最終紅白。スゴかったねえ、杉山!
いや投球は大したことなかったんだけどね(笑)。雨よ雨!だって杉山が登板した瞬間からどこからともなく突如として雨雲が発生し、杉山がいるマウンドを中心に半径50メートルだけに集中豪雨を降らせたんだから。他は晴れているのに(笑)。いやあ凄かった(この際、多少のデフォルメは気にしないこと)。
久々に召集された一軍沖縄キャンプは連日の雨。先日の登板は空からこそ降ってこなかったが、連打集中雨あられ、マウンドは悔し涙で濡れた。
定期的に書かないわけにはいかないのである。とにかく杉山雨伝説は面白すぎる。何か野球とは別の活用方法を考えるべきだろう。
→参考「雨と杉山と中止」2008/4/18
http://torao.tblog.jp/?eid=181082
またも見所たくさんの紅白だった。実戦初登板のフォッサム、なかなか面白い。狩野との息がまったく合わずサインに首振りまくり、グラブの中でボールを握る時はグリグリグリグリこねくり回して、いったいどんな握りしとん?て感じ。なんだか見たことのないような反っくり返ったテークバックとへんてこりんな腕の回し方。イメージとしては陰気そうな顔つきに、痩せすぎの体型、細くて長い左腕。ドカベンに出て来そうな不気味系キャラだ(笑)。でもなんだか面白い。今年の先発候補たちは、バリエーション豊かで良いね。初めは使われるだろうな。
大和がタイムリーヒット、水田が会心の2ランHRで目立った。打たれた金村曉と牽制で刺された上本のガックリも目立った。今日でキャンプ打ち上げだからオープン戦帯同組と鳴尾浜行き組に分かれることになるだろうが、はたしてどうなるかね。
初先発下柳は順調。今季は、同じスタートラインから若手の挑戦を受ける立場であるが、万全の準備で揺るがぬ自信を見せている。追い落とさなきゃいけない若手にとってはやっぱり難敵だ。
城島が引き起こす「化学反応」の質が見えてきたように思う。一つは「安」。このホームベースはオレに任せとけ。走者の動きも、相手ベンチの動きも、打者の狙いも、全部オレが見ているから心配するな。
何隠すことなく正々堂々、正面からやって、それでねじ伏せられてしまうのがタイガース。どこかのほほんとしているから、抜け目ないヤツにつけこまれてひっくり返されてしまうのがタイガース。でも、それでいい、それでいい。今年はオレがしっかり見ているから、自分の思うとおり思いっきりやったらいい。任しとけ!そんな感じ。
もうひとつ大きな要素が「言」。黙々とやる金本イズムがタイガースの強さのベース。そこに「まず言う。言ったからにはやる。言い訳はしない」という城島イズムが融合する。ここという時に大仕事をするため、その思いは同じだがアプローチは違う。やったろう、狙ったろう、イイトコ見せたろう、魅せたろう!
真っ直ぐで豪快な感じ、タイガースに良く合っているように思う。
コメント
ほんとに杉山って雨男ですねぇ。あそこまでうまいこといくと、逆に首脳陣が雨が降りそうだから杉山を登板させたのではないかと思えるほどでした。
ドームが本拠地のチームにいたらまた違う野球人生を歩んでいたんでしょうね(笑)
あと、昨日の紅白戦では久保田の球質がちょっと良くなってきた感じがしました。
あのハラハラドキドキの久保田劇場も味わえなくなると寂しい・・・じゃなくて、久保田は優勝のために必要な戦力なので早く復活して欲しいです。いや、まじで!!
城島の「言」は、下手な政治家より説得力がありますよね。口下手が多いプロ野球界において、素晴らしい才能だと思います。
杉山の件に関しては、一次キャンプで安芸にいてくれたら沖縄の悪天候もなかったのに…(笑)。
今まで皆さんの尻馬に乗って茶化しておりましたが、こうライブで見せ付けられてしまうと(もう笑いが止まらんかった)、杉山の超能力を信じざるを得ません。
投球の進歩が期待薄な今、もっと別な戦略的な分野で彼の才能を生かすべきでしょう。
あ、また引っ掛けて内野ゴロ、というのが抜けていくんですね、マートンの打球。バットが振れてきたら、あれが左中間真っ二つというのを思い描いて楽しんでます。
ランナーに出て、リードが少ないとか言ってましたが、そんなの期待しちゃいけないよ!
フォッサムフリップは期待してた程、
カーブとの緩急がなく平野に弾き返されてましたが
右打者の内に滑り込んで来るようなスライダーは武器になりそうでした。
腕の振りが球種によって違うのがちょっと気になりますが。
マートンが目途が立つと、打線のキャラクターと戦力のフレキシビリティーの質が格段に向上するように思います。
例えばライトは林・桜井限定のポジション争いのように思われがちですが、二人ともいわゆる守備に眼を瞑って打棒を期待する大砲型の選手。城島が6番、ブラゼルが7番ならライトの選手は8番の打順になることが多いと思います。しかし、この打順には大砲タイプの選手は必須ではありません。
例えば9番投手の打順で塁上にランナーがいると想定すると2死以外の状況では【送りバント専門】になります。藤川・田上辺りの俊足強肩タイプを8番に入れれば選手の育成打順になりえるし、仮に彼らが塁に出たり残ったりすればギャンブル的な足を使った攻撃をしても失敗が許される打順だと考えられます。送ってスコアリングポジションにいればマートンの打点も期待しやすくなります。
林や桜井の守備固め交代を8番打者出塁後の代走という形でも効果があると思います。逆に大砲タイプのライト要員がベンチにいれば9番の打順の代打のカードが格段に質が上がります。
トップバッター的役割の守備の良い8番ライトと3番打者的な1番マートンは夢想の域ながら魅力的に思えます。
田上のバックホームタッチアウトあまり新聞で取り上げられなかったのはランナー関本だったからかな。当たり前のことを当たり前に刺したプレーだけど田上が初めてアピールできたと思うんだけど。
上本のタッチアウトも他球団をびびらすには良かった。
杉山はもう雨男というか雨雲そのものですね・・・
フォッサムはなんかクネクネしてますよね。
それでもあんなにキレのある変化球を投げれると言うのが驚きです。
え?上本はついに「鳴尾浜行き組」ですか?
そうなったら今年も二軍のレギュラーで終わる気がします。
ここまで残してやった「ついで」で、オープン戦に帯同させてやってほしいです。
走攻守にまんべんなく中途半端で、明るい若々しさも今ひとつですが、きっかけつかんで大変身!?というサプライズを待っています。
恐るべし、おすぎパワー(笑)
水不足に悩む地域の方々には、ノドから手が出るほど欲しい逸材でしょうね。
おまけにキャンプ最終日まで土砂降りとは・・・。
キャンプが始まったと思ったら、もう明日からオープン戦。
早いですねぇ。
そうこうしてる内に、もう?い?くつ寝?る?と?♪
なんて歌も聞こえてくる。
野球カレンダーは加速していきます。
我々も加速しなきゃ、ね。
杉山投手、9勝を挙げた年が、ピークだったんでしょうか。物凄く期待していたのですが、それから目立った活躍も無く、ズルズルと、今年で30歳ですか?。戦力外通告が気になるお年ですね?。後輩もドンドン結果を出し、シリに火が点いている事でしょう。この危機感が良い方向に働くといいですね。
今年の予想されるスタメンは、高齢化が進んで、ほとんど30歳以上ですね。数年後の事を考えると、熊虎さんおっしゃる様に、スタメンに育成枠を一枠でも、設けるべきだと思います。守備力、走力を兼ね備えた若手選手ならば、打てなくても、我慢して使い続け易いと思います。もちろん、あまりに打てなければ、ダメですが。1軍に居ても、守備固め&代走要因では、成長はほとんど無いと思います。そういえば、代打の神様八木選手も、村山監督時代、随分我慢して使ってもらってましたよね。近年、強くなった事で、目先の勝利にこだわり過ぎて、こういう我慢を忘れていますよね。若手を使う事によって、出れなくなる、中堅、ベテラン選手の扱いが、監督の腕の見せ所かもしれませんね。