http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200404/tig2004040510.html
NHK BSハイビジョンで解説をしていた広沢氏が「阪神の敵は、巨人ではないかもしれませんね」と発言していたが、去年から続く苦手意識をさらに強くしたことで、もうすでに「勝負付け」が終わってしまった可能性すらある。堀内監督の発言のように一言でいえば「チーム力の差」ということだが、捕手力、守備力、チームワークなど、阪神と巨人との間には大きな違いと差があったように思う。特にこの日のキーワードは「脚力」だ。初回、タイムリー二塁打の金本と四球の桧山がダブルスチール。小久保の2点タイムリーエラーは、走者が三塁にいる状況と、打者走者鳥谷の脚力を意識してのものだ。またキンケードの来日初安打となる2ランホームランも、一塁走者赤星を警戒する配球によってもたらされたものだと言える。7安打でも8点獲って、10安打5点のチームに勝つ。これぞ野球。
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