「お前で終われて良かった」を思い出させる「勝ち投手にならんで良かった」。似た言い回しながら、その心持ちはまるっきり違っているのが面白い。
どうでもいいが、岡田監督は「良かったよ」とか「そらそうよ」のように、結論(ただし主語省略)を先にダーンと持ってくる語順を好む。その上で軽く説明を加える。その軽い説明ではなかなか理解しにくいときもあるが、本人はその説明で十分だと思っているのでそれ以上詳しくは述べない。
それと、「えー」とか「あのー」とか「you know」とかの代わりに、「いやあ」「いやー」を使うことも多いが、これを「いや、」と表記すると、否定の返答をしたかのように受け止められる。「いや、」のあとに、質問を肯定する内容のコメントが続くことも多く(さらに主語が省略され、語順が倒置されることも多く)、軽く、ときにひどく混乱する。なにごとにも否定的なのは印象が悪いので、改めたほうがいいのになあといつも思っている。
さて、あまりにも大きすぎる大連勝をすると精神的にいらぬ消耗をするので、適当に大負けを挟んでほしいところではあったが、できればその役回りは青柳でないほうがよかった。そろそろ調子に乗せてほしかったから。
結果的に初回大量失点した青柳が続投している間に打線が頑張って追いついてしまい、大負け試合の運びはしなかったが、再びビハインドになってもゆったり構えて、中継ぎ西純を使ったり、出場機会の少ない控え選手たちを使ったりと、初回時点で組み替えたプランに沿って進めていたように感じた。木浪の状態が落ちてきているのと、ちょっと梅野の悩みが深そうなことにも対策した部分もあろう。
クリーンナップが本塁打揃い踏みで、勝たないといけない試合みたいにはなっていったが、まあだからといってムキになってやるような時期でもなし、普通にやって序盤の5点差くらいなら追いつける。だから前倒しでリリーフに出る投手たちも、いつ打線が火を噴いてもいいように、それなりの心の備えをしておく必要がある。
いくつかの守備のほころびも、この時期に経験したことで後に活かせるものばかり。無駄ではない負け試合だった。5回ウラの追い上げる感じと、大山の一発しびれたぜ!
コメント
青柳の不調に尽きます。
初回は不運な当たりもあり仕方ない部分もあったけど、
追い上げムードの5回に相手投手玉村に浴びたタイムリーは言い訳出来ない。
あそこを踏ん張って、キレイに交代(6回先頭で代打)していたら岡田監督の心情もそこまで悪くなかったとは思いますが、
あの一打で岡田監督もプッツんし二軍行きが決定してしまった様子。
打線は佐藤輝の球団8000号メモリアルアーチを含むクリーンアップ揃い踏みもあり良く踏ん張ったけど、先発投手が7失点もしては仕方ない。
更に残念だったのは、木浪が3三振と振るわず巡って来たチャンスを活かせなかった小幡。
打撃もそうですが、守備でセカンド送球を弾いてしまった(記録は梅野悪送球)プレーと、バックホームスっぽ抜けでノーヒットで痛い1点を献上してしまったのは残念でした。
「無駄死に」はしなかった。
また今日から、しっかりした野球で出直しだ。
今の大竹なら難敵森下にも対抗出来るはず。
2・3・1・5
青柳の直近4試合の初回の失点数です。
一体どうしたんでしょうね。
前回の登板では、自身のヒット以降立ち直って今回の登板に復調の期待も抱かせて
くれたんですが、被安打5と2四球で5失点と最悪のスタート。
何故ここまでに打ち込まれる投手になったのか。
山本昌がシーズン前に言った疲労蓄積か?
他球団の研究に青柳が対応しきれてないのか?
梅野の配球・リードに問題があるのか?
誰にも知られていない故障を抱えているのか?
表面に現れない事は、こちらにはサッパリ分かりませんが、映像を通じて感じることは
真っ直ぐに力がない(球威がない)のと、フォームの中で上半身にも下半身にも粘りが
無いように見えるという事。
どういうチームであっても、シッカリ芯に合ってるという事は、制球が甘いのもあるけど
ボールに力がない証拠。
元々良い時にも制球は雑でしたが、それでもボールの力で抑えきれていた。
強い真っすぐが行かないから、変化球も効かない悪循環。
投球フォームも、足を上げてからの沈み込みが早いし上半身の開きも早い。
良い時はもっと左肩も下半身の打者が側への送りも溜めが効いてた。
やたらクイックが多いのは、この辺がシッカリできないのを自覚してて誤魔化している
のかも知れない。
試合後には岡田監督がかなり厳しい事を言ったと聞く。
二軍での調整を示唆したとも。
私的にはもっと早く、4月くらいには調整の為に落として欲しかった。
疲労があるなら回復させる。
フォームが崩れているなら、徹底的に解析して修正させる。
青柳も打たれて不貞腐れたような顔をするくらいなら、シッカリ戦力として戻る努力を
して欲しい。
2年連続のタイトルホルダーで、エースと呼ばれる男なんですから。
打つ方は、クリーンアップのホームラン揃い踏みで一時は追いついた。
佐藤の一発は、2リーグ分立後、チーム通算8000号との事。
なぜ2リーグ分立後の記録なのかは分からないけど。
しかし、登板した投手全員が失点しているようでは、いくら点を取っても勝てない。
梅野も、序盤に大量点を取られた事で怖さが先行して逃げの配球が目についた。
気持ちが逃げれば逃げる程、配球も偏り相手も攻めやすくなる。
投手もギリギリを狙わざるを得なくなり、球数も自然と増える。
梅野と言う捕手は、投手が良い時には攻めのリードが出来るけど劣勢に入ると逃げ一辺倒
になってしまう。
3連戦を考えて打たれても厳しいとこを攻めたりの押し引きが櫃なのですが、その辺は
どうも苦手なようですね。
連勝が止まったけど大事なのは今日の試合。
シッカリ勝って、気持ちを立て直しましょう。
今朝のtoraoさんの記事でささくれだった心が癒されるタイガースファンも多いんじゃないでしょうか。
多分、一番ささくれだった岡田はんに読ませたいくらいだ。
今年の青柳がピリッとしないのは大竹投手に「雨男」の称号持ってかれたのが影響してるとかしてないとか。
青柳投手の頭の中が混乱している様子が表情に顕れていて、見ているこちらも苦しくなる。
でも大丈夫、二年連続最多勝投手だ。
そろそろ雨期も迫ってくることだし。
昨日打たれたタイムリーもほとんどグラブかすめたゴロヒット。
もう数センチでグラブに収まっていたら結果も違ってただろうし。
それでもあえて二軍で調整もいいだろう。
梅野とのコンビをいったん解消するのも良いかもしれない。
坂本と組ませるのが忍びないのなら長坂あたりでもいいんじゃないか。
青柳には無理からでも前向きでいてほしいぞ。
こんな投球で1勝出来たとして
も この先も変わらないよ。
岡田のコメントは突き放した
ようにも聞こえるが、青柳を
エースだと思うからこその
叱咤だと思うけど。
これは何のソースもなく個人
勝手な想像に過ぎないのだが
青柳は開幕戦に6回途中で降板
させられたことが今と繋がって
いるように思えてならない。
岡田があの時に継投を選択した
采配の是非や好みは別として
本人のエースとしての誇りや
一年やるぞ!という意気込みを
いきなり折られた(青柳サイド
目線)シコリのようなものが
残っているのかと。
降板時の驚きや不満そうな表情
が今でも忘れない。
単に技術とか体力とか梅野との
相性がとかという問題でなく
あの開幕戦以来、ずっと岡田と
戦っているように私には見える。
ソレこそ全く知らんけどの話
だけどね 笑
チームは気持ちを切り替えて
ズルズルいかないために今日は
勝ちたいね。
森下から3点取れるかが鍵になる
ような気がする。
いつだか「岡田監督の言葉の翻訳は西田辺様が一番、解りやすい」と書いたがトラオさんの「岡田語必勝ガイド」も面白い。「いや」の部分はプロの書き手じゃないと気付けない。活字になると「いや」の二文字だけで真意が真逆に伝わる内容になる可能性もある。矢野さんはインタビュアーに「そうやね・そうですね」と言ってから話し始めていたなぁと思った。
何日か前にトラオさんが「この試合は岡田監督が西純にあげた試合じゃないかと思う」のような文章を書かれていた。単純に「岡田監督、そんなロマンチストか?」と思ったが、村上にも勝ち星を与えたような采配をした。「あれれ、なんかヤバいぞ?」と思っていたら青柳にもロマンチック采配。「今日も逆転で青柳に勝ち星が付いたら間違っていない」と思っていたかもしれない岡田監督が冷静になれた青柳のピッチング。「勝ちが付かなくて良かったわ」は青柳に言っているのではなく岡田監督自身に言ったのではないだろうか?まだまだ貯金がある時に「気付ける敗戦」をすることができること事態、岡田監督に運がある。
西純の中継ぎ配置転換…遠い異国にいる藤浪への岡田監督なりのエールと思うのは考え過ぎか。西純には甘くないポジション。青柳がファームに行ったら先発が二人いなくなる。坂本が全員担当になったら間違いなく崩れるきっかけになる(坂本が悪いのではなく、岡田監督のブレという意味)。大竹、村上が感じる必要のないプレッシャー…青柳には踏みとどまってほしかった。
打撃陣の追い上げは文句なし。ノイジー、サトテルがツーランならと思わずにはいられなかった攻撃だった。中野のWBC疲れよりも木浪の体力が心配。小幡はカバーできるか、プレッシャーに押し潰されてしまうのか。「同一カード3連敗」が兄ちゃんとメガネイケメンがいるチームになるのは嫌だな。今日は取って安心したい。
タイガース、7連勝でストップ。密かに競争していた相手、今日も勝てば7連勝に並ぶ…頑張れ落合。
>「勝ちが付かなくて良かったわ」は青柳に言っているのではなく岡田監督自身に言ったのではないだろうか?
これは素晴らしい洞察ですね!
さすがです!
ノイジー7999号
佐藤輝明8000号
大山8001号
2リーグ分裂後の球団通算本塁打です。
勝ちたかったですね。
青柳は背番号が悪いんちゃう?
富田と背番号を交換やな(笑)
青柳は広島の若手や投手のバッピになっただけ凄いよ。
♪叩くより、称えあおう♪by AC
今日は聖地甲子園に行ってリスタートな試合を観たいと思います。
木浪が疲れてる今がチャンスやぞ!ガンバレ小幡!
ガンバレ!タイガース!
頑張ろう日本!
虎轍様 お疲れ様でした。
一言、痺れました!今ようやく落ち着きました。しかし色々あるシーズンで目が離せませせんね。
一呼吸おいて
TVをつけると、苦い笑みを浮かべた岡田監督が映し出され申告敬遠を指示したところ。一球速報でいきなり5点を取られて、もう今日は休息日だと決めつけていたけど、
ノイジー、輝明にホームランが出て2-5となって、もしやもしやの期待も少々。ところが、相手投手に敬遠の後の初球をきれいに1,2塁間を破られ、またまた5点差。エースが7失点。素人目にもあまりにも不用意とちゃうのん?このバッテリー、と映ってしまう。
その裏、青柳の代打渡邉から始まり大山の3ランで仕上げた5連打5得点は見ごたえがあったなあ。渡邊の安打は久しぶり、原口はどうもいかんなあ、上がらないね。雰囲気がないね。同点でマウンドに上がった及川は残念だった。梅野のリードが外角ばっかりのような、逃げているような、避けているような気がしてならなかった。追いついたんだから勝負に行けよ、とはこれまた素人の感想。西純矢も四球乱発じゃいかんわね。ビハインド投手でしばらくは黙々と頑張ろう。
木浪のあとにチャンスをもらった小幡の守りも打席も残念でしかなかった。上手くいかなかったり、失敗した時、アップで映し出されるのがわかっているから、できるだけ無表情でいようとするのかな。青柳も小幡も。すねたような、ふてくされたように見える表情はどうなの?と思ってしまう。やり返しちゃる!という闘志あふれる姿を見せてほしいものだ。
さあ、一呼吸ついて今日はやり返そう。仕切り直しだ。6番ライトは、森下はあるのか?森下が森下を打つ、というのもいいと思うけどね。ミエセスが出たらホームランを打ちそうな気もするけど。やっぱり左の島田かな。雨は大丈夫そうだから、とりあえず大竹にカープ打線を黙らせてもらおう。
タクロー様 こんばんは。
その通りになりましたね。
正直、鳥肌が立ちました。予言が現実になるのはやはりアレへの布石かもと思ったりしてます。
今日のサヨナラ勝利に酔いつつ備忘も兼ねてコメントしておきます
青柳は指標的には
・ボール球を振ってくれなくなった
・ボールもストライクも被コンタクト率が昨季より増
・弱い打球が昨季より減
なので西田辺さんの指摘通り球威がイマイチかつ
変化球の精度もイマイチってことなのかと思います
逆方向への打球も増えているので、ボール球を振ってくれないと合わせてかなり引き付けて打つ作戦になっているかもしれません
確かに四球も増えてるんですよね
青柳投手、昨年と大きく変わった点といえば、やはり背番号でしょうか。
最初に付けた番号に愛着を持って変えない選手って好きなんですよ。
50番=青柳に成りつつあったので個人的には少し残念でした。
そして変えた番号がまた悪かった(笑)
最近忘れてましたが、あまりの悪さに思い出してしまいました。
昔○○の呪いなんて言われてましたよね。
やっぱり青柳投手は50番が似合う。
シーズン途中から番号変えられないんでしょうかね(笑)
今期の西・青柳が結果が出ない場面と打ち込まれる場面を見るとストレートが生きている場面では無双です。ええ、試合を序盤で決めれられるくらいビッグイニングを作られても相手を抑えられないじゃなくて何となくビッグイニングで負け。
今日。5月21日梅野が捕手で才木が二軍調整後で高騰して梅野も2度タイムリー打って大活躍。
で、あえて誰も着目しないトラオさんの一日遅れの記事に書き込みますけど、梅野の打棒は多分、梅野が我を出さなければ大丈夫。これまでの梅野は一本足打法の左足をボールにぶつけて長打・・て勘違いだったけど、古今東西一本足打法は王さんだって「そっと下す」で体重ぶつけるんじゃなくてタイミングと体軸の回転方向のリードなんだけど梅野は多分勘違い。数試合前に序盤3打席ライト打ちでいい当たり打ってたのにアウトになって最終打席元のふぉーむでどんずまり。その後の試合も試すような打法。
でも確実に打率ゼロ割打法からは脱却して開幕から2か月でようやく誰か指導者の意見を聞く耳を持ったんかな。
九州男児のくだらなさは端的に言うと偉そうに大声(根回しも含めて大きく響く声)でマウント取って他者をスポイルすること。謙虚風で他者に擦り寄りタイプ。ゴリ押しで実力者に認められたポジを取る厚かましさ。大抵途中まで上手くいって失速。九州管内ではそれで生きていけるけど、他方では失速。失敗にはしおらしい態度です。九州男児なんて、昨日と今日で違うこと言ってどちらも偉そうにして掌返しが基本の土壌です
差別の意図はないですが、近隣の外国風です。威圧で実力行使のつもりで上に媚び・下に威圧が風土です。まぁそれを儒教というし、原家の高校野球一家の成り上がりもそれです。ぶっちゃけ、坂本との比較はタブーみたいになっていますが、YS中村との比較の梅野はベテランになってその捕手としての実力か?という差になっています。
捕手二本立てで梅野がゼロ割打者脱却したのはある意味確実に朗報です。