強風が吹いていたけれど安芸は快晴、紅白戦日和。若手たちがたくさん出場して、大変賑やかだった。
録画ミスしてしまって、試合のはじめの方をごそっと見られなかったのだけれど、ハイライトシーンを見る限り先発した小嶋と白仁田はなかなか良い投球をしたみたいだね。他にもたくさん大事なところを見逃しているのだろうけれど、とにもかくにも、二軍の選手たちが懸命に練習して、レベルアップしたという感じは随所に伝わって来た。
実戦での振り分け、見極めとなると、ブルペンやフリー打撃で測定しうる「レベル」とは、明らかに違うものが見えてくる。投手で言えば、セットポジション、クイック投法の巧拙によってイニングのまとめ方が全然違ってくる。反復練習は同じようにやっているのだろうが、結果として「どれだけ勝負に集中できるか」という点で明かな差が出る。練習の時に実戦を意識している者は、実戦では練習を意識しない。ところが練習の時に実戦を意識できていない者は、実戦の場にあっても練習の時との違いに意識が向いてしまい、現在置かれている勝負に集中できない。鶴、ジェン、横山らを見ていて、そんなことを感じた。
打つ方は来る球への反射、反応だから、より技術の確かさが求められるのだろうが、例えば２点タイムリーを打った藤川俊の打撃など、およそ練習中から注意されているバックスイングの遠回りは修正されておらず、遠目の遅い変化球だから対応できたという感があるものの、逆にその球をミスせずにヒットにするところに「実戦向き」と呼ばれる意識の高さを感じる。
とはいえ、守備、走塁、小技、打撃の総合力において、安芸で努力を重ねてきた野原祐、甲斐、高橋勇、田上らより抜けているかと問われれば決してそんなことはない。今挙げた選手たちも実戦においてキラっと光るものをそれぞれに見せており、十分に一軍枠を狙える力を持っていると思った。
途中から慣れないショートに入ったことを差し引いても守備面で捕れず放れずをやらかしまくった上本は出直し。
高橋光、葛城はきっちり仕上げていて一安心。高濱、森田の高卒３年目は戦力になるところまで来ている。
高卒ルーキー捕手原口が使われていたのに驚き。しかも投手への声掛け、飛び出した走者への牽制など、実に周囲が見えているのに二度三度と驚いた。守備力高く、将来が楽しみ。
若竹が良かった。直球の球速がばらついていたが、意識してのものかはわからない。スローカーブで前後に揺さぶり、フォークで上下に崩せる。課題のコントロールに安定感が出ている。小嶋、白仁田、阿部とともに「足切りライン」は軽く越えていた。
コメント
やはり若手に目が行ってしまいますね。
小嶋は文句なし！今年の破竹賞候補No.1！
白仁田は、野原将・ブラゼルのまずい守備で失点も、まずまず！ランナーを出すと球がややバラつくかな。
少しがっかりしたのが、甲斐の走塁。せっかく代走のアピールチャンスに牽制死。そして直後にもう一度（笑）代走のリベンジチャンスに、ややビビってスタートも切れず…
さらにがっかりが、マートンの打撃。力んでひっかけて全サードゴロはちょっと…
ツッコミどころ満載で面白いゲームでした。
いや?紅白戦楽しいです。負けないし、タイガースの選手は二倍、いや普段見れない選手がいっぱい見られる。ず?と紅白戦やってて欲しい（笑）
小嶋、白仁田、若竹良かった。
今まで見たのたったの４打席、すべて代打ですべて三振（泣）の高濱。初めての守備姿、初めての凡打、初めての快音、やっとプロのスタートラインに立てたね！
育成の森田は実質的に高濱を抜き去っている。遠井のゴローちゃんを彷彿とさせる体形と鋭いライナー、打球が上がるようになればよりスケールの大きなホームラン打者に育つかも。ファームの四番に固定したい。
残念なのは上本。もともとショートは無理だが肩を気にして焦りまくり。出直しだね。
マートンの三ゴロ製造機になっていますね。
一方の浅井は本塁打。紅白戦は参考になるかならないかは分かりませんが明らかに浅井がリードしている気がします。
センターもですがライト争いが面白くなってきていますね。林がプルヒッターから広角に打てるようになっているみたいですね。交流戦はブラをＤＨに回して一塁でも面白いと思いますが
未完の大砲に期待です。
マートンがトンマになる時が近づいてきましたね・・・
若竹そんなに良かったですか、楽しみだなぁ。
虎投手陣関係なくヨソ同士の試合でもあるのですが、持ってる球種を全て当てられてマウンド上で混乱状態…
若竹は直球を磨かないと正直こんな状態になるかなと思っていました。
縁のある選手だけに余計に期待してます、ガンバれ!!
ついこの前までは、外野手不足でしたが、今度は遊撃手不足なんですね。藤本選手が抜けた穴に大和選手が、入る可能性が高いと思います。そうなると、高濱選手は大チャンスですね。そろそろドラフト上位指名の片鱗を見せてもらいたいです。
高濱選手、３年目ですか?。高卒ルーキーで、いきなりスタメンで活躍した、清原選手、立浪選手てバケモノ級に凄かったんだと、最近ますます思います。（松井秀でさえ、１年目は、たいした事なかったですからね。）この二人、どちらもＰＬ学園出身ですね。ここの出身のプロ野球選手、人数も、さることながら、大物に成っている選手が多いですね。桑田、今岡、福留、前田健、片岡、松井稼、坪井、桜井・・・数えだしたらきりがない程。選手集めだけでなく、練習法にも優れたものが有るのでしょうね。
タイガースの、今年の高卒ルーキー秋山投手、今年一軍マウンドで見れたら嬉しいですね?！