太陽 オフは“無休”投げ込み

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http://www.daily.co.jp/tigers/2004/12/02/152096.shtml
ウッズが中日と正式契約。良いでしょう。その破格の待遇に応えられるのか見物だ。しかし底を見せていない落合監督のこと、働く必要のない者を働かせる手腕まであるようならひれ伏すしかない。
契約更改の時期ともなれば、あらかた来季の戦力、構想についてのイメージが湧いてくる。先発投手陣では、藪投手が抜けるのが確定的。井川・福原・下柳・安藤までが「内定」。残り2枠を巡り、三東・杉山・太陽・金澤・江草・筒井あたりが「候補」、巻き返し期待の前川、飛躍期待の中林・田村、新人から能見・橋本あたりまでが「競争圏内」というところか。私は中でも太陽投手に大きく期待をしている。
今年の実績では三東、杉山らに先を行かれた。優勝の昨季、開幕から先発ローテーションを任されたが、右ひじ内側そく副じん帯損傷。6月に手術を受ける。その後は、慎重に養生、リハビリを施し、ようやく今秋のよさこいリーグで実戦復帰、最速147km/hもマークし、その後の秋季キャンプでも投げ込んだ。久保投手コーチもかなり注目し、ケガをしない投法を伝授したという。
線の細い若手投手が多い中で、ひときわ堂々とした体躯。投球の軸となるのは重い直球だが、カーブ、フォークもかなりの武器。外連味のないピッチングは、「エース」という言葉を想起させる。
今季大活躍の中日・川上も肩の治療を行ったという三重県のみどりクリニックで「医学的トレーニング」を実施し、来季の復活に賭ける。「肩・ヒジにメスを入れた投手はダメ」などと言う時代は終わっている。阪神でも、福原や久保田がそうであったように、故障による長期離脱が良い方向に作用することもたびたびある。辛い期間に下半身と精神面が強化され、故障の不安もなくなった太陽はひと味もふた味も違うはずだ。一度は掴んだローテーションの一角を奪い返す可能性は高い。

コメント

  1. いわほー より:

    太陽はドラフト争奪戦で巨人と競って獲得した選手。関西圏でもない選手で巨人と競り合って
    も勝てるのかと驚いたことを思い出します。
    入団当初から器はエース級。来期は福原投手に次いでの復活劇を期待していますよ。
    先発ローテの末席ふたつに誰がもぐりこむのか?
    本命・三東、杉山。対抗・太陽、筒井。
    でも予想通りでは面白くない。
    予想を覆す投手がもぐりこんでほしい。
    田村、能見、橋本あたりが出てきてくれたらさぞ楽しいことでしょう。

  2. torao より:

    to いわほーさま
    実はここにバーンの代わりの新外国人も絡んでくるわけですね。「若者好き」の私としては、要らないのですが…。

  3. BSミツルH より:

    太陽は先日フランスで襲名披露した歌舞伎役者に似てなくもない…。そろそろ主役になってもいい頃だ。彼は入団事、タイガースを優勝させるためにやってきた、と言ったのでした。忘れてませんよ。覚えてますよ。期待してますよ。それはそうと今年は滝に打たれたのだろうか。否、もう滝など必要のないくらい精神力が鍛えられていることでしょう。
    ローテーションを6人で回すのもいいけれど、5人で回した方がきっちり中5日をキープできるのではないか。ローテの谷間にねじ込む戦力は必要だけれども、序盤できっちり移動日休みの確保できる期間は裏ローテの投手をトバすのも結構の痛手ではないか。それともやっぱり特定の球団に表ローテをぶつけたいですか。これは裏目に出ることもありますね。昨年の序盤はYB戦がことごとく裏ローテでした…。来季は序盤戦を見てからなんて言わないで、オープン戦で決断してね。夏場には投手の疲労に応じて否応なく編成が変わっていますから。

  4. shu より:

    >toraoさん
    太陽を待ってるファンは多いですよ
    来年こそ暗?いベンチを明るく照らしてほしいと切に願う
    ところで!今頃気付いたのですが、toraoさんT-Blogのトップページにマンガウルフさんと並んで紹介されてるじゃないですか!!
    さすが!!もうビックリしまスタよ

  5. torao より:

    to BSミツルHさま
    確かに似ています。体だけじゃなくて堂々としたお顔立ちです。風格を感じます。
    そうローテ5人は私も良いと思います。今季は当初ベテランも多く、故障明けの福原もいて6人でしたけど、むりやり6人目をこしらえることもないですよね。もちろん是非とも6人で回したくなるような状況ならそれも良いです。

  6. torao より:

    to shuさま
    気が付かれまスタか?グフフ。
    読んで下さる皆様のおかげです(でもT-Blogの中の人に声をかけていただいた時から、こういうことはあるかも、と予測していましたw)。
    これだけ阪神のことしか書かないブログってのも珍しいからでしょうね(笑)。