http://www.sponichi.com/base/200403/16/base149806.html
選考レースの成績を重視して高橋尚子の女子マラソン五輪落選が伝えられるのと時を同じくして、阪神のショートについても選考が終了したかのような報だ。こちらの方はレースの数字は度外視して決定されるらしい。もし記事の内容が真実だとすれば、猛アピールを続ける藤本にとっては憤懣やるかたなしというところだろう。実際、今オフの藤本は鬼気迫るものがあり、走攻守すべてに進歩を見せている。鳥谷に欠けている、プロのスピードへの対応と、球際の強さ・切れについて、藤本は完成の域に達している。逆に鳥谷にしてみれば身近にお手本があるのは心強い。藤本の起用については心が痛むが、将来性を重視し鳥谷を抜擢すること自体には、多くの阪神ファンも異論はないだろう。女子マラソン同様、誰が選ばれても勝負になる層の厚さが頼もしい。
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