オープン戦終了

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 ふーむ、毎日同じこと言うのも芸がないのでさらっと流すけれど…。

南球団社長、新助っ投の補強は「早い方がいい」(スポニチ)
 21日のオープン戦最終戦を観戦した阪神・南信男球団社長(55)が球団内で既に方針を固めた先発型新外国人投手の補強を迅速に進めていく考えを示した。
 「できるだけ早い方がいいと思っている。まだ(候補者の)リストが上がってきていないので(担当者に)急がせている」。会食を兼ねた前夜の真弓監督との意見交換でも先発陣の手薄な現状に関して「認識は一致していた」と強調。窮状を物語るように「甲乙つけがたいとなれば、両方を獲ってもいい」と緊急補強が複数選手となる可能性まで言及した。戦力増強を望む現場の声に応えるためにも、早ければ今月中にも絞り込み作業にメドをつけたい考えだ。

 危機に対して水面下で準備してあるっていうんなら話はわかる。二の矢三の矢が仕込んであるのならね。それでも公に出すセリフとしては、「予定していた投手が不振でも心配していない。長い目で見れば必ず活躍してくれると信じている。控え層にも二軍にもそれを補う戦力は整っている。若い選手たちはチャンス到来と目を輝かせて欲しい」泰然自若としてこれくらいのことを言って欲しいのだ。フロントも監督も「こりゃヤバいですなあ…と一緒になってうろたえています」みたいなコメントは毒。
 オープン戦最終も適当に打たれて、HR乱れ打ちで締め。同一リーグのオープン戦は化かし合いだから、特別過大に受け止める必要はなし。打者についてはだいたいみんな良い感じのオープン戦を過ごせたのは何より。鳥谷がちょっと打ち過ぎちゃったけど、あんまり気にしなさそうなタイプ(っていうかそんな顔)だから大丈夫か。ついついこの調子なら今年は…なーんて予想したくなるけれど、着実にやってくれたら良し。
 もう一人打撃成績で合格点を出したマートンは、ストライクボールの見極めにつきる。インハイ&アウトローの典型的配球を狙い打ち、苦手と目星を付けられた膝元へ沈む変化球に目を切らないこと。良いスタートを切って欲しいと願うばかり。
 二軍戦で投げる投手にも注目しつつ、しっかり開幕に向けて準備するだけだ。

コメント

  1. 拉麺 より:

    今回のオープン戦は、今まででもなかなか無い空中戦が多かった気がします。
    城島とマートンが入っただけで、あれだけ影響を及ぼすことができるんですね・・・
    バッティングの方は心配ないでしょう。
    しかしオープン戦終盤に来ての投壊はなんだったんでしょうか?
    いや、公式戦で勝てればいいですが、後味悪くて・・・
    なんか不安です

  2. torakkochiyo より:

    まさか5つも空けてある支配下枠を全て外国人選手に使おうってんじゃないでしょうね。そんな勢いを感じてしまいます。
    どちらか判断つかなかったら両方でもいいなんて愚の骨頂です。呆れるより悲しくなってくる。
    育成選手のモチベーションの為に空けておいたんじゃないんですか。今年は育成選手が沢山増えるからそのためのものだと勝手に勘違いしておりました。(はぁ?)
    toraoさんのおっしゃるようなセリフを南社長が言えるなら、このオフにいろんな問題は起きていなかったと思いますのでこの慌てっぷりも不思議ではありませんが。
    暴論ですが、阪神は選手の半分くらいリリースしたほうがいいんじゃないんでしょうかね。
    35、6人くらいで丁度いいでしょう。他チームなら活躍できる選手はいっぱいいると思います。

  3. takaken より:

    ほんと、toraoさんが書かれてるコメントをトップには言ってもらいたいものです。
    他球団の首脳陣からはよく聞くコメントですよね。
    ただえさえ若手を育てられてないチームなのに、それを何とも思ってない相変わらずの金満体質には呆れるというか悲しいです。
    若手のやる気を削ぐことに関してだけは、12球団断トツのチームだなと…
    そもそも若手を全く戦力にする気がないなら、阪神はもうドラフトに参加すべきじゃない。入団してくる若手が可哀想です。
    それとも、今いる若手に何の将来性もないと判断した結果抜擢しないとの事であれば、指名してきたスカウト陣や何年経っても育てられないコーチが責任をとるべきです。

  4. ジジィ より:

    新外国人の問題は、「好きにしたらぁ」って感じですね。まあ、2003年のリガン(後半の救世主)みたいな事もあるので全否定もしませんが…
    開幕スタメン、20代の鳥谷・マートン・広大・ブラゼルのお陰で、平均年齢が例年より少々下がりそうなのが嬉しいです!

  5. 碧麒麟 より:

    オープン戦、終了。
    まあ打たれすぎな気もしますが、城島のストライク先行リードを他球団が読んでパカパカ打ってるんでしょう。まだ手の内を見せてないですから大丈夫・・・だと信じたい。
    toraoさんの言うとおり、毒以外の何者でもない。フロントと監督は自らの無能さを曝け出しているコメントですね。打つべき矢が折れてから、「矢、取ってきて??」と言っているようなもんです。
    勝利至上主義も結構ですが、金満体質なのは頂けないですね。2軍の若手連中にハッパをかけてやるくらいの心意気はないのか・・・。これは、フォッサムと2軍の連中に「お前ら、使い物にならんのじゃ!!」と宣告された感じで、選手のモチベーションが心配です。
     スカウトの外人の見る目の無さと、フロントの編成の失敗と、監督の現有戦力を把握せず持て余している指揮監督能力の欠如が見事に噛み合いましたねw 
     それでもって、フロント・監督・選手の心はバラバラ・・・。暗黒時代はすぐそこまで来ています。

  6. スーパーエリーバ より:

     あ?情けない。
    エラいさん方は、何をそんなに慌てているんでしょ。
    真弓監督の認識にもガッカリです。
    「下にいいのが沢山居るから心配無いですよ。」
    て言うのかと思ったら。
    監督として、戦力は少しでも多い方が良い、というのは解りますが、
    そんな良い外国人選手が取れる位なら、今まで苦労してない訳で。
     先日スポーツ紙に、「平田二軍監督、鶴は即推薦出来る」
    という記事が出てました。
    真弓監督は、スポーツ紙の記者よりも、二軍の情報を知らないのでしょうか?
    主力選手の故障は、新しい戦力がブレークするきっかけだと、
    プラス思考に捉えもらいたいです。
     今日のデイリーに、藤川俊、開幕一軍ほぼ決定の記事が出てましたね。
    柴田選手の怪我で、巡って来たチャンスを、ものにしましたね。
    2月に沖縄キャンプに呼ばれた時の、トラオさんの予言が的中ですね!
    もちろん、大事なのはこれからです。
    守備固め、代走から1試合1打席ずつ打席に立って、
    一軍投手に慣れていければ理想的ですね。

  7. より:

    マートンが思った以上に適応能力があったのがOP戦の印象ですね。
    先発投手陣崩壊については触れませんがOP戦の結果だけで新外国人を補強するフロント陣には疑問符を投げたいですね。
    二軍には力がある若手は沢山いますよ。自分としては秋山を抜擢する位の博打精神を持ってほしいですが叶わぬ夢ですね・・・。

  8. 西田辺 より:

    なんと言うか、ファンの期待に応えたいと言う気持ちは
    分からんでもないけど、ズレてるんですよね、
    根本において。
    外国人補強でも、ファンへのアプローチにしても同じ。
    肝が据わってないと言うか、芯がないと言うか。
    上からあからさまに信用されてない態度を示された
    選手や首脳陣はどんな気分なんでしょうね。
    外に向かって美辞麗句を放ちながら、ズレた事ばかり
    やるのは、どこぞの国のエライ人のよう…。
    そんな所にかける金があるなら、他に有効に使いましょうや。

  9. とらぽるた より:

    キャンプ、オープン戦を通じて一番楽しみであり心配だったのがマートン。
    金本、桜井に挟まれたセンター、赤星に代わるトップバッター。
    しかも、ほとんど経験なし。こんな過酷な任務に懸命に取り彼を応援せずにはいられない。
    守備、走塁に過大な期待は禁物として、打撃は上向いてきましたね。
    でも、3割5分も打ってる印象はないな?。
    引っ張った会心の長打が出ていない。下位で作ったチャンスで打っていない。あと一歩だ。
    ホントいいスタートを切ってほしいな。

  10. 熊虎 より:

    皆さんがフロントをクサすのは、解からんでもないんですが、私としては『アホやなぁ』くらいで決して『バカちゃう?』とは思えないんです。
    計算できる先発ってのはもちろん重要なんですが、去年は能見すら不確定要素、今年同様岩田は故障。ドラ1も今年より低評価。枚数から言えばかなり悲惨でした。おまけに真弓監督は突然の就任で戦力把握が完全ではなかった。その時の監督は『補強不要』の立場で、一年目の監督としては正論だと思います。
    今年はどうかと言うと、2軍期待の若手をキャンプ・オープン戦に登用しているし、下柳のローテ枠さえ確約せず、去年のローテ枠をはずして先発サバイバルを順当な面子で競わせていたと思います。・・・が結果はファン心理はともかく優先順位としては高いであろう、実績があり、まだ働ける年齢の杉山・福原・金村は期待ハズレだし、二神・蕭は体が先発の激務に耐えられるか「?」だし、外国人はあの通り。
    競争は確かにあった、枠も固めず奮起を促した。しかし残ったのは小嶋(上園?)だけだった。彼らは未知数であり、新人王の頃からの上積みを期待するのは酷です。通年で働き勝ち負けイーブンすら素晴らしすぎる。ただでさえ、下柳・久保・安藤は勝敗イーブンラインで、これでも計算できる方だ。
    戦力の整備と采配を任される立場であれば、貯金を期待できるのは能見(敢えて安藤)但し岩田は離脱。折りしもメジャーは不景気で買い手市場。ちょうど今戦力カットの時期なワケで貯金を作れる先発をフォッサムに期待するか、入れ換えるか?・・・ならば入れ換えるべきだろうし、動くなら今なんだとも思います。これで貯金期待3・イーブン期待2・未知数お試し枠1。
    真弓監督が補強について去年はストップ・今年はゴーなのは、つまり『勝つ戦力』を理性的に把握していると好意的に解釈しています。

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