「里崎指数」(笑)。現役時代から感じていたことがひしひしと伝わってくる。でも、すごくよくわかる面白い話だ。
リンクにあるデータの中で意外だったのが、上位にランキングされた青柳&梅野のバッテリー。131.1回で盗塁企図が8、うち7つ刺している。もちろんまだまだ上には上がいるのだが、走者を出してから粘り強く投げ抜けていた理由の一端が表れていた。
「里崎指数」(笑)。現役時代から感じていたことがひしひしと伝わってくる。でも、すごくよくわかる面白い話だ。
リンクにあるデータの中で意外だったのが、上位にランキングされた青柳&梅野のバッテリー。131.1回で盗塁企図が8、うち7つ刺している。もちろんまだまだ上には上がいるのだが、走者を出してから粘り強く投げ抜けていた理由の一端が表れていた。
コメント
盗塁を刺すには、ピッチャーとの共同作業ですからね。
里崎指数を突き詰めると、シチュエーションやランナーが誰かも欲しくなるかも。
ワンナウトフルカウントのオートスタートと、俊足ランナーや代走では違ってくるかなと。
青柳はクイックもあるし、四球で出たランナーはダメ元で走るのかも。
「盗塁阻止は捕手だけの仕事ではない」
実に捕手らしい目線かと。
どんなに肩の強い捕手が居ても、(盗塁の)スタートを切りやすい・切りにくいは
あると思う。
投手のモーションや癖の見分けやすさ、クイックの速さも大きなファクターに
なり得るでしょう。
捕手の送球についても、良く肩の強さが俎上に上がりますが、送球の正確さや
素早さも大事な要素になってきます。
捕ってからセカンドへの送球到達タイムが、捕手の肩の強さの一つの指標に
なってます。
例えば時速130㎞で送球すれば、ホームベース~2塁ベースで約1秒。
ホークスの甲斐が捕ってから投げて2塁ベース上にボールが到達するまで1.8秒
と言われています。
となると、捕球から送球完了までを0.8秒で終える計算。
俊足と言われる走者がスタートして2塁到達までが3.2~3.5秒ですから、投手も
捕手もそれなりの速さが求められます。
そして正確性。
送球が逸れれば、走者へのタッチすら覚束ないし、チョット高くても0.1秒の遅れは
簡単にできてしまう。
「肩は強いけど、コントロールが良くないな」と思われれば、盗塁のスタートも
容易くなるし、「肩は普通だけど、シッカリとベース上に投げてくる」と思われれば
躊躇が生まれる。
ベンチからの指示や走者の判断もありますから、この辺は技術面というより心理戦
の色が濃くなります。
この世の中、一番強いのは「戦って勝つ」よりも「戦わずして勝つ」者です。
いかに相手の戦意を削いで、ギブアップさせるか。
企図の多寡には、そんな意味合いがあるのかも知れませんね。
かつて肩の弱かったノムさんが盗塁を刺すために投手にクイックを修得させたとか。
青柳はプロ入り後にクイックを磨いて四球で出した走者を盗塁阻止や併殺打で凌ごうと練習しましたね。
その成果が今年二桁勝利に繋がろうとしてたのに開幕延期になってしまいましたね。
試合数は減ってしまっても二桁勝利目指してや!
頑張ろう青柳!
アベノマスクは要らんけど抗体検査キットをくれ!
頑張ろう日本!