野手担当コーチ陣のなすべきこと

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・各個人を鍛錬し、多方面にわたり能力を向上させる。

・攻撃力の高さを主眼にファースト、サード、レフト、ライトを、守備力の高さを主眼にキャッチャー、セカンド、ショート、センターのレギュラーメンバーを選ぶ。

・それらメンバーがそれぞれの役割を果たすことにより、個々では得られない力が発揮できるよう連携練習で強化する。打順と守備の決めごとを定め、試し、必要があればレギュラーメンバーを再検討する。

・さらに守備力を高める布陣と、さらに攻撃力を高める布陣、また特別な時に実施するスペシャルプレーを考案し、実践的練習の中で実際化しておく。

・シーズン途中、または来シーズン以降のために、一軍戦の経験不足を解消すべき選手がいるかを検討し、おおまかな出場計画を立てる。

当たり前のことを並べたてたが、要約してしまうと以上がシーズン前に野手担当のコーチングスタッフがなすべきことだ。

もちろん、それらを行ううえで、年俸が高いか安いか、年齢が高いか低いか、日本人枠か外国人枠かなど、つい気になってしまう項目は多々ある。しかし、そうした選手の「属性」にとらわれすぎると、なすべきことがおろそかになり本末転倒だ。少なくとも、外国人打者の活躍に重きを置きすぎる旧弊は改めるべきだ。

コメント

  1. なかっち より:

    まさに仰る通り。
    しかしタイガースは打てる主軸クラスが少なすぎる。先ずは大山、佐藤クラスがしっかり主軸をまかせられるように成長するって事が第一条件になるような気がしてます。
    そうならなければ、守れるセンターライン構築は難しい。
    色んな意見はあるかもしれませんが、野球は点取りゲーム。点を取らなくては勝てません。
    幸いにも投手陣は12球団を見渡してもナンバー1と言っても過言ではないレベルが揃ってます。
    逆に主軸クラスを育てる構想は金本政権後にようやく動き出したプロジェクトで今年で7年目に入るが、高山筆頭にあまり目が出てない。大山1人しか正直1軍の戦力になってない。糸原の守備がザル過ぎるから、今現在守れる二遊間が欲しいとの話題が持ち上がってる。
    一昔前までは打てなすぎるため、今の糸原よりも酷い守備だった上本ですら重宝された。(確かに一発があり、足も速かったが)

    先ずは主軸を作る事。守れる二遊間を育てる事。(又は補強する事)

    守ることに目を向けすぎると又暗黒時代に逆戻りする可能性があると個人的には思う。
    そういう意味で、今年外国人が開幕戦から出られない可能性があるので、井上、豊田あたりは積極的に使っていくチャンスやと思う。

  2. 西田辺 より:

    以前に、阪神が登録しようとする外国人で、8人は多過ぎると書いた
    事があります。
    もちろん消耗の激しい中継ぎに、外国人投手を充てるのは悪くないとは
    思いますが、野手陣に3人もの外国人はハッキリ言って不要です。
    スタメンに外国人が3人も並ぶチームが、長期に渡って強かった試しが
    ありません。
    長打力を補う中軸を打つ選手が1人、それをフォローする若い選手が1人
    いれば十分です。
    せっかく若い選手が中心となるチームを作ろうという時に、外国人がそこに
    蓋をするようなチーム作りはすべきではありません。
    物足りない、頼りないと使わなければ何時まで経っても同じことの繰り返し。
    せっかく高い金使って獲って来たんだから、使わにゃ損とばかりにいつまでも
    使えない外国人で足を引っ張られるより、なんぼか若い選手の方がマシ。
    選手はもちろんだけど、コーチもチームとしての結果が出なければ居場所が
    なくなる危機感を持って臨んで欲しいですね。

    • いわほー より:

      おっしゃる通り。
      助っ人野手3人併用は持続可能な強いチームを作るうえで悪手以外の何物でもない。

  3. いわほー より:

    守備走塁コーチの評価を他チームのコーチと単純に数字比較してやるのはちょっと違うと思う。
    チーム事情で監督が打撃優先の起用をとったら数字は悪くなる。
    守備走塁コーチからすれば、もうちょっと守備も考慮した選手起用をと言いたくなる。
    もちろん選手に応じて、日々守備走塁の向上を図る指導は当然の任務。
    つまるところの問題は少々守備を犠牲にしてでも、打撃に重きを置かざるを得ないチーム事情に行きつく。
    要するにチームを預かる監督として、ストロングポイントのデザインのあり方ではないかと。
    それで勝てれば正解だし、勝てなければ見直しをしていかないと。
    矢野監督の2022年式タイガースのチームデザインやいかに?

  4. 虎轍 より:

    江越が.280を打てればええんやけどなぁ…
    小幡も.280を打てればええんやけどなぁ…
    エラーをせずに打ち勝つ野球が出来れば最高なんですけどね。
    日ハムのノンテンダーになった秋吉はどこも獲らないならタイガースが貰っとく?
    投手はナンボ居っても困る事は無いし、人的補償は無いからね。なんてね。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  5. with虎 より:

    今年もよろしくお願いします。
    たまにコメントさせて頂きます。

    たしか矢野監督、就任直後のドラフトでは、センターラインの強化を第一に近本、小幡、木浪と指名していきました。守備の大切さはよく分かっている監督かと思います。

    そこから3年経ち、梅野(坂本)、中野、近本とかなり強化されました。あとは、セカンドですね。

    矢野監督も糸原の守備力がもう一つなのは絶対分かっているけれど、それを上回る選手が現れないのが現実なのですかね。糸原が3割打ってしまえば、ほぼポジション確定ですし、その前に小幡、木浪、植田、山本が奪えるかどうか…楽しみです。

    個人的には小幡にもう少し育成チャンスをとも思いますが、中野はあっさり奪いましたしね…遠藤とか出てきたらゾクゾクしますけど。

  6. 岩修 より:

    確かに今は日本人選手達のことを考えるほうがワクワクする。
    今シーズンの話ではないですが、長期に渡って攻撃力も備える鉄壁守備の三遊間、二遊間を創らないと黄金期とは言えない。勿論外野も捕手もですが。
    森木と前川という他者を圧倒する体幹とパワーを持つ二人が最近気になって仕方ない。前川はサトテルの身体にびっくりしたらしいですが。
    一方、3年目西純、井上、遠藤も気になる。西純はもしもの事も考えて内野コンバートも考慮したらと思う。U18での2打席連続弾が忘れられない。
    さらに高寺、遠藤も二遊間レースに加わって欲しい。
    あと将来井上のファーストコンバートはどうかなぁ?その時はサードサトテルで。

  7. 大虎真弓 より:

    高寺と言う宝物を育てられないようでは二流以下のコーチ陣と言えるだろう?二軍やウインターリーグで観た高寺は去年活躍した中野を凌ぐ攻守のセンスを持ち合わし目に焼き付いている。
    苦手なコースをファールで粘り打てるコースを確実にヒットにするスタイルは今年必ず一軍の戦力になる!
    ホームランを含む長打を打てるバッターに目が行きがちだがチャンスを高確率で確実に広げるバッターの存在を忘れてはいけない。守備でも捕れなくても前に落とし大きな影響を与えない姿勢は上田高校で徹底的に鍛えられたのだろう!本来はショートなのだが二軍では二塁も三塁も守っており今年ブレイクする筆頭の選手と個人的には期待している。是非キャンプで実際に目でみてもらいバッティングと守備を伸ばしてもらいたい。