◇オープン戦 オリックス-阪神(13時、高知市営、5300人)
阪 神 202 000 000-4
オリク 000 010 000-1
▽勝 玉置1試合1勝 ▽S 杉山1試合1S ▽敗 光原1試合1敗
CS中継なしのため、記念すべき「真弓タイガース初勝利」は一切見ることができなかった。しょうがないから夜はWBC強化試合、代表対ジャイアンツを見た。オープン戦っぽく、どんどんメンバーを変えていくジャイアンツ。プロでの実績がほとんどない選手が次から次へと出て来ても、スター軍団のバットから快音は聞かれず。重圧下で焦る様子は去年後半のタイガースを見ているようだった。
しかし本番直前、満員の東京ドームで、これだけプレッシャーを感じたのは、まあ良い練習だったに違いない。藤川、岩田は順調。本番でも力を発揮して欲しい。
それと、前日快勝のヤングライオンズにしても、この日のジャイアンツにしても、凄く良い経験を積んだよなぁ。それがかなり羨ましい。
高知市営球場のタイガースも、ベテラン、中堅の一部は安芸に残留させて、ヤング編成。競争に負けないという必死さが勝利に繋がったのだろう。
結果を出しながらも、藤本旋風、上本ブームにやや隠れてしまっている坂がしっかり自己主張、同じく目立たない存在になっていた平野が打って走って猛アピールした。若返り策の中でベンチ入りも確定的と言えない今岡も好機で2安打、雰囲気のある鳥谷はボテボテ込みの3安打で序盤の4得点に絡んだ。
ハイレベルな競争になっている先発ローテ枠争いでは、この日登板の玉置、上園、杉山が3回ずつ、それぞれ良い内容だったとのこと。一人でマスクを被った狩野も、1失点なら上々のリードだったと言えるだろう。その1失点は自分の悪送球絡みだったらしいけど。
期待というプレッシャーをどーんとおっかぶせた2戦目の先発、玉置。そこで打者9人パーフェクトだったのだから、「ふるい」どころか一次試験満点クリアだ。競争相手が多数あるので、ローテ枠の最終結果は予断を許さないが、度胸満点の投球スタイルは魅力的だ。去年までは自他共にリリーフ適性を見込まれていたので、「ロングリリーフ可能なブルペン要員兼ローテ谷間の先発」という重要な役割を確保する可能性は極めて高い。応用範囲の広い、貴重な戦力として玉置が機能するようになれば、これは大きい。
コメント
昨日打ったのはスコアだけ見てもボロボロな光原だけですから、結果は結果ですがあまり参考にはならんのと違いますかね。
リーソップから打ったオリックス同様に。そのあとが皆目続きませんからねえ…特に今岡と桜井はどうなんか。反対にどんなピッチャーからもとりあえず打ったってことで精神的に楽になってくれればそれに越したことないですが。
とにかく、勝ててよかった!
玉置、上園、杉山、ローテーションのライバルを競わせる真弓監督流の使い方は、大正解だと思います。
今年は、先発投手『豊作』な予感がしますが、どうでしょう!?
ここ数年来ずっと期待を掛けてきた玉置が
いよいよ今年ブレイクする予感がします。
昨年1軍に登板した高卒生え抜き投手は
玉置(3試合)、鶴(1試合)だけ。
自前で育てた選手が活躍すると余計にワクワクします♪
先発ローテうれしい悩みですがな
安藤、下、岩 ⇒ 確定
石川、上園、阿部、玉置 ⇒仁義なき戦い中の中から二人選出二人落選
うーん落選組も腐らんようにどっかで使ってあげたい。中継ぎへいくか?
江草、あっち、ジェフ、渡辺
ありゃ隙間ねえじゃねえか エクザイルよりメンバー豊富やで 笑
この中から数人暗黒時代へタイムスリップさせてやりたい。阿部なんか速エースやで
また一人、度胸満点の若手投手が名乗りを上げましたね。
一軍に身を置くも登板機会のないまま下に落とされた事も
あったが、着実に腕を磨いてきた。
当日は花粉に苦しんだ様ですけど、それを吹き飛ばす
気合十分の力投でした。
二軍戦から見てきた選手が主力に登ろうとする姿には
見る方も無意識に力が入ってしまいますね。