願う(笑)。
タイガースナインは、3/29大阪ドームで軽く練習の後、東京へ移動、焼き肉決起大会やって気分を盛り上げる。3/30は前日ナイター練習。東京方面は気温がグッと下がっているのが気がかりだ。井川は見た目にもさっぱり。あとはスッキリするような投球をするだけだ。ああ、緊張してきたね!(笑)
井川・下柳・安藤の先発三本柱、藤川・久保田のリリーフ、主戦捕手矢野から鳥谷・赤星へ伸びる守備の中心線、、赤星・シーツ・金本・今岡の打線中軸。チームの根幹は昨年と変わらない。多くは安定したパフォーマンスが期待できそうな反面、多くについて、「いくらなんでも去年はデキスギだった」と覚悟しなければならないようにも思う。個々には昨年が不本意だった選手もあるが、この根幹部分に、過大な上澄みを求めるのは酷だ。
そういう固まった部分をより活性化するためには、外部からの衝撃でいったんその安定を解いてやる必要がある。今季のタイガースで言えば、成長を認められた「4枚の左」がそのパワーになるか。
救援投手、能見。細い身体から繰り出される回転の効いたボール、特に内にボール球を投げる技術と、クロスするスライダーの軌道を買われたのだろう。去年のジェフのような起用になるのだろう。
首脳陣にとっては博打だ。豊富な変化球で目先を変えながら投げる先発タイプという固定概念から離れ、短い回を最高の球で抑えるというミッションを与えた。勝負強さを育てようと言う意図もある。
おそらく失敗もある。しかしその意図を汲んで見守りたい。
先発投手、江草。ビハインドor大勝処理班から抜擢。暴投もあれば、失投もある。打たれるし点も取られる。それでもへこたれない。結果を恐れず、結果を悔やまず、ただ淡々と目の前の打者と勝負する愉快な男。軽快さ、潔さ、勇気をチームに。
2番、セカンド藤本。その守備力から、首脳陣は初めからレギュラー奪取を期待していたフシがある。今オフの筋力強化、フォーム改造により、打球の質に変化が出た。タイミングの取り方にもゆとりが生まれ、ボールの見極めも良くなった。
しかし藤本に求めるものは打撃ではない。打撃は普通で良い(笑)。1番赤星を助け、それを補完し、その威力を増加させる働きをすることが最も重要。作戦を使える選手になれるか。
言い放ってしまうと、今年のタイガースは藤本の働き次第で面白い野球ができる。岡田監督の頭の中にもきっとそれはある。そして私はそれをむちゃくちゃ期待している。
6番、ライト桧山。「最大の補強」濱中、話題の林、別の意味で話題のスペンサーと赤松をけ落とし、レギュラーを掴んだと伝えられる。今オフ、野球人桧山を作った最愛の父を亡くす。キャリア最高のコンディションで来ている背景には、そのこともあるだろう。もちろんいつものように微塵も見せない。
今年のチームに熱い魂を注入するのは桧山の役目だと期待している。

コメント

  1. 西田辺 より:

    昨日、L炭谷の満塁弾を携帯サイトで知った時、
    「満塁フォ?!」と言ったのは日本中で私だけではないはず(笑)
    いよいよ開幕ですなぁ。
    以前、「今年コイツが出てくる」と言った答えを
    開幕前ですので発表しちゃいます。
    今年ルーキーの金村投手です。
    時期的には先になるでしょうが、一年間ワクワク
    しながら待ってみます。
    上坂・・・残念だなぁ。
    でもきっと上が呼ぶ時期が来るから、牙と研いで
    おいて欲しい。

  2. KIRI より:

    やっぱ桧山選手には頑張ってもらわないと!結構批判する人がいますが、阪神にはこの人がいないとね☆(笑)
    今年は6番でその活躍を見せてほしいものです♪

  3. ちょびうさ より:

    toraoさん?、ブログ引っ越しました?。
    見た目は全く一緒だけど、アドレス違うから、
    登録変更をお願いしますね?。
    最近はスパムもだいぶん減ってきたみたいだけど、
    今後のてぃぶろぐの対応にも信頼がおけなくなったんで・・・。
    前のトラバスパムの時もそうだったし(-_-;)
    昨日のセンバツの関西と早稲田はすごかったっす。
    昼寝もしないで見てました。
    病院へ行くのにも、おっさんのように、携帯ラジオを聞きながら(笑)
    しかし、昨日投げたエースたち、特に231球もなげたのにまた今日も投げると言っているらしいが、大丈夫なんでしょうかね?。
    肩壊れないんでしょうか?
    プロ希望じゃなければまだしも・・・
    と、全然阪神とは関係ない話題(笑)
    だって、うちの開幕は5日。
    それまで放映ないんだもん?。

  4. どうもおかしい藤川

    藤川球児の不調はどこから来るものなのだろうか。

    フォーム改正はうまくいった。

    WBCを見る限りでは、腕も振れていて球威もある。

    でも何故か打たれる。

    やはり目では見えない何かが、球に影響しているのだろうか。

    WBCではプレッシャーがあった。

  5. ばかぼん父 より:

    >今年のタイガースは藤本の働き次第で面白い野球ができる。
    うんうん。私もそう思います。
    >岡田監督の頭の中にもきっとそれはある。
    そんな無理に思いこもうとしなくても・・・、あ、いや、
    人それぞれですから、別に「お考え」を否定するわけではありませんので、あしからず。(^^;)
    オープン戦で藤本が牽制で刺された時、
    「シーズンへの参考になったな」ではなく、
    「後ろの打者をもっと信頼せい!」という首脳陣には、
    (悪いけど)私は全く期待していません。
    でも、指示がなくても、自分で考えて、
    善かれと思ったプレーをする選手達には、
    大いに期待しています。
    藤本も地味な進塁打や終盤のバントぐらいで満足せず、
    バスターやセーフティのような、意表をつくようなプレーや、
    ドラの藤井の肩と勝負するような、ダイナミックな走塁を、
    (NHK放送時だけでもいいから^^;)やってくれると嬉しいな。

  6. run より:

    >今年のタイガースは藤本の働き次第で面白い野球ができる。
    野球素人な私もそう思います。
    レギュラー陣はほとんどが完成された選手なので、
    今以上の成績を求めるのは酷ですし、藤本選手の進化に期待です。
    鳥谷選手ももっとがんばってほしいですけど・・・
    藤本選手・桧山選手ともにいつも競争させられながらも
    レギュラーを勝ち取る。すごいです。

  7. grayghost より:

    セ・リーグ開幕を目前に吐きそうな位に緊張してきたと思ったら、選手たちは焼き肉決起大会か(笑)
    さぁ、マエチューは、いつまで一軍に残れるか。
    上坂がギリギリの落選ならば、
    マエチューがギリギリの当選ってことですね(笑)
    とにかく数少ないだろう出場機会をものにしてないとね。
    勝負強いPL卒業生の意地を見せて欲しい。
    片岡もだけどね。

  8. 遂に明日!セリーグ開幕!!

    遂に明日は、待ちに待った!セリーグの開幕!

    対ヤクルト戦で今期開幕戦を迎える
    タイガースやねんけど、
    今期も5年連続の開幕投手の「井川」で
    ヤクルトを封じ込めて欲しいわ!

    それにしても、今期はWBCもあったし
    パリーグも結構な集客数みたいやし、
    甲子園のチケ

  9. NANCY より:

    今年こそは安心して開幕が迎えられると思っていたら
    やはり毎春恒例の不安膨張症(?)が・・・
    しかし!安心して見られる試合なんてないんだし今からマイナス要素ばかり考えても仕方なし!!と、やや自虐的に開き直り気味(苦笑)
    >今年のタイガースは藤本の働き次第で面白い野球ができる。
    コレ!私も大いに期待しています。
    キャンプ前にtoraoさんが藤本選手を取り上げていらした記事が非常に気になっていました。
    んんんっ何だか楽しみの方が大きくなって来たのでは?←単純バカ(笑)
    今夜はナイター練習ですか。寒そうなので全員故障なく明日のプレーボールに臨めますように。(昨日の仙台は悲惨でしたね)
    追伸:井川投手、スッキリしましたね。
    「見た目は2の次・・・」なんて言いますが結構大事ですよね。
    彼曰く「各球団へお礼参り」の一年にこちらも期待してしまいます。

  10. イエロー より:

    西部の炭谷さん初ホームランが満塁弾なんてすごいです!
    同い年の選手がこんなに早く活躍してるのを見るとうれしいですね♪
    今年のチームに熱い魂を注入するのは桧山の役目>
    あれだけし烈なライト競争を勝ち抜いたのだから、今年は絶対
    やってくれると信じてます。

  11. メル より:

    テレビ東京が、がんばるようですね。
    ↓ 
    5/7ヤクルト戦と6/30の阪神戦(いずれも東京ドーム)のほか、5/10のオリックス戦(スカイマ-ク)、6/1の日本ハム戦(札幌ド-ム)、6/9と6/11のロッテ戦(千葉マリン)の交流戦4試合。
    いやー、阪神戦よりロッテ戦のほうが多いです。ま、お金の問題かもしれませんが、視聴率も気になるところです。
    私は、高校野球の試合運びの早さにびっくりなので、江草投手の軽快さに期待。
    ちょびうささん、私も地下鉄の中で携帯ラジオ聞いてますよ?。今は高校野球だけど。これからは夜道を歩く時にも、ラジオ聞いて、急に立ち止まったりします。
    toraoさん、神宮には行かれないのですかー。お見かけしたら、「あ、評論家さん」と声かけてよろしいですか?

  12. redtiger より:

     結局、今の投手陣からすると外国人投手のシーズン途中での補強になるのでは。楽観も悲観もあったものでない。オープン戦中盤から終盤にかけて今年の投手陣の現況に関して判断材料は出尽くしている。
     その中でも最初から想定されていたこともある。筒井を最終戦に登板させたところに迷いを見る。
     平田ヘッドは先日のラジオで昨年を振り返って「交流戦がなければ中日の独走だった」などといまさらながらのことを言いだしている。それでは「最大の野手の補強は浜中」だとか「若手の底上げ」なんていっていた岡田監督だけがのー天気をかましていたことにならないか。首脳陣の間での現状認識にずれがあった、と考えるのが筋道。
     岡田監督の不振の続く浜中に関するコメントもひどいものだった。「肩の故障のためか間接の稼動範囲が狭くなってトップが決まらず、スイングに力がない」 今さら何を言うのか。こんなことは最初からわかっていたはず。あの人はぼこぼこに打たれている吉野を野ざらししたりして本当の意味でのデリカシーがない。中途半端なやさしさは残酷に帰着することが多い。
     投手陣の開幕メンバーはしょうがない。他に人がいないから。
     問題は野手。走れる選手を入れなくちゃ。打つだけでは接戦になったら局面を打開できないときがある。特に今年は他球団との差がつまっているのに相変わらず単調な野球をしようとしている。赤松のような選手は岡田野球では育たない。やっと怪我が癒えて出てきて、活躍しても既定方針のように2軍。挙句の果てに2軍戦で死球骨折。結果論ではなく私は彼に2塁の練習をさせているときから不安だった。
     普通の監督なら今岡にはキャンプ中一塁の守備練習をさせておくはず。あんなスローイング見ても対策を立てないとはさすが肝が据わっておられる。岡田監督には不思議が一杯詰まっている、とかねてから思っている。
     昨年の優勝が最大の不思議にならないことを祈っています。
     以上、開幕を前にして景気の悪いぼやきに終始して申し訳ない。選手に大怪我のないことを祈る。またtoraoさんの活躍を期待しています。野球は文化とするとそれにふさわしい記事です
     

  13. ブログを再開しました

    ブログを再開しました

  14. R62号 より:

    いやー、いよいよっ!いよいよですねーっ!
    緊張して具合悪くなってきたーっ!(笑)
    こうして蓋を開けてみると、イマイチ新鮮味に欠けますが、やはり納得の登録メンバーですよね。
    なんやかんや言っても、やはり1番・赤星→2番・藤本が希望だったんです私。そして藤本がいかに「2番」になってくれるか?が同じく私も激しく期待しているところです。
    そして、もちろん桧山を含む37トリオの活躍を切望!(笑)
    濱ちゃんも林も好きだけど、やっぱりひーやんでなくっちゃ!と思っちゃうんですよねー理屈じゃなく。
    (あ、でもまだひーやんか濱ちゃんかは明日にならなきゃわかんないですよね?左投手だっていうし。)
    井川も「らしくない」ことをしてくれちゃって。ビックリですよ。(笑)
    本当に今年にかける意気込み、頼もしいです!エース☆
    はー、明日はやっぱり赤飯炊いた方がいいんでしょうかねぇ?
    明日はあったかくなるといいですね!

  15. おかぼん より:

    いよいよですね。
    シーズン初めは「4枚の左」のうち,能見投手の働きのウエイトが大きくなりそうな予感。安藤や江草の例もありますし,「先発タイプなのに」と決めつけないで見守りたいと思います。
    先日の関西出張の折,新大阪の駅でスポニチのタイガース開幕特集号を買ったら,1936年から昨年まで70年間の,開幕戦のスタメンと勝敗を一覧にしたページがありました。帰りの新幹線の中でそれを見ながら,若トラ掛布の満塁HRとか,小林投手のサヨナラ暴投とか,自分の記憶に残る開幕戦を思い出していました。
    ちょっとひっかかったのが,2001年の開幕戦。
    その前年まで3年連続最下位,開幕戦は10年連続敗戦という中で迎えたゲームは,東京ドームのG戦。まあ,いろいろあったけど,新しいシーズンの始まりだし,「今年こそ」と思っていたが…結果は,T3?G17の歴史的大敗。
    シーズンイン1日目から,あれほど激しく落ち込んだときもなかったなあ…。ホント目の前が真っ暗になった。今年は,いくらか不安要素があるといっても,この年の開幕戦のことを思えば,たいがいの事態は平気で受け止められる(笑)。
    その2001年の開幕戦スタメンは,
    7 平下
    8 上坂
    9 坪井
    3 クルーズ
    5 ペレス
    2 矢野
    4 今岡
    6 沖原
    1 星野伸
    一瞬「どこのチーム?」と思ってしまった。つい5年前なのに…。(でも上坂2番だったのね)
    さて,明日は,先輩のお誘いのおかげで神宮のレフトスタンドで開幕を迎えます。球場に行くのは年に1回くらいの自分にとっては,開幕戦の観戦なんて,ひょっとすると一生に一度の機会かもしれない。会社に行ったら,とても6時の試合開始に間に合いそうにないので,仕事も休んじゃいます(笑)
    もちろんヘアスタイルのようにすっきりした井川の快投を期待。…ただ,例の開幕戦一覧によると, 85,03,05年と,ここのところのリーグ優勝年は,いずれも開幕戦黒星スタートなんだよな…。

  16. torao より:

    なんやかんやで、へろへろのピーです。
    開幕直前、みなさんのコメント、しっかり読んでおりますよ、本当にいつもありがとうございます。今日はお礼だけで失礼させていただきます。さあ、明日は開幕だ!
    おやすみなさい。

  17. ともやん より:

    パのルーキー元気良いですねえ。その中でやはり気になる西武の銀仁朗とオリの平野佳。地元出身てだけですが活躍は嬉しいけど何か悔しいなあ。ウチにきてたら…って(笑)。
    暫くご無沙汰してる内に評論家デビューとか。いや?おめでとうございます。これを機会に他誌でも記事を拝見できることを願っておりますよ。^ ^
    1軍メンバーは落ち着く所に落ち着いた感がありますね。吉野がいるのが嬉しいですわ。ずっと1軍に残っていられるようにね。
    結局多少不安有りで迎える開幕。かなりドキドキです。
    まずは若返った井川君がどこまでやってくれるか楽しみですね。テーマソングも前のものに戻したようですし。