オールスター休みもにらみながら、好投した金村曉抹消で石川を登録。
ふん、それで前夜の仕返しをしたつもりか?残念だったな。悪いが、まったく仕返しになってないからな。なぜならば、我々阪神タイガースは、どんなにコテンパンにやられようとも、もうちっとも悔しくもなんともないのだ!つまり無敵状態なのだ!ガハハハ…むなしすぎる…。
◇7月18日(土)巨人?阪神11回戦(巨人7勝2敗2分、18時、東京ドーム、45570人)
阪 神 002 010 100? 4
巨 人 202 020 32×?11
【阪神】●安藤(6勝6敗) ジェン 筒井 石川
【巨人】○グライシンガー(8勝5敗) 山口 クルーン
[本塁打] ラミレス12号(巨) ラミレス13号(巨) 亀井10号(巨)
前日の最終回意地の猛攻の流れに乗って連勝といきたかったけれど、中盤までの粘りも及ばず、終わってみれば大差負け。
まあなんと申しましょうか、守備のレベルの違いにタメ息が出るばかりだ。まあブラゼルはね、そういう仕様だからある程度のへっぴり腰は容認しよう、林はもっとチャージしなきゃいけないけど、まあ打つだけの人だからアレか、新井の守備を今さら言っても始まらんか…結局、打つ方優先で、守備意識の低さについては容認しようとしたのに、ちっとも打ててないのが問題なのか。
発想の転換てできないもんなのかね。良く飛距離は天性のもので練習でどうこうできるもんじゃないって言われて、どうもタイガースでは飛距離偏重なところがある。確かに中村豊ではどうやったって150m飛ばすことはできなかっただろう。でも100mギリギリでもチームを優勝に導くホームランを打った。
脚力があるということは瞬発力があるということ。肩が強いということは下半身からの回転エネルギーを一点に集中させる能力があるということ、守備でビッグプレーができるということはカンや予測に優れていて勝負強いということ。つまり守備走塁に優れた選手は、天性の飛距離はもちあわせなくても、ある程度の打撃技術の向上やロングヒットも期待できる。よそのチームのスターを見ていると、そういうバランス型が多いのだけれど、どうもタイガースの場合は伝統的に「突出型」「偏重型」が多いように思う。わかりやすさが人気の秘密なのかもしれないけれどね。
数々の「それくらい捕れるやろう」はもちろんのこと、偽投牽制でひっかけたのに一走ラミレスの盗塁を許してしまった安藤のプレーなどは、まさに意識の低さが如実に出たプレー。ただ守備の意識、レベルというのは、「追いついた」「捕った」「投げた」だけの問題ではない。初回二死二三塁、亀井のタイムリーは外へ逃げていくフォークにくらいついて左前にしぶとく落とす立派な打撃であったが、そこに投げるとわかっているのだからレフトはそこにしかヒットがないということもわかっているはず。打者の特徴と、投手の特徴を考え合わせて攻略法を作る。当然守備位置もセットだ。あの場面、ベストは空振り三振だが、合わせられた場合、三塁線を破られたり、サードの頭の上、レフト前がある。それに備えるのがチームディフェンス。あの完全にレフト前タイムリーヒットという打球を、レフトライナーにしてしまうようなチームになってくれたら楽しいだろうなぁ。現にそれに近いチームはいくつかあるように思うよ。
矢野捕手おかえり。ナイスバッティング、ナイスラン、盗塁刺殺もあったね。リード面では不満だらけだろうけど、いろいろ先のことも考えれば、「矢野さんのリードさえあれば」てな結果にならなかったのはかえって良かったんじゃないかな。
これまでタイムリー欠乏に苦しんでいた平野、ナイスタイムリー×2。
ジェンはナイスピッチ。監督が違えば2イニング投げられるように打順考えてくれただろうけど、とにかく1イニング完璧。力になってくれよ。
筒井、石川は試合を壊しちゃったけど、まあ良いよ。筒井は今までと違う次元で勉強になっているだろうと思う。石川ははじめのが振り逃げになってなかったらってのもある。
ブラゼルの打球が当たってしまった金本が心配だね。大事ないと良いんだけど。ただ役を軽くしてあげる好機として使ったって良いとも思うけれど。
今日は能見が再度先発にトライ?スミイチ失点でその後立ち直ってずっと粘って逆転勝利ってシナリオで行こうか(笑)。
コメント
昨日が本当の姿か!
相変わらず、守備緩みのベンチの作戦。なんで、バルが抹消なのかがハッキリ出ていた。去年の三塁線ぎりぎりのファインプレーが懐かしい。勝利優先のチームではなく記録優先になってはいないのか?全く「ベンチがアホだから」を十二分に堪能させてくれた。
今日は朝から、鉄人を休ませろというtoraoさんにしては強いメッセージに驚きました。
突出してくる若者の煌きを見たいと強く思うのと同時に、老いていく者の顛末にも同じように非常に関心があるのは、皆同じ思いでしょうからね。
配球による守備位置の確認などやはり「ベンチ」がちゃんと仕事をしていないという事か…
昨年ファーストでゴールデングラブなのにサードに回された新井(元々サードは下手くそだった)や、ある程度の守備ミス覚悟のブラゼルも、本人より「ベンチ」を責めるべき……打てず守れず、なんとも「中途半端なチーム」にしてしまったものだ。
イアンさん、
>鉄人を休ませろというtoraoさんにしては強いメッセージに驚き…
行間を読むのは自由ですし、大事なことですが、「意訳」は不要ですよ。
イチローだってマリナーズを優勝には導けないわけで。
偶に起爆剤は必要と思うけれど、
そのとき周りがやる事をやって無ければガス無し100円ライターだしな?
捕手は経験とデータだよね。
復帰してすぐに満足なリードってのは酷だよ
でも同じミス(リード)は繰り返さないのが矢野さん!!
矢野さんの怪我にチーム不調の責任をかぶせるなんてありえん!
全員が全力で前進してこそ開ける道があるってもんだ
昨日の亀井のタイムリー、私には金本のチャージ不足のように思えました。今年は何回も目にした気がします。
瞬時の反応が鈍り、思い切りの良さが無くなるのはやはり鉄人といえども「老い」ってやつでしょうか・・・自分にも言える事ですが(笑)
>「矢野さんのリードさえあれば」てな結果にならなかったのはかえって良かったんじゃないかな。
確かにそうだと思います。それだけに後を継いだ狩野にはピリッとしたところをみせてほしかったです。ここからが本番!気持ちで負けちゃだめだよ!
巨人と試合してると情けなくて泣きたくなりますね。勝利も、育成も、信頼も、厳しさも、伝統も、成功も、何もかも手にしているチームと、そのすべてを手放したチーム。
守備軽視にしか見えない現状の戦い方ですが、キャンプ前は確かに「守りの野球」をうたっていたんですよね…
金本の打球直撃についてなんですけど、打者ブラゼルの時点で打球コースや速度は予想範囲内、そしてミスター反射神経ですよ。
原因はなんだ?
脚の状態?集中力?
直撃した事より避けきれなかった金本がとっても心配なんですけどね。
確かキャンプインの時には「守りの野球」を掲げていたような気が
するんだけど気のせいだったか・・・。
赤星がいない中、まともな外野守備のできる平野を早々に引っ込めるとか。
元々内野手の選手を外野守らせるとか。
(バルとか昨日は水田も)
監督が内外野でベストナイン取る選手でしたから、夫々の専門性には
疎いのかもしれません。
本当に守りを中心にチーム作りをするのなら、今の状況は最も
それとはかけ離れた状態。
打球が飛んで、安心できるのは鳥谷と平野だけ。
ベンチが・・・と言うより、守備力の高い選手を揃えきれない
球団の責任は重いですよ。
金本の連続フルイニング出場が始まったのが
1999年の7月21日、明後日の甲子園のヤクルト戦で10年になります。
骨折もあったけど、今が、最大の正念場のように感じます。
頑張れ金本。
今日の試合、やってくれそうな気がします。
劇的勝利の口火となった新井さんの「執念のヒット」。
日テレ解説陣ばかりか真弓監督も称賛したが、渾身のフルスイングからのポテンヒットでもなく、タイミングを崩されたのを懸命に食らいついたわけでもないただ結果オーライの情けない打撃だった。
悩める新井さんがこの結果オーライから乗っていけるか注目した。3打席まったく上昇の兆しなし。(最後の帳尻ヒットは見ていないけど)
やっぱり新井さんはそんな単純な選手ではなかった。
ひどい守備のオンパレードだったけど、同点に追いついた直後の小笠原のレフト線二塁打、あれは情けないね。
もう休ませてやろうよ。バルの三塁守備を見たい!
ほんと、ひどい守備でしたね。
新井もブラゼルも打ち取ったあたりをヒットにしてしまうし、金本、葛城、林に至っては正直外野手としての基本すら危ういレベルにあるのではと思います・・・。
おまけに上で挙げた選手達が試合に出てる間打席の方で貢献するのなら救いようもあるんですが、如何せん大して打ってないときたもんだから投手はたまったもんじゃないでしょう・・・
それにしても、前にも言いましたが外野守備が断トツにひどすぎますね。
他球団は1軍に最低でも2人は守備力の高い外野手がいて、更にファームにもその次の世代まで将来見据えて指名し育ててる状況なのに、一体阪神はどんだけ無計画なドラフトしかしていないのか・・・。
といってもファームですら外野守ってないバルや水田に守備固め(?)で外野守らすぐらい守備軽視してるのなら、もっと将来の為に2軍の柴田・大城・高橋ら若手を順に上げ下げして1軍経験積ませた方が、仮にエラーしたとしてもよっぽど価値のある痛みでしょう。
明らかに崩壊している1軍守備を棚にあげ、2軍の若手にはまだ1軍レベルじゃないどうこう難癖つけて全く経験積ませようとしない首脳陣には呆れます・・・。
再建計画、まず勝ちゲームの場合弱い肩の金本は、終盤は交代です、監督は、そう思ったら説得する。新監督は、人気面を考えてOBからなーんてケチのこと考えてたら再建はできない。新井は、タダでさえ守れないんだ、ここ一番で打てなかったら代打要員や、足が速くて守備範囲が広い肩もいい野手を執る、そして育てろ、秋季キャンプは、怪我をしてもいいくらい暗くなるまできたえろ、いったいいつまで下柳頼みや、
大阪から応援しに行きました。
試合結果はさっぱりでしたが、でも、生で見るのは楽しいものです。
レフトスタンドなので、阪神のファンまっただ中で見ました。
関東弁の阪神ファンの会話は少し違和感がありました。
反対に坂本の「動きのよさ」とラミレスの「ファンサービス」には感心させられました。
新井選手の不振はひどすぎる。このまま出場させることは、かれの選手生命をつぶすことになる。2軍で来期にむけて気楽に身体ずくりや、フォームがためをさせてほしい。彼をはずすことが、いまタイガースに一番必要なことだ。
2軍をふくめて全体の活性化を希望します。