べつになんということはないんだけど、「今シーズン」のプロ野球関連ニュースをまだなんとなく遠ざけておきたい私だった。
だからカープ緒方孝市&ブラウン監督の最後の試合は、このスポニチの写真やネガドラさんの記事で追体験した。緒方選手長い現役生活お疲れさま。よくもまあいつも良いところで打ってくれました(笑)。
否応なしに、タイガースの来季にも意識が向くのだけれど、まあそっちの方もぼちぼちと、おいおいに。ただ実力・人気・実績とも申し分ないノムさんを、2位という好成績でも契約継続しないというイーグルス経営陣のニュース(サンスポ)には、タイガースの来季と絡めて、感じるところがあった。実に現代の経営者らしい判断であると思った。おそらくは将来的なビジョンがあって、そこに向かう工程表があって、逐一その進み具合を点検、修正しながら実行しているのだろう。功績は功績。しかし、リスクや弊害も総合的に判断する。その時々の目標をクリアしていくために、限られた経営資源をどこに投下し、どうやって最大限有効活用して行くか。「なんとなく」や「この業界そういうもん」ではない明確な判断基準があるのだろうと想像する。これ、まだまだいろいろ言いたくなるけど、またにする(笑)。
今岡が退団記者会見で現役続行希望(公式)。過去のスタープレーヤーとの悲しい別れを考えれば、一連のストーリーは非常にスッキリしたものだと思う。憶測で大変申し訳ないが、岡田氏Bs監督就任というのなら、氏との尋常ならざる結びつきがある今岡のBs入りも濃厚なのではないだろうか。
思い出深い選手がチームを離れるのは淋しい。このブログを書きながら経験した05年の優勝。あれは確かに「みんなで優勝」だったけれど、今思えば、「今岡で優勝」という部分がいかに大きかったか。攻撃陣の繋がりは147打点をあげた打点王5番今岡を中心にしていた。チャンスで1本。それどころか、塁上の走者をまとめて返していた今岡を思い出す。目の前で目撃した、連敗中苦しい試合での逆転満塁ホームランを思い出す。8月上旬、独走のタイガースは失速しかけていた。いてもたってもいられずハマスタへ行った。1点ビハインドの8回一死満塁、きっと打つと思っていたら、今岡は「僕らの夢を乗せたでっかいホームラン」を打った。これで優勝だと思った(正しくは9月7日まではまた確信が持てなくなるのだけどw)。あの夜空に見た弾道だけは生涯忘れることはないだろう。
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思い込みの激しい打撃職人。どうか気の済むまで道を追い求めて欲しい。
コメント
今岡、個人的には盛大に引退セレモニーをやって、『本当に素晴らしい選手だった』と(立浪や井上のように)惜しまれながらタイガースで引退してほしかった。
新天地でも頑張ってほしい。
C緒方選手、お疲れ様でした。ホンマによう打たれましたね。特に左投手に強かったイメージです。マイク仲田や、猪俣、湯舟なんか、めっちゃ打たれたと思います。
今岡選手、遅咲きだったので、40歳位まではやれると(根拠無しに勝手に)思っていたので残念です。他球団で頑張って欲しいと思う反面、やはり生涯タイガースで終わって欲しかったという思いが強いです。
私が一番印象に残っているのはやはり2005年、試合数を越える147打点!一番驚いたのは最終打率.279だったという事!どんだけチャンスに強いねん!チャンスで殆ど打ってましたね。バットの芯に当てるのが、落合氏並に、物凄く巧かったと思います。2005年は印象に残るホームランが多かったのですが、中でも私が一番印象に残ったのは、シーズン終盤、甲子園での中日戦、鈴木投手から10球粘って、レフトポール際へ3ラン!あれは気持ち良かったな?。多分、バットのド芯だったと思いますよ。
確か入団当時は、「駿足、強肩のショート」という触れ込みだったと思います。今では信じられないですが(笑)時の経つのは速いもんですが、35歳、まだまだやれる年齢。他球団で復活されるとちょいと悔しいですが、頑張って下さい。
野村から星野監督に代わった2002年、平塚球場で目と鼻の先で見た今岡はやる気と自信で光り輝いていました。
しかし悲しいかな、最近はすっかり往時の精彩をなくし虚ろさが目立っていました。
天才肌の特徴でしょうか、力と技の衰えを体力増強や精神鍛錬でカムフラージュできず、自分にあまりのも正直過ぎたのではないかと思いました。
これを機に、楽天の山崎選手のように、人生七転び八起きの心意気で、新天地で活躍してくれるものと信じています。
今岡は05年暮れに4年契約を結んでいたのでこういう結果になったわけですが、NPBもMLB同様契約内容をオープンにすれば、選手が余計に叩かれることもなくなるのに。
さて、金本の3年契約も切れました。今後は成績相応の単年度契約にしないと、誰もが不幸になります。せいぜい「新井先生よりは上」の2.5億にしておき、出来高を5億でも6億でも付ければいいのでは?
今岡選手の退団は、生え抜きの選手でもあり非常に残念です。まだ年齢的にも若いので、十分活躍できると思います。ぜひとも新しいユニホームで活躍してくれることを期待しています。
毎年、12球団中11球団、つまり大多数のプロ野球のファンやチーム関係者が虚脱感を感じる季節が今年も(少しだけ早く)やってきたということですね。私は既に意外とすっきりした気分ですが、toraoさんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今岡。今のところ他球団からの消極姿勢の声はあっても、再爆発に期待する声や賭けに出ようという声も今のところ無いようですね。
守備走塁が×で、打撃だけが頼みの綱の割りにこれが長期不振では年俸が如何に下がっても難しいのかもしれません。私の極個人的な見解としてはデータや常人の常識でできっこないことも天才が何の根拠もなく「できそうだからやってみる」と言うと本当にできてしまうことがあるのを経験的に知っていますので、ことプロ野球の世界なんだから誰か手を挙げてくれてもいいような気がするんですけどね。
景気も悪く、どの球団も若手への世代交代を図ろうとする中、再生工場役だった野村監督も辞任のようだし、こんな時に「それポン!(いやチー!かな)」のと反射的に言える面子は落合監督くらいでしょうか、私は以外に阪神が海底摸月!・・・でもフリテン。しかも故意・・・という(阪神ファン的な変態性)希望があったり・・・なかったり・・・なんですが。
江夏、田淵、野田、関川、久慈、新庄、古くは田宮、別当…。
彼らは阪神を追われ(新庄は少し経緯が異なりますが…)移籍先で優勝の栄光をつかみ取りました。
タイガースには第2のピークを新天地で極める男たちの系譜がある。
そこに新たに今岡の名前が加わることを祈ります。
楽天の野村監督「解任」の件ですが、想像するにに楽天球団としては統計を重視した「セイバーメトリクス野球」をやりたいんじゃないでしょうか。
そのために、ある意味「セイバーメトリクス野球」の対極にある「無形の力」をポリシーにする野村監督はもう切りたかったんじゃないかと。年俸を高いでしょうしね。
球界参入当初の頃、楽天の三木谷さんが雑誌のインタビューで「『マネーボール』は面白かった。ああいう野球をやりたい」と語っていたのを覚えています。
その後、楽天がアスレチックスと提携するという報道があり、「やっぱり楽天はこういう方向で行くんだな」と感じました。
セイバーメトリクス野球は、ある意味監督の采配力を必要としない野球です。もっと言えば、采配力というものの存在を認めない野球と言えます。
そういう意味では、野村監督の「解任」はもっと以前からの規定路線だったのだと思います。
過去記事を読んでいたら
じわじわと泣けてきました。
退団の正式発表以来、
なにをしていてもうわの空で
自分がマコドンを
どんなに大事に思っていたか
痛感いたしました。
どんさまのもとで再起を図れるなら
こんなにうれしいことはないと思いつつ、
ウチのイマオカとして
「幸せな野球人生だった」と
送れなかったことを
哀しくも思います。
しかもあのユニ、どうにも似合わないような・・・
負け惜しみじゃなく、2人とも。
確かに、阪神の今岡が去るのは寂しい。
ここ4年は故障からの不調で色々厳しい声も聞こえてきたでしょう。
けど、05年以降の今岡誠を一番許せなかったのは何より今岡誠本人
だったのでしょう。
その許せない自分に決着をつける為、選手今岡誠を納得させる為に
新たな道を歩む事を決意したんでしょう。
何処のユニフォームを着ようと、また来年甲子園に帰って来いよ。
今岡ありがとう。
そしてトライアウト頑張れ!!