鳥谷引退前の2年

スポンサーリンク
定期投稿

現役引退の鳥谷が今だから告白…「野球選手・鳥谷敬としては阪神の時に辞めるのがベストだったと思います。でも…」(ヤフーニュース・関テレ)

コーチや監督になる、あるいは解説者の仕事をする、いやいやその他どんな仕事をしていく上でも、「使ってもらえないベテラン選手」、「若者たちと二軍で汗を流すベテラン選手」を経験したことが、人間鳥谷にとって大きな財産になる。

指導的立場に就くということは、後進にいい影響を与えることが求められる。「いい影響を与える」、この最上級は、おそらく精神的なものだと思う。外部からの影響力は、一時的に作用しても時間とともに消えてしまうことがよくある。それが持続するには、単に「外部からの影響」にとどまらず、それが自分自身の内部にまで浸透する必要がある。
指導者が指導の対象者の内部にまで入り込んで、最善のタイミングで影響をあたえるには、その人の個性を理解しなければいけないし、その個性がどういうときに長所になり、どういうときに短所になるかをわからなければいけない。

阪神はいいときに引退を勧告した。そして鳥谷は阪神で引退しなくてよかった。

コメント

  1. you より:

    鳥谷さんがロッテの選手達に引退の挨拶した動画をYouTubeで見ましたが、ロッテの選手達みんなから写真やサインをお願いされてて、
    会話等からも凄くチームメイトから慕われてたのが伝わってきましたし、移籍して良かったと思います

    阪神でもストイックで有名でしたがロッテでも同じく皆から尊敬される鳥谷さん、素敵だなと思いました

  2. とらかっぱ より:

    やはり鳥谷自身もそう感じていたんだなって思いました。これからは間違いなく後輩を指導していかねばいけない立場であり、そのための視野を広げ人間としても一回り大きくなれたロッテでの2年間だったと思います。人脈を広げるって意味でも大きく、コーチや監督になるにしても選択肢が増えることはいいことに違いない。まあ、他球団で教える可能性も高くなったのでしょうが(笑)

    コーチならどんな役割でも出来そう。打撃はもちろん守備や走塁も行けますし、案外リハビリ担当が最適かも知れません。怪我の治し方はもちろん、隠しながら試合に出る方法とか(笑)

    近い将来縦縞ユニフォームを来てくれる日を心待ちにしてます。

  3. 岩修 より:

    ショートという過酷なポジションでありながらタイガースでトータル2085安打放った鳥さん。今でも毎日3時間トレーニングしているという。
    こういう方がコーチするのが1番と思う。コーチが現役の時より明らかに肥えてたら説得力が減る気がする。
    逆に監督は堂々体型の方が威厳が出る気がするけどそれは昭和の話。
    西宮に住む鳥さんは必ずタイガースに戻って黄金期を後押して欲しい。

  4. いわほー より:

    複数球団を経験するというのは、引き出しの数がその分多くなるはず。
    決して経験して損はないと思う。
    一球団で選手生命を全うして、そのままコーチや監督になるストーリーは、野球選手としてのひとつのサクセスストーリーでしょうけど、いろんな球団をめぐり、踏ん張るだけ踏ん張って、後にコーチや監督を務める人も魅力的です。
    落合博満さんなんかは、その典型。
    仮に落合さんがロッテで選手生命を終えて、そのまま監督になったら、落合中日監督とは違った監督が出来上がったんじゃないかな。
    鳥谷さんが今後、コーチや監督の道を目指すのかどうかは分かりませんが、楽しみに待っていたい。

  5. 虎轍 より:

    鳥谷敬という選手は偉大なタイガースの選手でした。
    ロッテに行っても、現役を引退した今も私は鳥谷敬という人間が大好きです。
    その昔、ファン感謝デーの日に年席の契約者にハイタッチ券というのがあって、鳥谷敬が2列あるコースのどっちに居るかとドキドキしながら並んで、カーテンの目隠しを抜けて鳥谷敬が居た時の至福の時は忘れられないですね。
    タイガースでも勿論、苦しい辛い時はあったでしょうし、ロッテでも苦しい、辛い時はあったでしょうが、タイガースだけでなく、他球団で経験した事はこれから役に立つでしょうね。
    早く内野守備走塁コーチで帰ってきて、聖地甲子園での守りかたをタイガースの選手に教えて戴きたいですね。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!