クラシリセ2初戦ははDが先勝、勢いつけて前段から3連勝でアドバンテージ消し。
藤井も野本もキラキラしてるねぇ。Gは長い待ち時間をこの1試合で追いつけたかどうか。
パはまさかまさかの逆転サヨナラ満塁HRの大どんでん返し!ザ・ベースボールのど派手な札幌開幕となった。いいなぁ…(笑)。
あらためて言うほどのことでもないが、今残っている4チームは、いずれも堅実な守備と、高い走塁技術や機動力、臨機応変な攻撃パターンを持つという特長をもっている。極論するなら、そういうチームでなければなかなか「リーグ2位」の地位も覚束ないということだ(話の流れで、あえて投手力には触れない)。
それらを得るには、目的を定め、そこに到達するための手段を考え、実行し続ける、一言で言えば、「ちゃんと練習すること」が最も大切。だからお願いだから首脳陣頑張ってくれ。
もう一つ共通しているのは、主軸打者には飛距離と勝負強さを持つ打撃型の選手もしっかり持っているということ。発掘、育成によって確保した守備走塁型選手と、場合によっては(というよりほとんどの場合は)補強によって得た攻撃型選手を、程良いリスクバランスで配置していることが良くわかる。
そうすると、打順についても、守備位置についても、守備走塁型の選手が就くポジションと、打撃型の選手が就くポジションがおのずと決まるワケだ。各チームの陣容をずらーっと思い浮かべてみる。あえて今さら言うでもない結果が現れる。
・打撃を重視して配置すべきポジション=(順に)一塁、レフト、サード
・守備や走塁や作戦面を重視すべきポジション=(以下同格で)捕手、二塁、ショート、センター、ライト
本当に今さら言うほどのこともない。しかしタイガースではもう何年も何年もライトに打撃型を補強しようとして失敗し続けている。とにかくそれが気に入らない。守備走塁等を重視し、その上で打撃力があるというのならもちろんそれに越したことはないが、そうそう上手くいかないというのであれば、ちょっと考えるなり、工夫するなりできないものだろうか。どんな野球をしたいのか、どういうチームで戦いたいのか。それが徹底していないから、練習も徹底せず、編成も徹底せず、徹底しないチームが出来上がる。
一冬でどうなるもんでもないとは思うけれど、フロントも現場もとにかくその「悪しき伝統」を断ち切る転機にして欲しい。「打ってくれ」「点取ってくれ」とぼやくのは、あくまでもこっちの仕事なんだから。
コメント
ほんとに、中日って育てながら勝ってる。
大きな補強もしないのに、強い!若手も
守備から、徹底さすからハイレベルになるし。
落合さんの教育方針は、よくできてますよね。
阪神も、こうゆうチームでも強くなれるん
やから、すぐ補強じゃなくて、いいかげん
学ばなあかんわっ!首脳陣が、投げ出してる
ように見える。使ったけど、ダメでした!って++;
タイガースに関りないクラシリは観ない、というのが家人との基本的合意。結局、毎試合スカパー見てます。
苦労を重ねた中谷が、「けっぱって」楽天の準レギュラー、仁は効果ある2安打、リードの是非は楽天の投手陣を知らないので、不明。結果は諸兄ご承知のとおりの激戦。
選手も育て、のファンも育てた両チームに先ずは拍手(驕るジャイアンツは、東北、北海道の大票田を失ったのでは…)
このゲームは公正に、ベースボールそのものを楽しめました。
桐一葉散って、日本列島は空しい秋晴れ。
CS逃した直後は、「CSなんて、見るもんか!」と思っていたのですが、やっぱり気になって、Sニュース見てしまいますね。
長々と、時間をさいて詳しく報じられているのを見ると、羨ましくてしかたないです。 確かに、タイガースは中途半端ですね。ディフェンス重視の野球と言っていた割に、実際は、バルディリスを外野で使う等、攻撃重視のオーダーで、かといって、得点力が有る訳でもなく。練習も、守備練習重視、ドラフトにしても、守備力重視で選手を選んだ方が近道なのかもしれませんね。
別に今年に限った話じゃなく、何年も何年も
繰り返したビジョンと、チーム作りのグランド
デザインに欠けたドラフトやファーム戦略に端を
発してるんですよね。
こう言うチームを作るんだ、数年後を見据えた
選手を揃えるんだ、と言うモノが何も見えてこない。
ここにも筋の通った徹底さがない。
強さが持続するチームは、その辺がまるで物語を
紡ぐ様に連綿と繋がり、適材適所と層の厚さを
作り出す。
一時のカンフル剤やスパイスも必要だろうが、
やっぱり一本太い背骨が貫かれてないとね。
中日が大きな補強をしていないわけではない。
FAで和田や谷繁を獲っている。
福留や川上の流出があるから目立たないけど。
補強してないんじゃなくてうまく補強しているんだと思う。
管理人さんいつも楽しく読んでいます。
ロッテファンのものですが、楽天さんはセカンドの高須や小坂(ロッテ→巨人→楽天)を中心に守備がいいですよね。乗りに乗ると怖いんですが、ドミンゴやら福盛やら、まぁネタともいえる炎上劇があるのが憎めないところなんですかね(笑)
ただ、現実に阪神は去年まで、動かない「打ってくれ」「点取ってくれ」の岡田野球で勝ってたんですよね。動かないなら動かないという徹底の仕方もあるんじゃないかと思います。
その上で重要なのは、そういう岡田野球を継承するのか、革新するのかハッキリさせることじゃないでしょうか。それは真弓監督のカラーを出すことだと言い換えてもいいと思います。
梨田監督のように前監督の野球を継承するのか、原・落合・野村監督のようにチームをオレ色に染めるのか。日本で12人しかいないプロ野球の監督ですから、自分の思うところをトコトン貫いてほしいなーと思います。