世間と関係なく虎を思う

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大山に原口、輝明に糸原、近本に島田といった具合に、競り合いつつも補完するメンバーがいる形を整えた。いわば100%のバックアップ態勢だ。しかしそれが結果を伴うかはまだわからない。

一方、先発陣はローテ枠6人に対して、バックアップ含めて12人揃ったかといえばそこまでいないし、リリーフで安定感を見せている人数もベンチ入り予定人数ちょぼちょぼだろう。こちらは毎年そんな感じで不安も覚えるが、結果としては例年十分な成績を残している。

球場の特性や、運用面での成功、伝統的に育まれた集団としての自信など、いろいろな要素がありそうだが、きっと投手今年もなんとかなる。

伝統的に心配な攻撃面について、ここまでのところ、劇的に改善された実感はない。岡田監督の言葉としては、中の下レベルまでなれば、あとはこっち(ベンチ)でなんとかするといったところかもしれないが、どこまでできるかはわからない。

やってみなけりゃわからないのは当たり前だが、ノリや気分でガラリと変わる「水モノ」であることも事実で、過去にもにわかに突発性強力打線が発現したことはある。それが今年なのかどうか。

オープン戦でその気配が(今のところ)見られないのは、意外と吉兆なんじゃないかなと思ったり(願ったり)。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    世間ではWBC一色なのに、アチラには一切触れない今日のコラムに猛虎愛を感じます。

    仰るように投手は今季も何とかなる。
    問題は打線の得点力不足と守備になるでしょう。

    「水もの」と言えば2010年の真弓政権で、突発的に打線が覚醒し、チーム打率0.290、チーム本塁打173本撃ち「ダイナマイト打線復活」(その年だけ)と言われた年がありましたが、今季はなんとなくあの時に似ている感じもあります。
    1番マートン役に近本、2番平野役に中野、希望的ですが3番鳥谷役に森下、そして下位打線に成長株の広大役に2代目広大。
    問題は あの年は捕手城島が3割28本も撃っているので捕手の打撃向上でしょうか。
    岡田監督は「キャッチャーとショートは守れれば撃てなくて良い」ような発言をしていますが、前回優勝した時の矢野捕手は打撃も良かったし、ショート鳥谷も勿論 撃てるショートだったので、ソコの打席をあまりにも軽視すると上位打線に余計なプレッシャーが掛かり全体的に打撃力が下がる事が心配です。

    理想は昨年のヤクルトのように捕手もそこそこ打力があり(中村のように)、ショートはしっかり守りながらも下位打線で粘りながらしぶとい打撃をみせる(長岡のように)になってくれれば、切れ目のない打線が完成すると思います。
    案外、梅野と木浪or小幡の打撃向上が得点力のカギになるかも知れません。

  2. とらかっぱ より:

    レギュラーを概ね確定させそれに対する補完メンバーも揃えた。野手に関しては岡田監督のやろうとすることが出来たように思います。確かにそれが機能するかどうかはやってみないと解りませんが(笑)岡田監督はスタートダッシュを重要視せず徐々に上げて行けば的な考えのようですが、私は初っ端から全開で行って欲しいと思っています。WBCの影響で出遅れるチームもあるだろうし、昨年の事もある。何より追われる立場となって常にハラハラドキドキの展開を楽しみたいと個人的には思っていますので(笑)

  3. より:

    そうなんですよね、投手力に関しては伝統的に何とかなるようになってます。昨季も開幕時はどうなることかと思いましたが最終的にはNPB屈指の布陣が出来上がりました(この辺の矢野政権の手腕はもっと評価されて良いと思います)

    攻撃力に関しては逆に本当にどうにもならないシーズンもあるので(笑、ここが第二次岡田政権の腕の見せ所ですね
    まずはチーム出塁率.310を目指してもらいたいです

  4. 岩修 より:

    長いシーズン戦い抜くにはバックアップメンバーは絶対必要なのはtorao様の仰る通り。
    1985年の北村、吉竹。2003年の沖原、野口。2005年は野口、スペンサー。レギュラーが鉄板だったからか少ない気がするけど誰かが何かを補っていた筈。今年は森下は蛭間に負けないで森下世代と言われて欲しい。さらに井上広大も起用して欲しいとなると2005年の様にノイジーはサブとなってしまう。多分納得しないだろうけどバックアップメンバーだとしたらかなり強力なのでは?でもその逆になるかもだから岡田監督の頭の中はカオス状態かもしれない。
    ここは非凡の凡将岡田監督の求心力で乗り越えて欲しい。
    でも今は世間のことで頭一杯なのだった。

  5. トラ11 より:

    レギュラーメンバーが大方決まりそのバックアップメンバーも揃った、と言っても何だか不安。
    今年のキャンプ以来、四番大山にものすごく期待していましたが、まだ実力を出しきれないでいるのには大丈夫なのか。ペナントレースに入ると力を発揮できるのかと心配です。

    先日の韓国戦では小技を使った野球に負けてしまいましたが、あれは悔しい負け方です。
    我がチームも走れる選手が多いはず。あのような野球が見たいです。

    何だかネガティブコメントばかりですみません。

    自分としては大きな楽しみとワクワク感が大きいくせに心配も大きいです(笑)

  6. 虎轍 より:

    打撃力も重要やと思うんですが、粘って粘っての四球をもぎ取ったりして、相手投手の嫌がる野球をして貰えたらと思います。
    勿論、ランナーが溜まった時の決定力も必要やと思いますがね。
    そして何よりも四球やエラーからの無駄な失点をしない事ですね。
    それはベンチの采配ではどないも出来ませんからね。
    チーム一丸となって勝つ野球を目指そう!
    疫病退散!
    頑張ろう日本!