人間とはつくづく利己的なものなんだろうね。
だから自己犠牲が美しく見えて仕方ない。チームスポーツを美しく感じるのも、そんなところにあるのかも知れない。
そんなことを考えながらつらつら。
・次の塁に進もうとする勇気を褒め称えること。前の塁を狙って失敗した者を責めないこと。
・自分を犠牲にしてでもチームに貢献しようという姿勢を無条件に讃えること。
・自分のスイングをすべき時に、自分のスイングをした者は、結果に関わらず褒め称えること。
・人知れず基本通りのカバーリング、バックアップをしている者に気付いたら、必ず褒め称えること。
・次のプレーを予測し、声をかけ合って準備すること。
・やられた、と思った瞬間からの悪あがきが大事。最後の最後まで粘れ。
・打つのがダメな時は、守りで、走りで、声で、手伝いで…自分にできることでベストをつくすこと。
・努力による小さな成功の種と攻める気持ちは宝。怠慢による小さな失敗の種と逃げる気持ちは毒。
・戦争ごっこではあっても戦争ではない。フェアであること。クリーンであること。
・相手の好プレーを認めること。
・相手チームができたことは自分のチームにもできる可能性がある。最後まで諦めないこと。
・優れた団結力は、個々の能力の単なる集合体を軽く凌駕する。
・プレー以外でゲームを支えているスタッフに感謝の意を表すること。
・競技を考えた人、面白いものに発展させた人、夢中になってプレーしていた人、夢中になって観戦していた人、それを教えた人、伝えた人、広めた人、文化として根づかせた人、スタジアムに連れて行ってくれた人、一緒に練習した人…数限りない人たちがいて、今自分がグラウンドの上でボールを追いかけることができている。それを忘れないこと。
コメント
プロなら当然、このようにな事は頭に入れてプレーしていると信じていますが、かつてのタイガースは??でした。
しかし、金本加入後はチーム全体の意識が変わった感があります。 あれほど「全力疾走」する四番打者は見た事がありません。 今夜は、その素晴らしい「功労者」の晴れ姿を、目に焼き付けたいと思います。
つい先日発売したての、赤星の著書に、
同じようなことがいろいろ書いてありました。
私はその赤星本を、単なる野球書としてではなく、
むしろ他の分野で成功したいと思っている全ての人の、
バイブルになり得る本だと思いました。
野球ってほんと面白いですよね、、、
チームプレーなのに「合気道」とか「弓道」のような、
心意気?みたいなものが多分に影響するスポーツなんですよね。
その根底にはtoraoさんの書かれているようなことがあって、
それで初めてチームとして上手くいくんでしょうね。
そしてやっぱりそれは野球という一つのフィルターを通して書かれてはいるけど、
でも人間が人間として幸せに生きていくための条件なような気がします。
今晩はアニキに「野球道」を極めたものとしての称号を、
是非得てもらいたいです!!
ダルくんがこの間は涌井くんを、昨夜は岩隈さんをほめていて、あっぱれでした。しかも昨夜は試合時間2時間8分だったって・・・。見たかった・・・。
今日は関東は地上波では、テレビ神奈川で放送あります。19時?なんですけどねー。
今日のtoraoさんメッセージは、人生訓でもありますね。
約1年前から友人が職場のことで心に強いダメージを受けていて、快復してきたところ。やっと次の仕事も決まったところなのに、またぶり返しています。私は関東在住で、関西の友人なので、話し相手になる以外になかなか助けてあげられる事がないのですが、このtoraoさんメッセージを心で(ん?気合いで?)届けたいな、と思います。
そうそう、テレビ神奈川で放映するんですよね。
仕事はうっちゃって、7時までに帰宅したいので、兄貴・・7時まで待ってね(笑)
toraoさんの書いてることは選手にもファンにも言えることだなぁ・・・って思います。
むしろファンがこういう姿勢で観戦すれば選手にも伝わっていくんでしょうけどね。
私は今はまだ全然ダメですけどこれから何十年も続くであろう虎鑑賞の中で一個一個クリアしていきたいと思います。
ですよね。
生き残れねばならない、しかし協調性なくしては生きていけないDNAが宿ってるんでしょうね。高校野球などは、自己犠牲の結晶!スバラシイ。
巨人渡辺会長失言「2位か3位でいい」by日刊スポーツ。やっぱあんた器でかいわ‥
庶民は、首位にこだわっていきま?す。
w達成!ナイスゲーム!出来れば、勝利をwowowo
野球に限らず、色んな我々の生活の中にも覚えておかねばならない
事ですよね。
忘れがちになるんですが、何かを成した時、自分ひとりの力でと
勘違いしたり、周りが見えなくなったり。
日々の暮らしの中でも、有象無象の支えや紡いできた思いがある。
よく「○○は人生の縮図だ」と言う言葉を聞く。
toraoさんの覚え書きを見ると、○○に野球を当てはめる事もできる。
野球に対し、競技を楽しむ者として、観客としてもう一度
自分を振り返ってみたい。
野球ってのは面白いもので、どんなスター選手であっても攻撃時、守備時、つねに「誰かのために」動くことを求められる。そしてそれが美しいんですよね。なぜならそれが強制ではないから。
守備時のカバープレイ、攻撃時のアシストから、それこそ進路上のバットを寄せ、スライディングの指示をすることまで、どんなベテラン、スター選手でも必ずやっている。当然のこととして。
それに気がついた時、野球を見る目がまた少し変わってくるわけです。つくづくと凄いもんみてるなあ、と思うのですよ。
何十年見ていても飽きることがないのは、きっとその「深み」のせいなのでしょうね。
自分を犠牲に…優れた団結力…これはチームをまとめる側の雰囲気作りや采配の妙も関係してくると思っております。
また三浦にやられてムカついているもんでね。
前半の無死1,2塁のチャンスで新井のとき,星野ジャパンなら送りバントなのではなかろうか。
1塁空いてカネを歩かせて今岡のゲッツー狙いなら,葛城送って勝負かけてもええんじゃなかろうか。
ええピッチャーやし相性も悪いんやから,そういう采配がほしかったが,終わってみればスタメン9人以外は出番なし。
やっぱり個人の体裁に気を使い過ぎで,まだまだ”犠牲”や”団結”というチーム作りができていない。
この辺が短期決戦に弱い岡田阪神の所以でもあるんでしょう。
to ジジィさま
存在するだけでまわりを変えていく。凄いリーダーですよね、金本は。
to でるさま
ボールとバットでの叩き合いですので、格闘技に近い部分は大いにありますよね。
to メルさま
パの若い世代のエースたち、まぶしいですよね。うちも上園、岩田で輝きまくって欲しいです。
to cooperさま
役に立つかどうかはわかりませんが、一人じゃないとわかれば、強い気持ちになれるかも知れませんからね。
to けいわいさま
>toraoさんの書いてることは選手にもファンにも言えることだなぁ
ナイスコメント!
to toyoさま
協調性よりも、より強い心をつくるために気持ちを合わせるという戦い方なんでしょうね、きっと。
to 西田辺さま
伝統校が底知れぬ強さを見せたりするときに、紡がれてきたものを感じます。
to はみさま
いいこと言いますね。そう、ネクストのバッターがホームベースコーチャーをやるんですからね。本当に集中していないといけません。
to 広虎さま
星野ジャパンならそうかも知れませんね。また確かに今はいろんな野球をして良い時期です。秋口にもそういう野球をしなきゃいけないんですからね。