二軍戦では大卒新人右腕の伊藤和が7回1失点で2勝目。来週にでもデビュー登板させておきたいな。
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能見、すべてが決してしまった後だけど、素晴らしい投球。真っ直ぐでインコースを切り込む時の、あの冷たーい感じが好き(笑)。もう二度とわからんくならんように。ナゴドに続き東京ドームの連敗ストップ、かっこいい!でも遅いわ。
鳥谷、100号おめでとう!でも遅いわ(笑)。いろいろ考えすぎずに、自分の記録のために野球していいんだよ。ホームランボール来い来い、キターーーー!!っていう野球やっていいんだよ。あ、阪神でね。
藤井、ナイスリード。配球も大事だけど、それ以上に投手と打者の気持ちの勝負が肝心という、能見の闘志を引き出していたと思う。
そしてナイスマルチヒット。あのエンドランは最高に気持ちよかった。
大和もナイスマルチ。特に右へのヒットが良かったね。春先は、「流す」という意識で体中が右に流れてしまっていたけれど、今は右足に残ったまま、ギリギリまでよく引きつけて、力をぶつけられている。引っ張り同様に、いい打球が飛ぶようになったのはいいね。イヤらしくなってきたよ。、
新井、久々一発は値千金だった。アニキにぎろっと睨まれて良かったね(笑)。
タイガースもGM制度を導入し、チーム作りとその周辺の報道官は中村氏が務めることになったようで、和田監督は「采配」に専念すれば良くなったらしい。プロ野球の采配とは、「試合中に次々と判断をしていく仕事」なのだが、私は和田監督の采配力が現時点でかなり低いと思っており、その能力を大幅に向上させるようなナンバー2を配置しない限り(その人が事実上の指揮官ということだ)、すぐには改善の見込みがなさそうだと思う。それを大変懸念している。
よく言う話ではあるけど、ものごとには陰陽があり、表裏は一体のもの。
例として2?0でリードした試合の7回表、3点目を取るためにスクイズのサインを出す時で考えてみる。
まず考えることは、その作戦(この場合はスクイズ)は勝算があるか。バレないか、相手投手の力、バントする選手、走者の力を総合的に考えて、成功確率がどれくらいあるかを考える必要がある。失敗にはどんな種類の失敗があるかも考える。ファール、空振り、正面、フライ併殺…。で、その確率を元に選択すべきかどうかを見ていく。
次に、成功して得られるものと失敗して失うものを天秤にかける。どちらかがあまりにも重いようなら、確率を無視すべきということもある。今回の例ではなく、僅差の試合から3点差、4点差と開き、相手ががっくりしてるところでさらにダメ押しのスクイズを仕掛ける場面をよく目にする。アレなんかは、相手の警戒がないから成功確率が高い上に、失敗して失うものも大してないからやりやすいってところなのだろう。
さて接戦のスクイズの場合、成功して得られる最大のものは「どうしても欲しい1点」。他にもリスクの高い作戦を成功させることで、相手をかけひきに負けたというショック状態に追い込める。バントや走者として成功に参画した選手たちは、緊張の場数を一つ踏んで成長がある。
失敗して失うものはどうか。これはたいがい「1点が入らなかった」だけでは済まない。作戦を見抜かれた場合にせよ、こっちの失敗にせよ、相手にとってみれば大ピンチを凌いで、次はこっちの番だというムードをもたらす。こっちはショックでしょげかえり、ヤバイという暗雲に覆われる。
で、陰陽、表裏を考えるということは、さらにそのウラまで考えるべきということだ。
「成功したとして、どんな悪いことがあるか」。作戦が成功したのだから悪いことなどないと考えてしまっては陰陽を見ていないということになる。例えば、そのスクイズのサインを選手たちが「非常に消極的」とか「つまんね」とか「あの選手にスクイズさせるなんて狂ってる」「監督について行けない」などと考えさせてしまうのに十分だったら、たとえその作戦自体が成功しても、同時に「悪いこと」は進行する。
逆に作戦は失敗したけれど、それでも良いことが同時進行するというのもある。バントが上手いと思っている選手がそうでもないとわかるとか、たった1つの戦術選択ミスで、一気に逆転されてしまうことがあると学ぶとか、その対策について考える機会を得たりとか、悔しさを増幅させ復讐の気持ちに変えるとか…まあ、そういう建設的な考え方ができるかどうかによる部分は大きいけれど、失敗にこそ次への原動力があるという考え方は極めて一般的だ。
ということで、くどくど書いてきたけれど、戦略や戦術の選択は、
(1)勝算を見積もる
(2)「勝ち」のメリットと「負け」のデメリットを列挙する
(3)「勝ち」のデメリットと「負け」のメリットも列挙する
(4)勝算に照らし合わせて、選択するかどうかを判断する
これを瞬時に行わなければ行けないのだから、指揮官という職業は、プロとしての適正が問われるのだ。
そこで素速く判断するためにある程度セオリーというようなものが出来てくるのだけど、優秀な指揮官になると、そのセオリーも裏をかく材料として活用したりもする。
私なりに今までいろんな指揮官を見てきたけれど、「手堅い」というのはやはり一つの強さだ。基本は「辛抱」で、それによって少しずつ流れを持ってくる、その一方で簡単には相手に流れをやらない。
「超積極的」というのも一つの強さ。迷ったら「行け」、行ったら「悔やむな」が基本。勢いをつけやすいし、「失敗のメリット」を最大限に生かせる。
上の二つの型をバランス良く配合するという人もいる。それと、もって生まれた才能だけでなく、経験を積んで指揮官としての能力を向上させていく人も当然いる。
逆に弱いのは「辛抱できない」と「超消極的」。今季、和田監督はそのどちらをも見せていたし、今もってまだそこから脱却していくのだという意志を表現できていないように私は思う。
「二日連続で金本はネクストチョロ見せまで」について考えていたら、ここまでのことになってしまった。私の中では、今シーズンの低迷なんかより、この2試合の最後の攻撃の方が、よっぽど「解任動議」に値するように感じたから。
※おっと、追記。ブラゼルがツイッターで退団をにおわせるつぶやき。
https://twitter.com/cbraz67/status/247115536247435264
コメント
全くトラオさんのおっしゃる通り。表裏を深く考えれる人でないと。14日は表しか見てない阪神と、水面下で着々と逆転劇を企てる巨人との違いが余りにも見事に出た。
昨日の勝利の先生は坂本。
あんな凄い逆転3ラン見せつけられた日には「俺だって打ちたい」と思いますよ。
原さんは、勝つ雰囲気作りをしてる。連勝出来るのも常に士気を高めチームを鼓舞できるから。いつも両手を握ってるイメージ。
だけどおとぼけもしてる。
それ以上阪神を叩くと後が怖い、というリスクも考えてる。表裏使い分けてます。
「金チョロ」って下ネタみたいww
どうやらブラゼル・コバヒロは戦力外、マートン・メッセ・スタンあと桧山も残留のようですね!
スクイズ理論面白いです。真弓前監督や岡田監督のように「滅多にやらない監督」がやれば成功率も高いと思うけど、和田監督の場合は見え見えのバレバレなので全く相手の意表を突けず成功率も低いです。采配のセンス向上を願います。
今日は金本スタメンという噂ですが、金本が打って秋山に勝ちが付けばエクスタシーww !
関西のスポーツ紙一面はブラ退団決定で本日登録抹消、近日中に帰国の文字が並んでいますよ
采配の表裏、和田監督は、トラオさん仰る程深く考えていないのは間違い無いでしょうね(笑)
監督の即決能力、重要ですよね。
私の持論では、監督は迷いを他者に見せた時点で負けだと思っています。
監督が迷いを見せて決めた作戦を遂行する選手が、どんな気持ちになるか?ですね。
だから迷ったらGO!
のイケイケ采配が好きです。
セオリーは、こうすれば確率が高いという、
即決を補助する判断材料ですよね。
判断能力、即決能力の低い監督程セオリー通りに成りがちですよね。
和田監督は、このクチですかね(笑)
しかし、セオリーだけでは勝てません。
もちろん、相手だってセオリーを知っている訳ですしね。
セオリーだけで勝てるなら、監督は要らないっていう話ですよね(笑)
監督には、選手の調子、イニング、気象条件等、様々な状況変化に応じて、臨機応変に采配を変えていかなければならない職業ですよね。
残念ながら、前任者も和田監督も、この能力が低いのが監督として致命的ですね。
監督1年目だからと色々大目に見て来たつもりでしたが、
この東京Dのアニキの使い方は本当に納得できん!
采配うんぬん以前の問題!!
WADAよ目を覚ませ!
前任者の記録継続のための無理矢理代打もうんざりでしたが、二夜連続のネクスト終了にはほとほと愛想がつきました。最終回、マートン、新井、平野、藤井のどこでよかった。「いい場面」なんて、いまさら優勝争いの舞台を作ってやれるんですか?
勝負勘なし、選手・ファンの気持ちもわからないでは・・・ナンギなヒトやな?
東京ドーム初勝利は先週のナゴド同様、能見に負んぶに抱っこで借金20の壁が強力アシストというところですかね。
ナゴドの岩本と今日の秋山、なんか状況が似てるんで期待してます。そろそろ野手陣も奮起しないと居場所がなくなりますよ。
和田監督「解任動議」に賛成であります。
オープン戦まで『合格』と個人的には評価していたが、
本番では『通信教育の空手』のごとくでありました。
『アンドリュー・フォーク』か『理屈倒れのシュターデン』
(銀英伝)か、馬謖か陳宮か、はたまた
『論語読みの論語知らず』ならぬ『戦読みの戦知らず』か。
確かに戦は理屈通りには行かぬもの、かの孔明でさえ
『応変の策はその長ずる所に無かりしか』と
陳寿に悪口を書かれているのであります。
しかしながらこの2試合の『カネチラ』に代表される采配は
もはや上手下手の問題ではなく、『オーディエンス』を
まったく無視していることの証左であります。
プロフェッショナルとして失格と言わざるを得ません。
素養の有る無しに関わらず、軍を率いるには修業不足であり、
5年は早過ぎたものと断ずるものであります。
以上演説を終わります。ご清聴有難うございました。
来季の話題もチラホラ出てきましたね。
短い期間で監督が交代するのはどうか。とも思いますが、来年も和田監督の続投が決まったら・・・。
考えただけで・・・(泣)
なにはともあれ、東京ドーム初勝利おめでとうございます。昨日まで勝てなかったのは実は私のせいです…
8月までのドーム戦は全て現地観戦してましたがひとつも勝てず…一昨日の試合は仕事で観戦いけませんでした。その甲斐あって岩田好投… ところが、通勤のため、黄色い電車で水道橋に差し掛かった瞬間… 逆転被弾…
昨日も通勤で水道橋さしかかりましたが、手前のお茶の水でタイガースの攻撃になるまで待機してから電車乗り込みましたよ(笑)
だからドームで勝てなかったのは自分のせい…って本気で考えちゃったりしましたよ。
今日はチケット取れずテレビ観戦です。…金、丸出しです。おぉ、ホームラン打ちました。もし現地行ってたら…とかまた考えちゃったりしてます…
つまらんこと書いてすみません。今涙とまりません
「機を見るに敏」
指揮官に必要な資質の一つだと思うんですが、和田監督には欠けてますね。
以前から私は、彼を評して「デリカシーに欠ける」「機微に乏しい」と言う
表現を使って来ました。
人の気持ちを汲み取るとか、相手がどう考えているかを読む力を恐ろしいまでに
持ち合わせないのかも知れない。
それか、自分の策に微塵も疑問を持たないnarcistか。
周りも何も言わないんだろうなぁ…
ハーイ!金本ホームラン嬉しかったですO(≧∇≦)o
あと一本って、やり遂げるとこが金本やね?(^_-)-☆
そーゆーとこ継ぐ人いたら阪神も明るい(#^.^#)
ホームランボールを届けてくれたり、あっぱれボードを掲げてくれたGファンにビックリした(*_*)
只今鹿児島は台風がきてて、突風と雨でゴミ出し大変でしたが、金本のホームランをゆーてくれるスポーツニュースを楽しみにしとこ\^o^/