ウル虎ゲームセット

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豊田がDOWNで原口がUP。ロングリリーフの役割を期待して育成早川が支配下登録。

前半戦は拙攻に次ぐ拙攻で重苦しい試合展開だったが、伊藤将司が球数を使いながらも集中力高く丁寧な投球を続け、流れを渡さなかった。

6回ウラ先頭森下がヒットで出塁。暴投で二塁へ進むと、輝明が好投していたアビラの失投を逃さずライトへ低い弾道で放り込む先制2ランホームラン。

将司は7回112球無失点投球。8回石井が三者凡退で、9回岩崎に繋いだが長短打に小幡のエラーも絡み2-1と1点差に詰め寄られてなお一死二三塁と同点逆転のピンチ。増田珠の打球はライトへのフライ。前に守っていた森下は素早く落下点後ろまで行き、ステップを合わせて捕球すると素早く、正確に本塁へ送球。低く鋭く捕球しやすいワンバウンドで坂本のミットに届けた。

森下にせよ、輝明にせよ、将司にせよ、「勝負強さ」という言葉で評するのは簡単だが、それは決して「天性の」とか「持っている」といった軽いものではない。失敗もし、苦労もし、できないもどかしさに苦悩もし、少しずつ技術を向上させ、再現できる安定感を築き、ある程度の自信をつけたからこそ発揮できるものだ。勝負強さは、必ずできるようになると信じてやり続けた末に勝ち得た技能だ。今、もどかしい思いをしている選手たちにも響くだろう。

現在のタイガースは、成長力がエネルギー源になっている。
あとよろ。

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