http://www.daily.co.jp/tigers/2004/03/06/118815.shtml
岡田監督の手腕については未知数だが、二軍監督時代から若手の将来性を見抜く目、育成能力には実績と高い評価がある。高卒4年目の捕手、狩野の起用法にもその一端がうかがえる。プロ入り3年間一軍経験のない狩野だが、二軍戦では昨季62試合出場し「二軍主力」クラスまで来ている。しかし今季はキンケード保険もあって、一軍捕手枠は矢野、野口の二枚で決定済み。そんな狩野を今年は沖縄のキャンプインから一軍帯同させた。この1ヶ月の狩野の動きは溌剌としたものだった。この経験、見たもの、感じたことがどれほど今後の狩野のモチベーション、自信になって返ってくることだろう。次代の捕手、浅井、中谷、狩野、小宮山。岡田監督は若手捕手それぞれに今必要な刺激を与えていると思う。
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