絶好調の滑り出しを見せた08年、問題のナゴヤドームの第1戦は、実にありきたりなナゴド的敗戦に終わった。
去年は7勝5敗と勝ち越したと言うが、最後のクラシリセ1で大差の2連敗。結局、悪夢を払拭したとまでは言い切れなかった。なんてったって開場以来、3試合やっても1つ勝てないという悲惨な勝率(去年まで通算40勝91敗1分け、勝率.305)なんだから、最後のフィニッシュでこてんぱんにやられたんじゃダメだよね。
だから大事な大事な1戦目、だったのに。
落合監督を妖術使いと表したのはいつからだったか。象徴的な行動や現象と、自チームの成功体験(相手チームの失敗体験)をリンクさせて、「また同じような結果になりそうだ」という心理効果を働かせる手法。もちろんそれは比喩なんだけれど、特に相手チームの弱気を引き出して、精神的武装解除から諦めの境地に向かわせるやり口は、本当に術にかかっているかのようだ。
そしてセの球場の中で、もっともアウェイを意識するナゴヤドームが、妖力を高めるんだなぁ。主力メンバーが変わらないから、応援の大音響が悪夢を思い出させるんだもの。
またそれと関係なく、伝統的に術にかかりやすいチームだということもある。
山本昌やら三浦やら、とにかく各チームに虎キラーと呼ばれる投手がゴロゴロしている。
そういう投手たちは、意外なほど他チームには勝ててなかったりするわけだから、どうやって攻略したら良いのかは、多少謙虚な気持ちを持って、真似すればどうにかなりそうなものだが、いつまで経っても苦手のままにしている。それができない性質ということなのだろう。反省できない人、タイガースくん。「なんぼのもんじゃい」とすぐに熱くなるが、「あかんかったか、まあ、しゃあない、次がんばろ」というあっけらかんとした気質。良く言えば「愛嬌」、悪く言えば「アホ」(笑)。
このロケットスタートの成功は、妖術攻略法の成功だと思っていた。妖術に対するには「なんぼのもんじゃい」と自分の独自性を主張するのではなく、「それならうちにもできる」と真似すること。守りを堅め、不安のない心理状態で投手に伸び伸びと放らせる。打席では粘り強く球数を放らせ、塁上では投手に圧力をかける。そういう下地によって数少ない好機で集中力を発揮する。これが妖術の正体。これをドーム内からただよう感覚的効果に惑わされず、徹底的に対抗して、辛抱し合うのが妖術攻略法。
今年のタイガースはここまでそれを貫いていた。まるで魔法にかかっているかのように、去年とは違う野球をやってきた。まるでナゴヤドームのドラゴンズのような野球をやってきた。
今季初めて2番の平野に代えて関本を使ったこと、5試合振りに5番サード今岡を戻したことには、それはそれは深い理由があるのだろう。しかしどんな理由があったにせよ、「去年とは生まれ変わったまるで無敵の自分たち」に対して、なんとなく去年ぽい方向性、打撃に重きを置く方向性に変化することが得策だったとは思えない。
もしかしたら、こういう判断をさせること自体が妖術なのかも知れないね。
コメント
ご無沙汰してます。
ナゴドでは自分で勝手こけて自滅するパターンばかりですが
また今年もかぁ。やっぱナゴドだなぁという気分です。
それまでのチーム状態とか関係ないんだなと(笑)
赤星・平野の一二番は今年の目玉だと思ってたので
ビックリしましたが、今日はどうなるかな・・・。
現地応援3連投予定なので頑張ります。
今年も始まったという気分です。
精一杯戦ったけど負けた…という試合にしてほしかったですね。
去年を思い出してすごく暗くなってしまいました。
スタメン全員アンダーシャツ裏返しに着るとか、パンツや靴下を裏返しに着るとか、あほなことですが『妖術破りのまじない』でもやって、平常心を取り戻してほしいです。
ナゴヤドーム初戦。相手は天敵の中田。だからこそ。
今年は守って、走って、ハツラツとしたタイガースを
見せるべきだったと。私含めて多くの人が思ってたでしょうね。
収穫は、去年までの戦いではやっぱりダメと確認できたことと。
鳥谷が相手バッテリーに嫌なバッターだと印象付ける事ができたくらいでしょうか。
鳥谷の第2打席は素晴らしかったです。
追い込まれてから、難しい球はカットして10球くらい
粘ってからクリーンヒット。
試合をする度に、一流選手へ仲間入りしてる気がします。
今岡次第では、後半戦は鳥谷が5番を打つと確信!!
・・・ダメでしょうか(笑)
今岡に文句を言う訳じゃないですが、ただ数日期間をあけただけでまた5番今岡は無いんじゃないかと。2軍戦に出て調子を上げて戻ってきたとかならいいけど、それでも下位打線が希望だけどね。
平野は全力プレーの連続で疲れ気味だからリフレッシュ意味での交代はいいと思う。それなら打順は2番関本はいいけど8番は藤本か坂をセカンドで起用して欲しかった。(出来れば坂)
今日はどういうスタメンなのか。今の状態で5番今岡だけは避けて欲しい。
ドアラ=ほら、この振り子の5円玉を見つめてごらん。ほーら、眠たくなーる。
トラッキー=今年は自ら魔法をかけてきたから大丈夫だよ・・・うーん・・・がくっ。グーグー
ハッ!しまった!魔法のおまじないを間違ったかな?よーし!今夜こそ。
「アッチの悪送球」がすべて‥‥やはり「ナゴヤドームの魔物」の仕業か??
何故、右打者を並べたか、監督の真意はわかりませんが、今日は「勝ちに行く」スタメンでお願いしたい。
そんなに分が悪いんですか‥
知らなかった。
toraoさまの名古屋のお友達に、背番号6の
ナンバージャージをドームに埋設していただき
たいです(笑)永久欠番の方が、効くか??
連敗だけは避けれますように願います!
PS バルディリス上がりそうですね
ナゴドということもそうなんですが、これからGWへ向けての3週間、D?G?S?D?Gと続く15試合のスタートという観点からも、同じ負けでももう少し内容のある負け方であってほしかった、というのが実感です。
思えば去年のGWは目の前真っ暗の9連敗でしたが、先発が早い回に失点し、打線に反発力なくズルズルと…という展開が多かったという印象がある。今年は先発は違いますが、打線についてはまだまだ。心配はしていませんが(なに、9連敗したってまだ貯金ある)、手は打つ必要はあるでしょう。
鳥谷は「打点ブラザーズのアイソないほう」になれると思うんですがね。
尾張名古屋では相も変わらず、自滅する投手と淡白な打撃と、負けパターンのリプレイを見ているようでしたね。
ただ昨日のスタメンを見て、この三連戦は岡田としては、先々の戦力を整えるために、ある程度の負けを覚悟しての戦いではないかと感じましたが…
今岡のスタメン復帰。
これは、岡田が今岡へ何らかの因果を含めて起用したのではないでしょうか?
例えば、この三連戦で結果が出なければ下で調整させる、とか…
そうでなければ、現状の今岡に5番を任せるリスクが遥かに高いことは、当の岡田が一番判っている筈でしょう。
尾張軍も調子を上げてきているので、早めに手を打ちつつも今岡の実績に敬意を払った起用と考えれば納得も出来ますね。
或いは、ただのバクチか!?
(笑)
やっぱり負けたか、、、。
やる前から、絶対負けると思っていた。
岡田もそう思っていたのではないか?
何故なら、
江夏の解説で、テレビ大阪の中継があったから。
テレビ大阪で中継がある試合は、
殆ど負けなのだ。
この前のヤクルト戦でも負けたし。
不思議なぐらい、
テレビ大阪で中継がある日は、負けるのだ。
もう今岡とフォードは諦めて、
今日からは、
勝つ氣で行って欲しい。
中日のスタメンには実に安定感を感じさせられる。
この時期にして既にシーズンを戦う姿を見つけてしまったかのよう。
昨日はアッチソンの暴投で決まったけど、イマイチ調子のあがらない上位打線を下位打線がきっちりカバーした結果。
7番・中村紀って…ホンマにかなんなぁ。
翻ってうちは1・3・4・6以外は流動的。
まだまだ不安定で見通しが立っていない部分さえある…ま、これはこれで楽しめるんやけどね。
今岡に因果を含めての起用は
いつかはあるかとは思っていました。
しかし、2位の中日戦にもってくるとは・・・。
この辺でやめときます。
今は負の言葉の方が多くなりそうなので・・・。
同じドームでも東京ドームは大好きやのに、ほんまに妖術使いなんでしょうな。まぁこのカードは1勝すればいいかと思っとりましたが、みんないやな予感持っちゃいますな。
やっぱり誠話になりますが、2軍に送って時間をやったらどうでしょうね。せっかく1軍外人枠も空いとるんやからバルで景気付けたらええでしょう。
今岡を戻したのはまあ納得してます。打ってくれるに越したことはないので・・・。
問題はやっぱ平野をはずしたことじゃないのかなぁ。
体調が悪いとかならまだしも調子が悪いくらいでは替えるような選手ではないと思います。
阪神がこのまま突っ走ったら私の中でMVPはまちがいなく平野ですから。
関本、今岡と右打者を並べたのは、単純に先発を読み違えたから、なんてことないですよね?
左の小笠原が来るのでは・・なんて始まる前の心理戦から負けていたのかも。。。^_^;
鳥谷は「打点ブラザーズの夜のヒットマン」になれる!
はあ?、いやなにこれしきのことでナゴドの虎ファンは凹んだりはしませんが・・・。
5階まで昇り腰を下ろしボードを見てびっくり!
平野、どこかで休ませたいのはわかるが、よりによって今ここか!
葛城、ずーと好調を保ってきたのに今最も必要な時に、出れない状態なのかな。残念。
今岡、中田打てないのはしゃーないね。それより守備です。今日も他のサードなら取れそうな三塁線を抜くゴロ一本だけ。守備機会ゼロ。
データを採ってるわけではないが、今岡の守備機会は驚くほど少ないはず。守備範囲の狭さが拍車をかけてはいるが、矢野苦心の「サード今岡バージョン」の配球が今まで功を奏してきた。
昨日のドラゴンズには完全に配球を読まれていた感じがする。
右打者は勝負球が内角へ来ないから余裕をもってセンターへはじき返していた。
関本をサードに入れて、内角攻めないと駄目だよ!
まさか「今岡守れんかったら、他のヤツが守りゃええんよ。」なんて指示出てないよね!
アッチソンってあんなに球種が少なかったでしょうか?
スライダーを狙い打ちされてしまいましたね。むこうのアッチソン対策はバッチリという印象でした。
それに対してウチは前回も今回も中田からは5安打しか打てませんでした。
虎キラーと言おうか、ウチが無策なのか…。
とらぼるたさんのコメントを読んで、前回の中日戦のヒーローインタビューを思い出しました。
下柳の好投で2?0で勝った試合です。真のヒーローは間違いなく下さんですが、例によってインタビューには出てこず、ヒーローは1点目の今岡と2点目の鳥谷でした。
今岡のライト前は李のまずい守備でヒットになったもので、「エッなんでヒーローなん?」て感じでしたが、その時のやりとりで、
インタビュアー:今日は今岡さんとこに1本も打球が飛んできませんでしたが・・・
今岡:はい、飛んでこない方がいいです。
私:え?えっ?・・・
じゃあ
「このごろ打席が回ってきませんね」と聞かれれば、「はい、回ってこない方がいいです」と答える?
岡田監督もういい加減にしてください。
昨日は残念でした。
今日は私の中でナゴド開幕です
岡田監督!お願いだから、5番今岡はやめて・・・
ミスからの失点。
狙いを絞りきれない打線。
何故かナゴドでは、ウチの野球ができない。
3点差以上なら中日のゲーム。
2点差以内ならウチのゲーム。
何となくではあるけど、そんな傾向がありそう。
やっぱり、ここと闘う時には、ガッチリとガードを固めた戦法に徹すべきでしょうね。
何点差で勝っても勝ちは価値!
今日連敗しなかったところが今年の強さ!