ボブルヘッズの野球仲間にGENSHUさんていう人がいる。
ヒマさえあれば、いやヒマでもないのに、あちこちのスポーツイベントに出かけては「今ここ」とチームのメーリングリストに画像入りの「生存報告メール」を送ってくる(笑)。
そのGENSHUさんが、チームのみんなを正月に行われるホッケーの試合に誘っていた。実はチーム主催者の綱島理友さんのお友達、えのきどいちろうさんが日光アイスバックス(アイスホッケー)の熱心な後援者で、その縁で今年の正月にもチームの日光遠足が行われた。私は今年行けなかったので、来年は行きたいなって思ったけど、なかなか正月は難しくてね、不義理してしまう。
残念ながら、今年はチームのメンバーも予定がつかなかったようで、日光で行われる日光アイスバックス対SEIBUプリンスラビッツへのボブズ・ツアーは中止になったという連絡があった。そしてその直後、さらにGENSHUさんから、SEIBUプリンスラビッツが解散!というニュースが入った。なんでも行きつけの飲み屋のマスターから連絡があったそうで、選手たちはみな大泣きだったのだとか。
ラビッツは、国土計画が西武鉄道と統合してできたチーム。日本のアイスホッケーの中核。西武グループの再生の余波が襲ったということなのかも知れない。
新聞サイトで確認しようと思ったら、なんとアメフトのオンワードも解散だとか。スカイラークスと統合した(後にすかいらーくは引き上げ)、こちらも日本アメフト界の名門中の名門。
もちろん実感として肌で感じている部分も強いが、こうしてスポーツから企業が撤退していく様子を見るにつけ、今回の不況に対して警戒心を強めざるを得ない。
GENSHUさんにならって、可能な範囲で、関心のあるスポーツイベントに出向こうと思った次第だ。自分の落とすカネなどたかが知れてるけど、でもまずそれがやれることだからね。
寒い冬だけど、元気出して明るくまいりましょう!
PS アジアチャンピオンがヨーロッパチャンピオンに挑戦して、6万人以上がスタジアムに押しかけて、けっこうみんな楽しんだサッカーの大イベントを脇に置いて、それで「さびしい話」をしてしまって申し訳ない。すごく大きな対比だなぁと思う。
コメント
思えば、今季初の「今日はここ」は、リニューアル甲子園のセンバツから、大阪ドームのT?YB戦のハシゴでした。半年など、あっという間ですなあ。
それにしても、まさかラビッツが真っ先にとは・・・。中嶋ひとり分でまかなえる程度の運営費なのですがね。
私も今朝、西武とオンワードの撤退ニュースを聞いてショックを受けました。
今のご時勢、企業が単独でスポーツ団体を所持することの難しさを実感しました。
企業としても、生き残りを賭けてる。
我々が感情論だけで語ってはいけない部分もあるんでしょう。
ただ闇雲に、生産部門ではない運動部を切り捨てる風潮になる事だけには賛成しかねます。
以前は、アメフト大学日本一を決める甲子園ボウルによく行ってたけど
最近行ってないなぁ。
子供にルール教え込んで一緒に見に行きたいなぁ。
昨日のサッカーを見るに、やはり競技の国際化というのは大きいなと、今更ながらに思いますね。
そう考えると、WBCに一丸となって取り組んで大いに盛り上がるという構図が、球界発展の1番の起爆剤だと分かるのですが・・・・なんとか健全な方向でそのような状況にならないものですかね。
ほんと、厳しい時世になりました。
お金を出してくれるなら、企業名でも企業ロゴでもなんでも甘受しますということになってしまうのではないでしょうか。
クラブワールドカップもトヨタが投げ出さないことを願うのみです。
スポーツという文化も平和と繁栄があってこそのものなのでしょうか。
スポーツによって、平和や繁栄がもたらされるということもあると信じたいのですが。
スポーツは、平和でなければ楽しめるものではありません。逆に言えば、たとえかりそめの一瞬の平和であっても、平和でさえあれば、反映がなくてもスポーツは楽しめます。レベルを問わなければね。ユーゴやアフリカの紛争地で、難民キャンプでサッカーに興じる子供たちや、停戦合意後にすぐ敵味方の間で行われるサッカーの試合など見ていると、涙が出ます。
でも、スポーツの楽しみにレベルの高さを求めるなら、現時点では、ほとんどのスポーツは経済力に左右されてしまいます。マンチェスターUのC・ロナウド一人の移籍金でガンバの年間予算がまかなえてしまうと思えば、ガンバは実によくやったと評価していただけるでしょう(笑)
野球の国際化という点で言えば、WBCの発展を切に願うものですが、一方で、クラブチーム単位の世界選手権もぜひ実現してほしいですね。というか、事実上日米のチャンピオン対決ですんじゃいそうな気がしますが(笑)
「ワールドシリーズ」と名乗るなら、ワイルドカードより、セパのチャンピオンを混ぜてやってみせてほしいものですな。
GENSHUさん、スポーツの冬に、あちこちの観客席に現れるGENSHUさんを思い浮かべた次第です(笑)。
西田辺さん、そうですね。子どもを連れて行かないといけませんね。
イアンさん、12人の親が(心の中で)罵り合いをしているようなカッコワルイ寄り合いではダメなんですよね。
一虎ファンさん、カネを出す方の企業も、広告効果に対してシビアにならざるを得ないということでしょうね。宣伝活動はいずれ必要なのでしょうから、スポーツの側も選択されるべくイメージアップしていかないといけません。
あーちゃん、逆にMLBを抜かした「全世界」でワールドチャンピオンを決めちゃうかね。で、こっちが本当の「ワールド」だ!って騒いじゃうの(笑)。