ファイターズ優勝。一番の驚きはほとんど実績のなかった吉川がダルビッシュの穴をほぼ完全に埋めたこと。
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「四球を出してもいいからマウンドで思い切り腕を振ってこい」という栗山監督の一言から変わったのだとか。(スポニチ)投も打も、繋ぎで一つにまとめた栗山監督の手腕によるところが大きかったね。
さて優勝とはまったく関係なく、繋がらずバランバランなタイガースの方は、戦力外通告がなされた。(公式)
・小林宏之投手(34)
スター選手で希望のMLB移籍がならずタイガースが受け皿になったが、思うような成績を残せず。
・松崎伸吾投手(29)
上園とのトレードでイーグルスから加入した左腕だが、結局一軍登板なく。上園も星野イーグルスでほとんど出番なし。
・野原祐也選手(27)
二軍の成績も良く一軍にも上げられたが、なぜか覚えがめでたくない。やはり「金本さんがお上がり」に端を発するのか、本当にお上がりになって役目が終わったのか…んなバカな。もし理由があるとすれば、「左外野手の中途半端な年齢はたくさんいらない」か。
・石川俊介投手(27)
ファームではクローザーとしても使っていて、そこそこの結果も出していた。普通のチームなら一度くらい一軍に上げても良さそうな感じだった。
・蕭一傑投手(26)
二軍ではローテ。一軍先発予備隊の前列にいてチャンスももらっていたが、二軍での成績も悪く後輩高卒ルーキーズに抜かされた。
・横山龍之介投手(24)
どうやってメシを食えるようにしてやるつもりだったのか、最後までわからなかった。もし悔いが残るのなら、よっぽど変わったことをした方がいい。
・甲斐雄平選手(24)
素質型の呼び声高かったが、「実習期間」に期待通りの伸びが得られなかったということか。環境と師匠が変わって激変の可能性はあるのか、ないのか。
・吉岡興志投手(25)
育成から一人。公式戦以外ではたくさん、公式戦でもちょいちょい投げて、毎年支配下か?と言われていた太めの豪腕タイプ。この選手も正直どうしたかったのかわからん。大化け期待が実らなかったということ?
正しいかどうかは別にして、規模や人選はだいたい予想できた範囲か。今回スレスレかすっていた選手も多いはず(詳しくは虎バカマガジンに書いた)。
通告を受けた選手たちは、このままタイガースにいてもダメだったワケで、自分を変えるチャンス、しかも11球団から注目されるというまたとないチャンスだ。加藤投手のようにクビになってから開花する選手もいる。タイガースを見返してやるという怒りのパワーで立ち向かえ!
コメント
タイガースの弱さ。
それは野原祐のような選手を、シッカリ育て上げられない事。
打席数が少ないとはいえ(それはそれで問題だが)、ファームでトップクラスの打撃成績を
残しているにも関わらず、1軍昇格のチャンスも、昇格後のチャンスも十分与えられたとは言い難い。
確かに華々しい活躍をしたとは言えないが、何時も昇格時に期限付きの様な一言付きで上げられて
平常心で出来ない環境ばかりを与えられてきた。
所詮は育成上がり、と言う事か?
本当に「覚えめでたくない」選手でした。
来季どこかで出来るチャンスがあれば、阪神戦でのリベンジ待っている。
あいつらの鼻をあかしてやれ!
>ファイターズ優勝
おめでとうございます。
栗山監督は、選手としてもレギュラー期間はそう長くなく、メニエール病に苦しめられ引退した。
またプロ野球指導者経験もなく、解説者・コメンテーターとしての印象が非常に強かった。
解説者時代のソフトな語り口とは裏腹に、かなり頑固な采配でしたね。
開幕直後、不振を極めた中田を4番で使い続けたりする所なんかは、芯の強さを感じました。
ダルビッシュが抜けても、勝てるシステムを作り上げた球団にも拍手を送りたいですね。
いま、ファイターズが使っている戦力把握・分析システム。
最初にタイガースで採用する予定だったらしいが、球団首脳が使いこなせないと断ったらしい(笑)
それは表向きで、余りシビアに分析されると困る人がいるんじゃないでしょうか?と勘繰りたくなりますね。
蕭は確か松本啓二郎、藤原のWハズレ一位でしたかな。二人とも現在は余り戦力になっていないようなのでなんとも言えないですね・・・藤原は一時活躍してたようですが。
杉山に続きドラ一の解雇に阪神の見慣れた姿を感じます。実績残さないと次は白仁田の番になってしまいますね。
甲斐や野原も期待していたのですが他球団で活躍することを切に願います。
日ハムの優勝インタビューで、稲葉が「中田翔が大きかった」と言っていましたが、やはりしっかりした四番が育ったのは大きいですね。
思えば中田翔もタイガースがドラフトのクジで外した選手であり、その外れ一位の高濱も今は…
戦力外、台湾投手2人は大化けを期待していたので非常に残念。
とりあえず林が入っていなかった事には少し安心しました(外国人獲得次第ではまだ分かりませんが……)。
北海道日本ハムパ・リーグ優勝おめでとうございます。
同じ新人監督として和田監督と見比べられた
栗山監督であるが、結果は月とすっぽん以上の違いを見せた。
優勝への道のりは色々気苦労もあっただろうが、持って生まれたコミュニケーション能力を
ふるに使い同じベクトルを向くように選手を立てながら結果を出したのは立派だと思う。
監督とは自分を殺すこと!栗山監督の覚悟が
理解できる一言だった。
優勝した瞬間にCSの事が頭に浮かんだというのだから新人監督の自分への甘さの微塵もない。
オープン戦から「どうやったら勝てるか」そればかりで悩んでたと言われる。謙虚すぎる優勝インタビュー。自分を責め、選手に申し訳ないといえる頭の低さ。
ハムの戦略は勿論すごいけど、監督が高慢だったらあと1歩で優勝は逃げていくんでしょうね。
佑ちゃんはやっぱり持ってるんですね。阪神に来なかった中田も。(来てほしかったです)
小林投手は気の毒。震災や関西での生活等条件がよくなかった様で。ロッテにいればよかったと思ってみえるのでは。
毎年、この時期になると寂しいような腹立たしいような気持ちになります。
9月はブラゼルの帰国、金本、城島の引退という涙、涙の月でした。
戦力外という過酷な(仕方がないことですが)、力のある選手を育てることのヘタクソなタイガースへの不満も沸いてきます。
私事ですが、今は兵庫県の実家に帰ってきて忙しい毎日を送り、城島選手の引退会見もニュースしか見られず、最近のタイガースの試合も観ていません。
心はモヤモヤですが、今日入れて3試合、何とかして観たいと思っています。
今日は伊藤対決、和雄頑張れ!