正月2日。飲んだり食ったり駅伝を見たり居眠りしたりしてぼんやりと過ごしている。
追い上げられ追いつかれても、そこで踏ん張って食い下がり、最後に巻き返してまた競りかけていく。そんなガッツを見せてもらうと思わず力が入る。
チーム内で、そういうライバルとの競り合いがあれば勝負強さが身についていく。
2021シーズン前半、レギュラーが固定化していた。それ自体は連携が必要なプレーを強化できるのでいいことだ。しかし、レギュラーと控えに力の差があって、かわりがいない状態になるのはよくない。
もしレギュラー争いに負けても食らいついて、次のチャンスを切り拓く。そうでないとレギュラーが疲れや不調で力が出せなくなったときにチーム力が落ちてしまう。
逆にいえば、運営する立場の者がレギュラーを固めつつ、いかにその代わりになりうるライバルの存在を作れるか。
試合に出る機会に格差がつくなかで、それを実現するのは容易ではない。個人の特性に応じて、いろんな手を講じなければならない。そこがチーム力向上の秘訣であり、首脳陣の手腕が問われるところ。
今年は熱いライバルの戦いが見たい。
コメント
今年のタイガースの開幕スタメンはどうなるんでしょうね。
大山の外野コンバートはあるのか?
佐藤輝明が三塁に戻るのか?
サンズの抜けたレフトにロハスjrがすっぽりと入っておさまってしまうのか?
タイガースのみんなが怪我無く、自主トレ、キャンプを乗りきって、元気で開幕を迎えて貰いたいですね。
頑張ろうタイガース!
箱根駅伝、往路優勝の常勝軍団青山学院大学も凄いけど、青柳さんの後輩 帝京大学の健闘も光りますね。
この競技は野球のように途中負傷交代や、1人のエラー(コンディション不良)などが絶対に許されない競技なので、精神的なプレッシャーは我々の想像を超えるものでしょう。
ギリギリでメンバーに選出されなかった部員の思いも全て背負うワケですからねぇ。
まさに「競争原理の塊」のような競技!
さて、阪神タイガースも「レギュラーは近本だけ、あとは白紙」と矢野監督が公言し競争原理を煽る。
その近本は四球が少なく打率の割に出塁率は低い「早撃ちタイプ」なので打順も3番で固定、そこを軸に4番大山・5番輝明でクリーンアップを組むのが個人的には理想です。
白紙という事で、髙山・陽川・原口やルーキー豊田などが開幕スタメンに居ても面白い。
その辺りの選手の押し上げにも期待しています。
矢野政権下での「競争」と言うのは、どこまでの成果で判断されてるんでしょうね。
私にはある疑問が浮かぶのですが、春先(オープン戦まで)の結果で一年の競争が
終わってないのかと。
ネットなんかで「来年のタイガースの課題」と言うお題で、メンバーの固定みたいな
話が出てくるんですが、2021年も多くの選手が規定打席に到達し十分固定と言える
レベルで特定の選手は使われたはず。
その選手たちが揃いも揃って調子を崩し、結局優勝を逃す遠因にもなった。
例えば梅野が、今年の後半に明かに調子を落としているのにそれでもまだ起用を望むのは
選手個人ののファンの気持ちとしては分からんでもないけど、チームとして決して
プラスにはならない。
首脳陣としても、今年ここまで梅野を使って、ある程度坂本やほかのキャッチャーの
出場機会を増やしていかないと、梅野にとってもチームにとっても良くないのは、
十分理解できたと思う。
佐藤輝も夏場を過ぎて明らかに体力不足が露呈した。
個人のスタミナ向上は当然な事として、それでも調子落ちが見られた時に、どうやって
そこに当てはめる選手を用意できるか。
そしてその選手をどのタイミングで投入するか。
ここは、首脳陣の胸先三寸。
何時も上手く行くわけではないけれど、2021年のヤクルトは主力選手の休ませ方が
上手く行き、タイガースは無駄に引っ張り過ぎた。
今年は特定の選手に頼るんじゃなくて、登録メンバー全員で戦うチーム戦略を。
落合さんが言っていた「タイガースは体力不足」という言葉。井上コーチ、嫌われ役になれるかな。
ルーキー3人衆と藤浪、北條、高山が1軍ベンチにいたら…想像するだけでヨダレが出る。藤浪以下は中堅と呼ばれる世代になる。中堅の代表の岩田(失礼かな)を感傷的に見送ったけど自分が見送られる側に回ることを想像して危機感を抱いてほしい。