2019「私ならこうする」開幕前最終版

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矢野構想はだいぶ固まってきた様子なので、今日は「私ならこうする」の2019最終版。

言っているとおり、守備力&将来性重視で木浪はセカンド。
もちろん現時点で打撃期待値がチームではかなり高く、二塁しか守れない上本を使わない手はないのだけれど、さりとて彼を全試合、フルイニングで出すのは得策じゃない。いや、出せるわけもなく、もはや大ベテランのように、大事に長く使うことを考えるべき選手だ。一方の木浪は将来の主軸に育ってもらうことを想定するのだが、こちらも初年からフルイニングとはいかない。休ませることも大事だし、見る時間、考える時間、練習する時間も大事だ。
気持ちとしては、木浪メインでサブが上本。天気予報風に言えば「木浪ときどき上本」で、実際の打席数配分は5対5くらいでもいい。試合の前半上本で、中盤から後半は木浪という使い方「上本のち木浪」もいいと思う。どちらも勝負強い打撃があるから、出てないときはチャンスで出せる有力な代打だ。

ショートも守備力と将来性を重視して北條を優先させる。こちらはさらに一歩固定を進めたい。「北條いちじ糸原、ところにより鳥谷」で、6対3対1くらいか。糸原は木浪がやるはずだったユーティリティにまわすが、「補欠キャプテン」が必死で頑張るチームは強くなる。トリは首脳陣が見てわかるくらい打撃の調子を上げて、どうすることもできない「将来性」というハンデを打ち消せば、シェアを上げられる。基本は顔で稼げる代打だ。

センターは近本メインで異議なし。守備、走塁、打撃ともに進歩していく素地、能力があると見た。あとは時間の「掛け算」なので、木浪同様状態を見極めながらできるだけ経験を積ませたい。確かに瞬発力系の小力があって、左右に強く大きい打球が打てる要素があるので、「未来型の2番打者」を想定するのはわかる。でも木浪もそうなんよね。むしろ近本は金本型3番を目指すのがいいのかもね。「近本ときどき中谷か高山」で、6対2対2。

レフト福留の出番は減らせるもんなら減らして、代打待機の試合を増やしたい。そうすると打順は6番あたりが適当か。福留休養日は糸井をレフトにして、守備でのマイナスを減らしたいところ。得点力を考えると実際はなかなか難しいが、それをイメージして運営することで変化が早くなっていくはずだ。レフトの理想は、「福留いちじ糸井、ところにより高山」で、5対4対1。ライトが「糸井ときどき高山か中谷、いちじ江越」で5対2対2対1。守備固めは必要。

キャッチャーは梅野と坂本を競り合わせて、長坂か片山が上がってきてくれるようなら3人共存でもいい。6対2対2とか、5対3対2みたいな比率でスタメン配分するのもいいと思う。代打が出るポジションでもあるしね。

ファーストは打てる人。5番で固定できて足もちゃんと動いてくれると助かる。

4番サードは大山に固定したいところ。できそうな気がするけどね。アイツは歯を食いしばって屈辱に耐えて、大きくなれる男や。たぶん。あまりにも厳しいようなら7番から修行だが、もうその時期は越えていると思う。

ベンチは代打、代走、守備固めをバランスよく配置したい。ただ、全体にかなり足が使えるメンバーになってきそうだよね。

ピッチャーは調子でなりゆき。開幕ローテは青柳、秋山で落ち着くんじゃない?中継ぎは外国人1枚でいけるんじゃないかな。

以上、2019「私ならこうする」最終版でした~!

コメント

  1. とらかっぱ より:

    天気予報風トラオ版・私ならこうする、説得力があります。ほぼ異論はございません。

    もうここまで結果を残して来た新人二人が競争ポジションの中心に据える事に誰の異存もないと思います。ただ二人ともまだ守備・打撃ともに適正ポジションは見極めきれていません。現状のチーム状態と照らし合わせながら、収まるべき場所を探していくシーズンとなるのでしょう。

    木浪はGG級の守りと、打順はどこでも任せられるでチャンスメイクできるクラッチヒッターを目指して欲しい。近い目標としては菊池でしょうか。近本は守備走塁では赤星を、打撃では金本を目指して欲しい。

    トラオさんと異なる意見があるのはショート。北條が全試合出場することが希望で、その為には昨年より3割増しくらいの守備力と、昨年並み打撃を波を少なく続けなければならない。ここが固定出来れば今季チームの順位は必ずや上位に入れるものと信じています。

  2. 虎轍 より:

    上本の打撃での爆発力は10tトラック並みですが、如何せん身体は軽トラレベルですからねぇ…
    デカいエンジンを積んでても、それを生かせず一年間通しての身体はありませんからね。
    木浪がこんだけ活躍したら使わざるえないですからね。
    あとは北條も一年間通して活躍が出来るか?
    投手陣もメッセンジャー、西、ガルシア、岩貞、青柳、秋山で先発6人なんかな?
    才木、浜地がそこに割って入ると、また高いレベルの競争が出来ますね。
    あとはマルテ、ナバーロの外国人助っ人が助っ人になってくれるかですね。
    矢野采配にも注目ですね。

  3. 33 より:

    100%個人的な独断だけで言うオーダーなら…
    1上本(ニ)
    2近本(中)
    3糸井(右)
    4マルテ(一)
    5大山(三)
    6高山(左)
    7北條(遊)
    8梅野(捕)

    理想だとこの形。
    でも現実的に木浪は無視できないし、福留も使うでしょう。
    その場合なら1番近本、2番北條で、7番に木浪がいい。

    捕手はできれば片山を支配下登録して3番手としてベンチを置いてほしい。やはり打てる捕手は貴重です。

    内野手は植田の一軍枠入りはぜひ。
    植田はスタメンとしては打力に乏しいけど、代走守備要員としては巨大戦力。僅差の試合で北條や木浪の代走から守備に就くパターンはよくあるはず。

    福留の休養はどのくらいの頻度になりますかね?その休養毎に打順が大きく変わるような事は避けてほしいです。

  4. なかっち より:

    私はセカンド上本推奨派です。守備には不安がありますが、考えられないビッグプレーをしてくれるのも上本の魅力。
    大和がいてたら大和セカンドでしたが、いない今守備力はドングリ。
    1年戦える体力も不安ではありますが、怪我さえなければそこそこ活躍してくれると踏んでます。

    木浪はこれだけアピールしたので開幕スタメンは当然。そうなると北條、上本との天秤になりますが、私的には北條より上本が上やと思ってます。そして北條より糸原が上やと思ってます。

  5. 西田辺 より:

    ルーキー二人にポジション奪われて、どないすんねん!
    と、お怒りの御仁もおられるかも。
    まぁ、結果出したモン勝ちですからね。
    奪い返すチャンスは絶対来る。
    そこでどれだけ踏ん張れるか。
    現に監督は、開幕後も競争は続くと明言してますから。
    開幕が全てでもありません。
    まだ、ここに鳴尾浜でリハビリ中の原口も加わって来る
    だろうし、歯を食いしばっている選手もたくさん居ます。
    古い表現ですが「今に見ていろ、俺だって」って思っているはず。
    明日からの甲子園2連戦から、今年の形が見えてくるはず。
    最後の最後までしがみつけ!

  6. ジュビロタイガース より:

    昨年夏場の北條の守備、打撃は全然問題無かった記憶ですけどね。

  7. アルスタ より:

    近本は都市対抗野球優勝チームの3番打者ですから、将来的には3番打ってほしいですね。
    左の内野手が多い中植田は右に専念した方が出番もあると思いますが。

  8. 虎ジジィ より:

    「センター(結局)=俊介」あるいは「隼太=突発性覚醒」なきにしもあらず。

  9. 星の輝き より:

    悪意のある記事は無視すべきなのだろうが、JBPRESSの臼北某の記事ははらわたが煮えくり返る思いがする。